市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

桜咲く

www.nagoyatv.com

2019年に行われた名古屋城の木造復元への市民説明会で、頼まれて出席したいわゆる「サクラ」の参加者がいたことが15日、名古屋市議会の委員会で明らかになりました。
 名古屋城の木造復元をめぐって、2019年市内で数回にわたり市民向けの説明会が行われました。

 その説明会の1つで名古屋市議と市長特別秘書の間で「木造復元に賛成の人を参加させ、司会があてて、賛成意見を述べさせる」というメールのやりとりがあったということです。

 市長特別秘書は、やりとりの意図は5年前のことなので覚えていないとしながらも、メールの存在は認め「市民に疑念を抱かせる行為になって深く反省している」と話しています。

 市長の指示はなかったとしています。

 3月15日の名古屋市会総務環境委員会で問題となった「桜」について、面白いものを見させていただいたのでご報告いたします。ネット上にも画像が転がっているようにも聞いています。 

 画像は中川市議(中川区減税日本)の携帯電話の画面とのことで、タイトルに「田中特別秘書/Message 2019年12月3日 16:41」となっています。 以下括弧()内の名前は補完しました。

(中川市議)「お疲れ様です、FBのメッセンジャーみて下さい。
桜の方の顔写真と名前、送付してあります」


(田中特別秘書)「ありがとうございます!
確認致しました。うまく司会が3人ともに指名できればいいですが。。。しっかり伝えておきます。」


「市長へも、中川議員経由でポジティブな質問が増えると伝えておきます。」


「開始前にお時間あるようでしたら、市長の控室に来られて、直接伝えてあげてください。」


(中川市議)「ありがとうございます
ギリギリ会場入りになりそうなんです。」 


(田中特別秘書)「では私から事前に伝えておきます。
また終わった後によろしければ控室におこしください。」


(中川市議)「お気遣いありがとうございます。」 


 令和元年(2019年)12月3日は、中川文化小劇場(中川区)において「名古屋城天守閣木造復元 市民向け説明会」が行われておりました。
www.nagoyajo.city.nagoya.jp

 両者の会話で「桜」と明確に言っていますし目的も「ポジティブな質問が増える」為とわかります。
明らかに市民の民意を誘導、歪めようとしていることは明白です。

また、「顔写真」を送付して「司会が3人ともに指名できれば」と企図している。

 さらに田中特別秘書が「しっかり伝えておきます。」とは、司会に「しっかり、このポジティブな質問を行う3人を発言者として指名するように」という意味であるとするなら、行政の公平性や、全体の奉仕者たる公務員の倫理にも反します。「パブリックサーバント」の在り方を取り違えている。 

 このような歪んだ意識で仕事をしているから、今般の差別発言も誘発されたのではないのか。
 知事リコールにおける署名偽造、そして今般の市民説明会における「桜」問題。

 国会議員年金の受取も入れれば、有権者を欺く行為が3つある(小さな嘘なら数え切れない)。辞職すべきだ。

 「差別の城」を築くための「民意の偽造」を行った 河村たかし名古屋市長。
 このような捏造された民意により作られる「本物復元」
 そのような言葉を信じるとしたら、よほど知性が足りない。