市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

2012-01-01から1年間の記事一覧

政治の条件

生きていく上での糧を得るための活動。つまり、日々の活計(たつき)を得るための商売であれば、何を企てても良いだろう。その結果は市場原理の中で評価され、社会性を持ち得ない活動は排除される。 しかし、自分だけ良ければ良い、または自分の人生の思い出…

平成23年12月6日財政福祉委員会における虚偽発言

幾つか選挙の直前、または選挙期間中に結論が出た事柄があるのでそれらをご報告する必要がある。 減税日本の代表である河村たかし氏については、もはや一日も早く市長を辞していただくべきだろうと考えるが、その彼が「でっち上げた市議、県議たち」について…

映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」

やっと落ち着いて時間が取れるようになったので、久しぶりにレンタルビデオ店に入って幾つか見逃した映画を見ることができた。その中でも今日は映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」について若干述べてみたい。 私は戦争は嫌いだが戦争映画は大好きだ。 戦争…

市職員の採用不正問題

総選挙が終わって「中署が騒がしいヨ」という話を聞きつけていたら、中日新聞の一面に「名古屋市幹部採用で不正/答案改ざん『市議の口利き』」となかなか衝撃的な記事が載った。中署ではなく、県警本部の案件らしい。 職員の採用だとか市営住宅への入居に「…

落魄の減税日本

12月19日 午後6時より河村事務所において「減税日本」の全体会議が開かれるようだ。国会議員候補、県議、市議、及び有力支援者が集まって党の今後について話し合われるという事らしい。 落魄の減税日本 ところで、こういった減税日本関係者は、それでも…

ペニーオークション詐欺から考える

いやぁ〜あ、得がたい体験をした。なかなか色々と面白いものを見させていただいた。 その中には書けない事や、書くことが私の生き方に反する事も多々含まれる。 また、一切の誤解に対しては弁明をする気は無い。 勝手に誤解しておいて戴いて結構。 ところで…

どうして僕は、ここにいるのだろう。

「どうして僕は、ここにいるのだろう」というのは、布施明の作詞、作曲、歌唱でヒットした「落ち葉が雪に」の一節だが、このフレーズが口を突いて出ることが多い。 私も色々な経験をし、この社会を様々な視点から見てきていると思っているが、なかなかできな…

河村市長不出馬?

朝っぱらからメールが届いた「河村市長辞めるのを止める」 ? 最初、辞職を表明したのかと思った。 ところが聞いてみると「市長辞職を止めて、衆議院選挙にも出馬しない」との事らしい。 ・・・・なんじゃそりゃ? 時系列で得られた情報を羅列してみますと。…

「減税日本」という存在は

本日、11月21日から名古屋市会11月定例会が開かれる。 本来であれば少々、名古屋市政の問題に関してお願いしたいこともあったのだが、各党においてはすでに「選挙モード」でとても対応できるような状態では無いらしい。 こういった状態を文字通り「政…

減税日本市議県議に送る、離党の届け出(コピーフリー)

追記(11月19日16時):前回のエントリーにあるとおり、名古屋市東庁舎の減税日本ナゴヤ控え室に冨田市議の政務調査を見せてもらいに伺いました。 午前中は冨田市議、いたようですが、私がお邪魔した時には既に帰られ、受付の事務の方にも言付け等は無…

減税日本ナゴヤ冨田市議(中村区)市政報告会

中村区において減税日本ナゴヤの冨田市議が市政報告会を開催されるというので参加してみた。冨田市議は非常に陰の薄い方で減税日本ナゴヤの中でも「キャラが立っていない」「キャラが立っていない事がキャラになっている」と言った口で、果たして話せば判る…

河村たかし終了のお知らせ

永らくご愛顧いただきました「総理を目指す男」「気さくな64歳」河村たかしでございますが、本日をもって終了いたしました。・・・・というか、政治生命の終了でしょう。 そもそも河村たかしの政治生命の終了などというタイミングは幾つもあった。 考えて…

減税日本終了のお知らせ。

短い間、名古屋市民を騒がせた「減税日本」でございますが、本日をもちまして営業を終了させていただきます。今後は、合併する太陽の塔への変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 ってか? なんとも、酷い話だ。 緑区議会報告会 本日(11月…

TPP参加に対する私見

野田総理がTPP参加を公約に明記し、衆議院選挙の争点にするらしい。 完全に間違っている。(今日は完全に主観全開で書きます) 愛知県は工業製品の海外輸出が地場産業でもあるので、大村知事もTPP参加には賛成の態度のようだが、これも間違っている。…

「なぜ(略)に答えてみる」で書き漏らした事など(後編)

幾つかの盛り込めなかったトピック、論点を補足しようとしたら、またまた長ったらしい文章になってしまったので、最後の後編ではトピック毎のつながりを無視して列挙していくようにします。と言うような前口上を抜けばもう少し短くできるんですけど、申し訳…

「なぜ(略)に答えてみる」で書き漏らした事など(中編)

昨日に続いて。 「河村流減税」の特徴で、最大の問題は減税政策と「歳出削減」を接合した事にある。歳出(つまり公共投資)の乗数効果と、減税政策の乗数効果では、明らかに歳出の方が効果がある(これはマクロ経済学の数式で表せる、客観的で明白な差異であ…

