市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

2021-01-01から1年間の記事一覧

「金メダル問題」の深層

今朝の中日新聞、市民版に「市政回顧2021」の「上」として「金メダル問題」が掲載されている。 2021年12月28日 市民版 「市政回顧2021(上)」 「金メダル問題」 ・・・「市政回顧」の1回目、というか「上」というからには、せいぜい「上・…

生きる戦略

www.chunichi.co.jp 今朝の中日新聞、今年のニュース回顧がはじまっている。1回目は知事リコール署名偽造事件を扱っている。中日新聞としては新聞協会賞ももらって鼻高々だろう。田中事務局長も登場し「なんであんなことをしちゃったんだ」との発言を引き、…

政務活動費における広聴広報費の取扱いに関する問い合わせ

本日、以下の文書を各関係先に送付致します。 政務活動費における広聴広報費の取扱いに関する問い合わせ 令和3年12月23日宛先:減税日本ナゴヤ 御中 複写送付先:名古屋市会議長 服部将也様 複写送付先:名古屋市市政記者クラブ加盟報道各社 御中 問い…

Tの物語 --美濃加茂市藤井浩人前市長問題の一側面--

岐阜県美濃加茂市の藤井浩人前市長が、来年1月23日投開票の市長選挙への出馬を、正式に表明した。news.yahoo.co.jp「浄水プラント」の導入に伴う収賄容疑に対して、2017年に執行猶予付きの有罪判決が確定し、市長を辞職した。辞職時に市長の座を継い…

減税日本の病巣

前回、政治的議論では事実を元に話さなければならないと主張した。そして哲学を心得なければならないと。哲学とはなにかといえば、それは「テキストクリティーク」の事であり、批判する精神こそが現代文明を支える基礎であり、徹底的な批判をくぐり抜けてい…

政治を語る時に必要なもの

次回の話題は「減税日本ナゴヤの病巣」を書くとしていた。もちろん佐藤夕子幹事長の問題であるが、これは河村たかしの問題でもある。河村たかしが減税日本を立ち上げて10年。政党としてまったく役に立たず、どんどんと人が離れていく。その病巣の依って立…

減税日本ナゴヤの政務活動費支出について

現在、国会では「文通費」(文書通信交通滞在費)を日割りにするという議論が行われているようだ。全くくだらない。いい加減、この国は「アレが無駄、これが無駄」というような「さもしい」態度を改めないか。 公務員の給与が高いと、その引き下げを喜ぶバカ…

名古屋城裁判、控訴審

前書き 私をはじめとする「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」が行っている、名古屋城木造化裁判の控訴審が12月9日にあります。それに先立って、準備書面(4)、事実上の最終論告を行いました。(証人の申請をしておりますので、裁判所が採用すれ…

河村たかしは民主主義を理解していない

本日のブログは話題が多い。特に最後の話題についてはとても重く受け止めている。全てに共通する問題は、河村たかしという人物が「民主主義」というものを全く理解しておらず、名古屋市の市政運営が民主的に行われていないという問題だ。いくつもある論点の…

22年(令和4年)度末までに名古屋城天守木造化「基本計画書」策定?

つい先日、コンビニで買い物をしようとしていたら、私の前で支払いをしていた若者が、財布を出す拍子にポケットから何やらカードらしきものを落とした。そのまま気づかずに精算を済ませようとしていたので、背中をつついて「何か落としたんじゃない?」と声…

河村たかし、減税日本から民主主義を取り戻せ

追記: 現在、衆議院総選挙愛知2区(守山区、千種区、名東区)に、東区選出の自民党市議が立候補している。東区(愛知1区)からのお国替え出馬となっており、住民票がまだ東区にあるらしく、ご自分には投票できないという珍事となっているらしい。 それは…

矢野康治財務省事務次官論文について

文藝春秋11月号に「財務次官、モノ申す-このままでは国家財政は破綻する」と、現役財務省事務次官である矢野康治氏の論文が載っており、話題になっている。選挙に向けて各党が給付金や助成金、さらに消費税減税等を訴える中で、こうした「バラマキを続け…

針のむしろの3年と200日

本日は大村愛知県知事リコール署名偽造事件で逮捕された広告関連会社前社長山口彬被告の初公判の日となっている。9月24日に行われた田中事務局長とは分離して審議される。 田中被告(事務局長)は起訴内容の認否については明白にしていなかったが、山口被…

永遠の謝罪論

現在行われている名古屋市会9月定例会の冒頭、服部将也議長から異例の談話がなされた。名古屋市会 本会議録画中継 内容は、9月26日で62年目を迎える伊勢湾台風における被害者への慰霊と、その「伊勢湾台風によって街が綺麗になった」などというとんで…

書類送付を受けた4人目はたぶん私だ

もうしばらく放置しておこうと思いましたが、全国的にも大きく取り上げられ、思う以上に注目を集めておりますし、自分としても整理しておくという意味からも、当ブログに書き残しておこうと思います。9月9日に「知事リコール署名めぐりジャーナリスト津田…

