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小牧市立図書館問題インデックス

図書館の自由に関する宣言(抄)

 図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。

  第1 図書館は資料収集の自由を有する。
  第2 図書館は資料提供の自由を有する。
  第3 図書館は利用者の秘密を守る。
  第4 図書館はすべての検閲に反対する。

図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。

図書館の自由に関する宣言|日本図書館協会

(平成26年10月27日 掲載)

ご挨拶、ならびに私が小牧市図書館問題にコミットする理由。

 こんにちは、「一名古屋人」 です。
 当ブログでは肩書などを明らかにしないまま行動するとして参りましたので、ここ「小牧市立図書館問題特設エリア」においてもその方針を守りたいと思っています。

 そんな得体の知れない名古屋市の市民が、なぜ小牧市の市立図書館についてアレコレ言おうとするんだ。とお思いの方もおいででしょう。ですので簡単に、私がこの問題に関わろうとする理由と、今後、守っていくスタンス(態度)についてなど、3つお話をさせていただきます。


 1.匿名である理由

 私は私の意見に対する同意は求めません。ここに書かれている私の言葉を受け入れる必要などありません。

 ここでは主に事実をお示しします。

 それを見て、皆さんが考えてください。私も考えます。

 その為には、私がどのような人物であるか、信用ができるのかできないのかなどと憶測することは無駄です。示された事柄が事実であるかどうかを皆さんがご自分の手で検証されればいいのです。

 ここはその検証の為の入り口と考えてください。

 (同じ事柄を見て、私の考えと、皆さんの考えが異なる事もあるでしょう。そのような場合には、お互いにその相違を押し付け合うのではなく、何が異なるのか、そしてなぜそういった違いが生まれたのか、そんな事も考えられるかもしれません)



 2.小牧市立図書館問題に対する当ブログのスタンス

 私は名古屋市民です。このブログはそもそも名古屋における地域委員会制度、または名古屋市政に関する問題を取り扱うためのサイトです。

 小牧、小牧市の問題については主権者としての判断は控えようと思います。

 小牧市の皆さんに、私が気が付いた事実をご提示することによって、ご判断をしていただけるように努め、極力私の主観的な考えを押し付けるような事が無いように留意します。

(しかし、時に筆がすべって私の考えを表明する事はあると思います。行き過ぎの部分については投稿欄にでもご注意いただければ助かります)


 3.私がこの問題にコミットする理由

 今、日本には「新自由主義」という考え方が広がっています。
 (「新自由主義」について、私の論考はこちらに有ります。
 新自由主義と未成熟な精神(2013-07-21)  ← クリックすると文章が開きます
 もちろんここでは「事実」をお示ししているのではなく、私の考えを述べています)

 名古屋市における河村市長、大阪の維新の会を率いる橋下市長、さらに「武雄モデル図書館」を作った佐賀県武雄市の樋渡市長。これらの人々は若干の相違こそあれ「新自由主義」を推し進めようとしている人々、市長です。

 「新自由主義」は地方自治に広く受け入れられておりますが、その地方自治を壊す結果となっているようです。

 名古屋における河村市長が進めようとした地域委員会、大阪の橋下市長の提唱する大阪都構想武雄市の樋渡市長の「武雄モデル図書館」どれも地方自治の大切な部分を壊しています。

 その事例として、「カフェが併設された素敵な図書館」とテレビや雑誌、新聞などで好意的に紹介されている「武雄市図書館」において、何が失われ、何が壊されたのか、それをお示ししたいと思っています。そして、そのような破壊が小牧市に起きないことを願っています。(平成26年10月25日)


追記(平成26年10月29日):図書館の問題は市内の高校生や高齢者の方が当事者なので、そうした方々にも理解しやすいように記事を書いてほしいとご意見をいただきました。

なるべく平易な言葉を使い、記述書き方も正確さより判りやすさ、読みやすさに注意するようにします。

しかし、必要以上に簡単にしたり、日頃自分が使わないような言葉は、やはり使わないことにします。

この程度の言葉であれば、高校生なら十分理解してくれるだろうと思いますし、高齢者の方々は「とぼけている」だけで私よりも深い洞察をお持ちの方が多いと思うからです。

特に、記述書かれている事で理解しにくい事があれば、遠慮なくコメント欄にご指摘ください。難解な文章というのは読む方の理解不足などではなく、書き手側の理解不足であると考えますので、改善していきたいと思っています。


 また、使われている環境、パソコン等によって事情は異なりますが、一般に普及しているパソコンで当ブログをご覧になる場合、「文字が小さい」とお感じになられるようでしたら、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら、マウスのホイールを回すと文字が拡大されたり縮小されたりします。




小牧市立図書館問題特設エリア」のご紹介

 コンテンツへのリンクです。


 1.そもそも何が問題なのか ← クリックすると文章が開きます
  「新小牧市図書館建設アドバイザリー業務委託プロポーザル」は正当なものか?

   1B.密室の中で進む建設計画(平成27年9月24日 公開)

 2.Tポイントカードの問題点
  「武雄モデル図書館」の大問題点

   2B.公共図書館とTポイントカード(11月9日 プレゼン原稿)

 3.なぜ武雄市図書館にはCD,DVDなどが300枚程度しかないのか
  「小牧市本館が所蔵する1万点のCD,DVDも破棄されてしまうの?」


 4.武雄市図書館で読める雑誌は600点? バックナンバーは20点?
  「武雄市モデル図書館」は公立図書館の破壊である

(その他のコンテンツは順次掲載ごとに、ここにご案内のリンクを加えて参ります)


 5.小牧市新図書館建設計画説明会
   住民投票実現を受けて、小牧市が開催した説明会について

   5B.なら、武雄モデルの図書館を小牧に作ってみれば良いじゃないか
     (平成27年9月25日 公開)

     小牧市が主催している住民説明会は中立でもないし、
     説明の内容について根本的な部分で「嘘」がある。


 6.小牧市市議会議員選挙候補の皆さんへ
  (平成27年9月29日 公開)


 7.「住民投票のお知らせ」徹底批判(その1)
  (平成27年9月30日 公開)

    新図書館と基本計画の差

 7B.「住民投票のお知らせ」徹底批判(その2)
  (平成27年10月1日 公開)

 8.民主主義を破壊する者
  (平成27年10月4日 公開)

 9.現在の計画のどこが問題なのか
  (平成27年10月5日 公開)

 10.教育委員会や図書館協議会の同意はあったのか?
   (平成27年10月18日 公開)


 小牧市図書館問題に関係するリンク集



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