「なぜ(略)に答えてみる」で書き漏らした事など(前編)

前回のまでのシリーズ「『なぜ日本の金利が低いのか』に真面目に答えてみる」 で書き漏らしていたことについて補足します。 その前に数点、気になった事を。 若者の「嘘」をたしなめる勇気を まず、これは不確定な部分があるのでそれを確認後しかるべき対応…

「なぜ日本の金利が低いのか」に真面目に答えてみる(後編)

(前編) 国債は借金ではない 「なぜ日本の金利が低いのか」に真面目に答えてみる 「河村流減税」を否定する4つの傍証 理屈と膏薬はどこにでもくっつく 流動性の罠(中編) IS−LM 貨幣が求められる割合 貨幣バブル 河村流減税の矛盾(後編) 経済を収縮…

「なぜ日本の金利が低いのか」に真面目に答えてみる(中編)

(前編) 国債は借金ではない 「なぜ日本の金利が低いのか」に真面目に答えてみる 「河村流減税」を否定する4つの傍証 理屈と膏薬はどこにでもくっつく 流動性の罠(中編) IS−LM 貨幣が求められる割合 貨幣バブル 河村流減税の矛盾(後編) 経済を収縮…

「なぜ日本の金利が低いのか」に真面目に答えてみる(前編)

まず、(他人の)告知を。 佐藤ゆうこ国政ミーティングのお知らせ第25回(西区) 日時 : 平成24年11月10日(土)午前10時〜 場所 : 西生涯学習センター 第1集会室 名古屋市西区浄心1-1-45 052-532-1551 *地下鉄鶴舞線「浄心」駅下車→6番出口 徒歩約1分第26…

10月19日総務環境委員会討議

本日は10月19日に行われた名古屋市会、総務環境委員会の模様をご紹介します。 この問題は「河合市議の問題」ではありません「河合市議の問題を取り扱う減税日本ナゴヤ市議団の問題」です。 まず、議論の前提となる市会事務局職員の超過勤務手当について…

社会を健全に保つ為には

このエントリーは取りとめもない話です。 題名は後から付けてみました。 あまり面白くないと思います。 なので、面白い文章をご紹介しましょう。 私のツイッターでなんだか人気が出てあちこちにリツイートされた情報です。 こちらは、カルト的人気を誇る、石…

東京―大阪―つくば

今日飛び込んできたトピックを3点ほど。 一点目は具体的な内容は書けませんが、色々と考えさせられる問題でした。名古屋にも錦をはじめとした飲食街、飲み屋街というのがあります。経済的な冷え込みは大変なものらしく、こういった業界はただでさえ人の出入…

やめるってよ

自分の備忘録という意味も含めて、バックログの状況を公表します。 現在、「金利が何故低いのか」という経済的説明。その中でも「金利が低い時には『減税はなんの意味もない』」という「正しい経済学」の見解についてまとめています。 また、10月19日の…

赤旗の指摘する減税日本・剥げたポピュリズム・その他一件

本日はちょっとした「試論」を展開したいと思います。 まだ上手くまとまっていません。文章として非常につまらなくなる可能性があります。 「じゃあ、いつもと同じジャン!」 その前に二つだけ。 赤旗の指摘 赤旗に「減税日本」の事が取上げられていますね。…

減税日本ナゴヤ市議に送る、市議養成講座(6)

本日は、本文の前にお知らせを一つ。 来る 11月3日、 17:00より、 名東区役所講堂において、 冨田かつぞうさんたち主催の 「市政報告会」が開催されるようです。 前回までの概要を別の方向から辿ってみましょう。 そもそも「政治」とは何か ひとは様…

減税日本ナゴヤ市議に送る、市議養成講座(5)

減税日本ナゴヤ市議に送る、市議養成講座(5) さて、いよいよこの市議養成講座のキモに入っていくわけですが、その前にご指摘いただいた事項が二点有りますのでそれをご紹介します。 昨日のエントリーにも追記させていただきましたが。 私はロムニー氏の納…

減税日本ナゴヤ市議に送る、市議養成講座(4)

減税日本ナゴヤ市議に送る、市議養成講座(4)前回までの概要: ・政治家の仕事は大部分が交渉事である。 ・政治家は自身の発言の説得力を養成しなければならない。 ・肩書きを持つ者の発言は説得力を持つが肩書きに頼っていると自身の説得力を失う。 ・減…

減税日本ナゴヤ市議に送る、市議養成講座(3.1)

前回の「事実を一面的に見ない」という文章は議論がヘンテコなところに入って判り辛くなりましたね。申し訳有りませんでした。 今回は、この「事実を一面的に見ない」というテーマでもう少し判りやすく、具体的な話も交えて考えて見たいと思います。 事実を…

減税日本ナゴヤ市議に送る、市議養成講座(3)

減税日本ナゴヤ市議に送る、市議養成講座(3)前回の概要: ・市会議員の職責を定義しているのは「地方自治法」 ・これと「名古屋市会会議規則」が市議の「根拠、立脚点」 ・この両者を知らないということは道交法を知らないまま車を運転するに等しい。 ・…