雇用など要らない、の続きである。一次産品を国外から調達する話やら松下型「無税国家論」については次回。
追記(4月9日):
国の緊急事態宣言を受けて「要請と補償は一体」との声が増えている。
単に緊急事態を宣言し、業者に自主休業を求めるだけでは負担を民間に求めているに過ぎない。実効性にも疑問が残る。地方自治体として緊急事態宣言対象地域であることを求めるのであれば、それと表裏一体をなす補償についても検討しなければ無責任だ。静岡県御殿場市では独自に補償制度を具体化させたようで、法的にも問題はないはずだ。
口先だけ、緊急事態宣言対象地域指定を求めているとしたら、無能にもほどが有る。
追記(4月8日):
!募集!
下記のトワイライト職員感染と、昨夜の記者会見を見て思った。
「辞職勧告」なんぞ生ぬるい。
内部告発募集
akira.mori1961
@
gmail.com (この3つをつなげてもらえば、私のメールアドレスになります)
特に!「名古屋城天守木造化」に伴って、名古屋市と文化庁の間でやり取りされた内容(情報公開で黒塗りされているものや、保存活用計画パブリックコメント削除の経緯。2014年の減税シミュレーションにおける改ざんの経緯が判るものなど)
その他、黒塗りされている情報の内部告発募集。
そういった情報の中に、市長の違法行為を立証できるものがあれば(有ると信じている:なので、黒塗りにしているのだろう)「辞職勧告」なんてぬるい事でなく、辞職に追い込める。
それができるのは名古屋市職員の方だけだ。
名古屋市職員の皆さん、あなた方は、直属の上司や、この市長のために働いているのではない。名古屋市民の為に、全体の奉仕者として、社会の公平、公正のために働いているはずだ。
今こそ、手を貸してくれ!
追記(4月8日):
昨夜、愛知県内で21人の感染確認が報道され、その中に心配されていた「トワイライトスクール」のスタッフも含まれていたようだ。
愛知で新たに21人感染 児童預かりスタッフ女性ら (2020/4/7 23:56)
愛知県と名古屋市などは7日、10~80代の男女21人の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。このうち名古屋市の2人は、市が民間委託している放課後の児童預かり制度「トワイライトスクール」のスタッフの70代女性と、夫の70代男性。(略)愛知で新たに21人感染 児童預かりスタッフ女性ら :日本経済新聞
名古屋市によると、女性は3月26日に微熱とせきがあり、今月6日に熱が出た夫と一緒に医療機関を受診。3月25日から4月1日までの間の4日間勤務し、延べ67人の児童や同僚7人と接触した可能性がある。女性は肺炎の症状があるが、夫婦はいずれも軽症という。
感染された方に罪があるとは思わないし、施設名の公表が必要かどうかも私には判らない。
ただ、ここに報道された情報が 名古屋市のホームページに掲載されていない。
「トワイライトスクール」から感染者が出ればクラスターが形成される可能性はあり、施設名が公表されなければ、市内すべての「トワイライトスクール」を利用することができなくなる。
一定程度の情報提供や案内は必要なのではないのか?
また、事は市の制度の中で起きたこと。こうした事情を無視して
自力入力 コロナ これではナゴヤ たまらん。ナゴヤ 早く2月から 感染経路 1000世帯追跡。ほんだで陽性者早く多かった。それで今 まだ大変だけど なんとか 押さえこみつつあり。ほんだで 7都府県 指定から外れる。ほんだでナゴヤへ 様々流入説あり。これはナゴヤも指定してもらんないかん。
— 河村 たかし(本人) (@kawamura758) 2020年4月7日
こういう「お気楽」をやっているバカを何とかしろ!
