市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

2016-01-01から1年間の記事一覧

名古屋の本当の原点は(COLLAGREE投稿文)

名古屋工業大学が主催し名古屋市が共済する形で、インターネットを使った「合意形成システム」 COLLAGREE を用いて「名古屋の魅力って何だろう? 230万人によるインターネット大討論会」なるものが開かれている。 名古屋市:230万人によるインターネット大…

ポスト真実の時代に

宗教と科学の相違はご理解いただいているだろうか。宗教とは「信じる」ことから始まる。 神だろうと仏だろうと、あるいはイワシの頭だろうと、それを信じることができれば宗教は始まる。逆に、こうした確信のないものは宗教とはいえない。科学とは何かという…

河村市長は将来に渡って数千億円の公共事業を止めようとしている?

この週末ある方と話していた。名古屋城の木造化はどうなるのでしょうかと聞かれた。少々無理がある2020年までの木造建て替え、議会には反対の声も多いと聞く、それが突然2022年まで工期延長の案が出て、議会は再度混乱したでしょう。これだけ議論が…

「よもや河村市長」(ラフ・第一版)

河村市長は納税者の為の政治を掲げている。 名古屋市民の納めた税金は無駄にしないとの表明だろう。しかし、西部医療センター/陽子線ガン治療施設の開設に伴い、 政治的判断としてその建設を停止した。(なんだか、東京の小池都知事が築地市場の移転を止め…

議会は迷走しているのか

名古屋城木造復元の予算案が3度目の継続審議となった。 一部メディアでは「決められない議会」とか「議会が迷走している」というような論評があるらしい。しかし、私はこの議会の判断に理解ができる。今、国会でIR法(いわゆるカジノ法案)が採決された。…

平成28年12月5日市長定例記者会見

河村市長が打ち出している名古屋城天守閣木造復元計画が迷走している。各区で住民説明会という広報を打って、2万人アンケートという宣伝をかけても、名古屋市民の圧倒的多数には、なぜ今、名古屋城を木造化しなければならないのか、理解できないだろう。そ…

河村市長マニフェスト検証

11月20日に名東区において開催された、第12回市民討論会に参加させていただいた。中心テーマを「河村市長のマニフェスト(公約)等の検証」と据え、来年の春に迎える市長改選を見据え、3期8年の河村市政の検証を行った。基調討論を仰せつかったので…

市民討論会

名東区で開催されている 市民主催の議会報告会。(そもそも議会報告会の開催義務は 名古屋市当局にあるはずですが、 ずっとサボタージュ(怠業)が続いています。今回は12回目となります。いよいよ来年は市長改選、 河村市長は改選に立候補するのかどうか…

豊洲の空洞とアジア大会の200億円

東京の豊洲が大騒ぎになっている。 小池知事の手柄という声もあるが、そもそも暴き出したのは都議会共産党だったのではないのだろうか? あの「空洞」が言われるほど問題があるのか、少々疑問に感じる。 確かに、いまも舛添氏が知事で、共産党が空洞を暴いた…

「9月5日」

河村市長がアジア大会誘致に関して騒ぎを起こしています。 余りにも唐突な河村市長の動きですが。これは単なる空騒ぎの可能性があります。今朝の中日新聞朝刊、紙面にそのヒントがあります。9月5日は リコール署名の締め切りでした。 名古屋市議会の議員報…

日本人の生産性が低い理由

国家財政を家計や企業会計のように考え、均衡財政を求める考え方が間違っている事を述べた。それでも8月10日に財務省が「国の借金」を1053兆円と発表するや、新聞紙上には「国民一人当たり830万円の借金」というような表現が踊る。 MMTの原則で…

植松聖を生み出したもの

前回の文章に対する少々補足的な回り道からお話ししたいと思います。 映画「葛城事件」を見て気が付かされることは「対話の困難」だ。 映画の中で、勿論会話は存在する、しかしそれが対話となっていない。 観客はこの対話の無さ、困難さに辟易とする。(それ…

植松聖容疑者がすぐ隣にいる可能性

相模原で悲惨な事件が起きた。 私はこうした逸脱が発生すると、被害者や被害者家族の立場より、加害者が何を考えていたのかが気になって仕方がない。そして時には自分自身の中にある加害者と同じ要素や考え方、または加害者と自分自身を隔てている壁の薄さに…

プロの責任

混迷する東京都知事選挙。 上杉隆が出馬表明で「知事給与の返上」を公言したそうだ。東京都知事になったら、その給与は一切要らないということだという。まるで 誰か の上をいく発言だが。そんな事が成立するのだろうか。また、そんな事が 「正しい」 行為だ…

現代政治の変化について

前回のエントリーは名古屋城木造化復元に対する様々な会合の内、名古屋市市民オンブズマンによって開催されたシンポジウム (参考: http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/160515-1.pdf )において、名古屋大学の田村教授から提案された「熟議民主主義」に…