魂に苔を生やすな

残念だよなぁ。まず、一番最初に断っておきますが、私は元々政治なんぞド素人だし、一市民として名古屋市に長く生活はしているけれども、名古屋市政についても系統立てて習ったわけでもない。そういう意味では非常に偏ってもいるだろうし、見えていない部分…

河村市政100日

8月13日は河村市政4期目開始より110日目にあたる(私は当初8月13日で100日と思っていたが、ご指摘を受け確認してみたところ、8月3日が100日目で、13日は110日目だった) 私はこのブログで、政治家が公約を果たさないのは、有権者が公…

「私たちの『表現の不自由展・その後』」事件について

前回情報が飛び込んできたと言っていた「私たちの『表現の不自由展・その後』」について、詳細が判明してきた。今の時点で言いたいことは。1.愛知県警はカカシか 2.名古屋市は無法集団 3.エリートは矜持を持てということに尽きる。(ここから、愛知県…

ネトウヨ親父と「十二人の怒れる男」

中区役所の8階にある栄ギャラリーで「わたしたちの表現の不自由展」が始まった。 感染症対策という意味も含めて、会場を広く取り、1時間毎に入場者を50人程度に制限して運営されているらしい。日曜日(最終日は、終了時間が早い)まで、開催されているそ…

増田市議、離団への経緯(3)

前回に続いて、増田市議が減税日本ナゴヤを離団、離党した経緯について書きますが、増田市議の問題というよりも、佐藤夕子市議の問題であり、河村たかしの問題をお示しすることになると思われます。 その前に、ちょっとした出来事をお知らせしたい。名古屋市…

増田市議、離団への経緯(2)

前回先送りした、増田市議が離団を決意するに至った事情について、書いていきます。 昨年の7月2日に佐藤夕子減税日本ナゴヤ市議団団長(当時)は自民党控室を訪れる、昨年の混乱を釈明する場として訪れたものだったようだが、その際にボイスレコーダーを忍…

増田市議、離団への経緯(1)

名古屋市会では6月定例会が始まっている。 市長選挙直後の6月定例会というものは、通常であれば新市長による新たなビジョンに沿った政策が提示され、それに準じた予算が上程されるものだが、この議会にそのような新たな提案はあげられていない。名古屋市始…

原理/プリンシプル

げん‐り【原理】 1 事物・事象が依拠する根本法則。基本法則。「てこの原理」「民主主義の原理」 2 哲学で、他のものを規定するが、それ自身は他に依存しない根本的、根源的なもの。 原理とは - Weblio辞書 あいちトリエンナーレにおける「表現の不自由展…

河村たかし寄稿に対する疑問(SNSより)

前回のエントリーで文藝春秋の7月号に掲載された河村論文について検討した。文中でも様々な方々がこの文章の疑問点を指摘していると書いたが、そうした中から2つご紹介したい。まず、河村自身が、この寄稿について告知しているツイートを引用しておこう。…

「河村たかし『不正署名』疑惑に答える」という疑惑(文藝春秋2021年7月号より)

文藝春秋 2021年7月号 に河村たかしが寄稿している。大村知事が5月号に「私は河村たかし市長の嘘を許さない」と題して掲載した文章に対する反論であろう。文藝春秋は菊池寛が創刊した頃より、こうした両論併記を文化としており、私も立花隆(NHKを潰さ…

pass the buck to

問題となっている「コロナ禍でのオリンピック開催」について、菅首相が「私自身は主催者ではない」などと発言したようだ。見事なまでの責任転嫁発言で、それ以降、本人も周囲もこの言葉の恥ずかしさ、重大さを感じていないようだ。病膏肓に入るというのだろ…

為すべき責任を果たしていないのは誰か

読まなきゃ良いのに、今朝も中日新聞を読んで今、怒り心頭に達してこれを書いている。その他にやりたい事、やらなきゃならない事はたくさんあるのに、これを書いている。本当に、我慢がならない。中日新聞の地方政治担当記者はカスか! 「ばらまき」は悪か?…

六月二日はリコール記念日

追記(6月8日):下で名古屋市長選挙において当選者が失職した場合、選挙から3ヶ月以内であれば次点候補が繰り上げ当選するかのような記述があるが、「市長選挙においては繰り上げ当選はない」とのことであり、お詫びして訂正させていただきます。 誤情報…

ネトウヨ市長の怪気炎(月刊WILL)

現在発売されている月刊WILLに河村たかしの寄稿が載っている。(寄稿というより、談話を書き起こしたもののようだ) まず、月刊WILL自体、この7月号の「総力特集」が「中国は人類の敵!」とか来ていて、たいがいファナティックな代物になっており、…

依法不依人

1.テレビに出ます 2.名古屋城裁判 2-1.復元と復元的整備 2-2.下検査について 3.法四依 4.リコール署名偽造問題について 1.テレビに出ます 名古屋市市長選挙の期間中、東海テレビの取材を受けていたのですが、どうもそれが放送に乗るようです。 放送日は5月…