中日新聞と名古屋タイムズ
その昔、名古屋には「名古屋タイムズ」という新聞が有った。いわゆる夕刊紙だが、お色気少なめどことなく硬い。地元の中日新聞が、読売新聞の顔色を見て腰を引いたように中日ドラゴンズを応援しているかと思えば、名古屋タイムズは遠慮会釈無く読売ジャイアンツを叩いて、代理戦争を仕掛けていた。
中日新聞が名古屋与党的な機関紙であれば、この名古屋タイムズは野党、ゲリラ的であり、「羽織ゴロ」よろしく時にはズバッと斬りつける凄みがあった。社屋も中日新聞社の真向かいに、いかにもなんとも凄みのあるビルだった。
そりゃあ、あんなビルから角むかいの中日ビル本社を眺めれば、嫌でも反骨精神が鍛えられるというものだろう。
私は、この両者がまったく別の企業だと思っていたが、何のことはない、実は名古屋タイムズは中日新聞の「子会社」に当たり、記者も中日から「流されて(敢えて言ってる)」来ていたそうな。そりゃ、嫌でも反骨精神が鍛えられる。
なので、中日新聞が「忖度」から書けないような記事が、名タイに飛び込んできて、表沙汰になることも多かったそうだ。
つまり、名古屋市の政治や経済、文化のガス抜きはこの名タイが担うことで、健全性が保たれてきたのだろう。
春日一幸などの「愛知民社」の文化を培ったのも、こうした反骨精神や相互批判の文化だったのかもしれない。
この名古屋タイムズ、さきほど「子会社」とカッコ付きで書いたが、実は株式会社ではない*1。
新聞社としては珍しい社団法人である。初代理事社長・勝田重太朗(中部日本新聞社相談役)は「新聞は社会の公器である。いかなる権力や、資本の圧力に左右されないことが必要である」とする経営理念にもとづくものであったとその理由を述べている。(中日新聞三十年史より)
新聞が「社会の木鐸」と呼ばれるのは自らの身を打って社会に警鐘を鳴らすからであるが、名タイ亡き後のオール与党体制の中日新聞にはそのような覚悟も、健全性も感じられない。
さて、何を延々書いてきたかと言うと。主眼は中日新聞ではない。
もう、堪忍袋の緒が切れた。
堪忍袋の緒を切る記事
この新型感染症、コロナウイルス禍についても、その性質がハッキリしないので、例えば学校を閉鎖しようと、再開しようと、果たして今の段階でどちらが正しいかなど言えない。また、以下にも述べるように、現場の異常をここで取り上げて、また現場に要らぬ混乱を来しても、泣きを見るのは現場の職員なので書かないと決めていた。
けれども、あまりにも酷いので取り上げさせていただく。
しかし、本来はこういったチェック機能を果たすのが、地元紙である中日新聞の機能、メディアの責任なのではないのか?
まずだ。
なんだこの提灯記事は。
名古屋市の河村たかし市長「絶対反論させてちょうよ」読売テレビ『そこまで言って委員会』でインチキ呼ばわり
名古屋市の河村たかし市長(71)が5日、自身のツイッターで、読売テレビなどで放送されたトークバラエティー番組「そこまで言って委員会NP」でコメンテーターを務めた朴一大阪市立大大学院教授の発言にかみついた。
朴教授は番組内で「普通の政治家というのは『減税もします』『福祉も充実します』とインチキなことばかり言う人が多い。例えば名古屋のマルマル市長いますよね、あの人なんかが典型的な例ですよ」と切り出し、その後に「ところがそんなことはありえないんですよ、経済学では」と否定的な見方を示した。
司会の辛抱次郎氏から「誰ですか?」と問われると「河村さんですわ。まあ名前は消しといてください」とした。名古屋市の河村たかし市長「絶対反論させてちょうよ」読売テレビ『そこまで言って委員会』でインチキ呼ばわり:芸能・社会:中日スポーツ(CHUNICHI Web)
河村市長はこの発言に対し「絶対反論させてちょうよ」と名古屋弁で異を唱え、「たかじん生きとったら『減税。河村たかしの言うとおり』言うョ。こういうふうだで 酒のまなやっとれん。番組出とるコメンテーター諸氏も笑っとるだけでいかんがね。『いや違う 河村たかしはインチキではにゃあぞ』ぐらい言ってちょうョ」。前身番組で司会だった故やしきたかじんさんの名前を出してぼやきまくった。
そもそも、自身の政策をふざけ半分取り上げられたぐらいで、相手にしている場合だろうか。
反論も、出演させろというだけで、結局、自分を売り込みたいだけではないか。そして、そんな動きをこういったアングルで取り上げれば、番組の視聴率も、中日スポーツの売上も、そして、河村たかしの得票数も3者得をするという下心見え見えのタイコ持ち記事。
恥ずかしくないのか。
まず、減税政策はインチキだ。
それはハッキリしている。
一番簡単な証拠は、「河村流減税政策」を真似する地方自治体が、一つもないことだ。名古屋市しかこんなバカはやっていない。
リチャード・クーさんの本を読んでみた2020 - 市民のための名古屋市会を! Ver.3.0
それにその検証のシミュレーションにおいても、インチキが施されている。
そんなバカ政策に「減税5%効果 市内総生産 年1128億円増」なんて大誤報を一面に掲載しちゃったもんだから、後に引けなくなっているのか?