参議院選挙雑感

いよいよ参議院選挙も終盤を迎えた。 ほとんど結果は見えてきているように思われる。 また、このブログを読まれる方は、よもや減税日本には投票されないだろうから、ここで減税日本の問題を指摘しても投票行動に影響はないだろうと思われる。 興味があるのは…

減税日本と言う政党についての、ちょっと驚くべき事柄。

減税日本(の市議)について言えることは。 「どこに居て、何をしているかわからない」 彼らが前回の市議会リコール運動を進めていた際の言葉で表すなら。 「市議の活動が見えない」 という事だろう。 連絡所も見当たらないし、地元に事務所を設置している議…

名古屋城に見る河村市政の姿

久しぶりに名古屋城に行ってきました。 ひょっとすると、今年のうちに天守閣が閉鎖されてしまうかもしれないとのことでしたので、その最後の姿を見ておきたいと、いつもは天守閣の中には入らないのですが、天守閣にも登ってみました。 正門から入り、私はい…

問責決議陳情書&運動&プラスアルファ

6月議会を前に、6月10日、元名古屋市会副議長でもあった竹内隆史氏が、名古屋市議会に陳情書を提出された。 竹内隆史氏は、副議長を務められた東区選出の元市議というだけでは無い。 河村隆男氏が、県会議員に立候補するにあたって、「市議もたかし、県…

名古屋市内の各メディアは、今こそ「貸し」を返してくれ

追記:6月1日の名古屋市会 経済水道委員会において、2万人アンケートの回答数が示されたので、それぞれの値をアップデートします。 源資料は名古屋市民オンブズマンがネット上に掲載しています こちら 「真実を伝えることは難しい、いや、たぶん無理があ…

名古屋の恥、河村たかし市長を名古屋市民はいつまで放置しておくのか

追記3:今朝の中日新聞朝刊で「恐ろしいものを見た」 何を見たかは今日の夜書きます。(予定です、多分書くと思います。) 昨日、5月29日に名古屋市の中心部、栄から大須にかけて、ヘイトスピーチを繰り返す集団がデモ行進を繰り広げた。この問題の発端…

一人の子どもの為に

本日の中日新聞に注目すべき記事が載っていた。 一つはボストン美術館の撤退だ。 名古屋市が再開発した金山南ビルの一角に展開するボストン美術館は地元経済界の支援によって成立していたが、いよいよ経済的に立ちゆかなくなってきたようだ。 名古屋市はこの…

名古屋市副市長解職騒動

滅茶苦茶な話です。 色々なところから入ってきた話と、「7年間河村市政を見つめ続けてきた私の眼力」で 今回の副市長解任のゴタゴタの裏事情を(妄想交じりに)お話ししましょう。 まず、4月25日に中日新聞が「名古屋市副市長2人交代へ」とスクープを飛…

2つの会合

5月4,5日のアースデイで行ったことについて書く気はありませんが、その模様の一端をお伝えするぐらいはできます。このスナップがその一端です。 さて、この週末、名古屋城の木造化問題をテーマにした会合に二つ参加いたしました。 一つは5月14日に行…

地域とそこに住む人々を守るために

まず、面白いものをご覧いただきましょう。 河村市長の左肩(部分)です。 名古屋市の主催する児童福祉週間記念表彰式で、優良子ども会に選ばれた子どもが、河村市長から表彰状を受け取る場面をカラー写真で伝えている(5月9日 中日新聞 朝刊)が、市長は…

いくつかの語り尽くしていない事など

映画「サウルの息子」を見た。アウシュビッツ=ビルケナウ収容所における「ゾンダーコマンダー」を描いた映画だ。 ナチス・ドイツはヨーロッパ中からユダヤ人、ロマ族を各地の「最終的解決」に送り込んだ。アウシュビッツ=ビルケナウ収容所では150万人*1…

いくつかの語り尽くしていない事など

[[]] この連休中。 5月4日(水・みどりの日)5日(木・こどもの日)に 名古屋 栄 久屋広場で 「アースデイ」が開かれます。 このアースデイにブースを借りて。 「河村市長のウソには飽き飽きだ! 河村市長の解任を求める108の理由(仮題)」 を開催し…

歪んだプレビシットを粉砕せよ!

今日の中日新聞に哲学者の内山節さんの文章が載っていた。題して「仕事が人間を頽廃させる」というものである。 仕事とは人生の修行、仕事場は道場。というような指導を受けてきた身からすると、いささか穏やかではない題目にギョッとさせられた。しかし、読…

「真・庶民革命」特設ページ

平成23年、名古屋市会は全会一致で議員報酬の半減を議決した。 しかしこの議決の背景には何があったのか。 関係者に対するインタビューと議会に残る議事録を基に、名古屋市会議員報酬半減化の裏にあった真実に迫ります。 当ブログで連載致しました講談 「…

4つのシーン

この週末、名古屋市政を考えさせられるシーンに4つほど出会いましたのでご報告をさせていただきます。1.「名古屋の旧町名の復活を目指す有志の会」会合 (4月23日 午後6時 場所:料亭「つたも」 会費:6000円)テーマ「「名古屋城 天守閣 木造再…