しかし、見事に1128億円が「霞と消えたものだ」*2
そうした、減税のインチキを暴かれて、「飲まなやっとれん」ときたか。
あいも変わらず、この状況においても飲んだくれている。
市民の生活も生命もこのバカ殿には関係がないのだ。
3月15日 某所
3月14日・・・名古屋市内における感染症死亡者、一名
3月15日・・・名古屋市内における感染症死亡者、一名
3月16日・・・名古屋市内における感染症死亡者、ニ名
他人ごとなんだろう。人間の血が流れているのだろうか。
一体どういう意識を持てば、こんな状況で酒盛りができて、それをインターネットに掲載し、更に、自分のインチキがバラされたからと「酒のまなやっとれん」などと、平時でもはばかるような発言を公然と行えるものだろうか。
無能市長、名古屋市長の座を即刻辞すべきだ。
そして、中日新聞は中日スポーツで提灯を付ける暇があるのなら、この無責任市長の事実を暴き、市民、有権者に示すべきではないのか?
【魚拓】名古屋市の河村たかし市長「絶対反論させてちょうよ」読売テレビ『そこまで言って委員会』でインチキ呼ばわり:芸能・社会:中日スポーツ(CHUNICHI Web)
条例、情報公開 人事
条例
名古屋市では、今議会において「新型コロナウイルス感染症防止条例」を公布している。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を全市一丸となって防止するための条例をここに公布する。
令和 2年 3月10日 名古屋市長 河 村 た か し
名古屋市条例第 1号 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を全市一丸となって防止するための条例
(略)
(市の責務)
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000126/126966/200310koronajorei.pdf
第 2条 市は、広報活動等を通じた新型コロナウイルス感染症に関する正しい
知識の普及啓発並びに当該感染症に関する情報の収集、整理及び発信に努め
なければならない。この場合において、市は、当該感染症の患者等の人権を
尊重しなければならない。
情報公開
名古屋市:新型コロナウイルスに関連する肺炎について(暮らしの情報)
3月18日以来更新されていない、情報ページ。もちろん各種助成の案内も掲載されていない。ありえないだろう。
各政令指定都市は、現下の状況をどのように伝えているか - 市民のための名古屋市会を! Ver.3.0
感染症対策会議体の情報をこまめに掲載している自治体も有る。いかにも名古屋市の情報公開は異様であり、それはこの条例に違反している。
特に、コレは何だ?
名古屋市:子どもたちへの市長からのメッセージ(暮らしの情報)
3月3日以来更新されていない。
なめてる?
そして、こうした実情を市民に伝えない、中日新聞、寝てるのか?
人事
すでに当ブログでは取り上げているが、この人事異動で「健康福祉局長」と「健康部長」「感染症対策室長」の「縦ライン全とっかえ」が行われた。この時期にこれで大丈夫なのかとの声が出ている。また「危機管理局長」と「危機管理局次長」も代わった。こうした人事について、本当に大丈夫なんだろうか。
そして、こんなことも名古屋市民は殆ど知らない。(あんな細かい人事情報を読むやつなんぞ居ないだろう。しかし、この状況でこれって正常な話なの?)
中日新聞、自宅にでも引きこもっているのか?
さて、愛知県・名古屋市共同プロジェクトはどこにいったか?
一回でも、河村たかしは出席したのか?(しなくていいけど、すると邪魔だから)
こうした実情を市民に伝えない、中日新聞、おーい、息してる?
今般の事態で、平和ボケ、「効率の良い行政論」「財政支出削減論」の誤りは明白になった。
「歳出削減」「小さな政府論」の弊害、誤りが明白に出ている。
あの大阪の橋下徹でさえ、誤りを認めている。
僕が今更言うのもおかしいところですが、大阪府知事時代、大阪市長時代に徹底的な改革を断行し、有事の今、現場を疲弊させているところがあると思います。保健所、府立市立病院など。そこは、お手数をおかけしますが見直しをよろしくお願いします。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2020年4月3日
ただ、この人物がダメなところは、結局表層だけで、深い思考がないことだ。
平時のときの改革の方向性は間違っていたとは思っていません。ただし、有事の際の切り替えプランを用意していなかったことは考えが足りませんでした。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2020年4月3日
古来より「百年兵を養うは、一日之を用いんが為」という(バルチック艦隊を打ち破った連合艦隊参謀、秋山真之の言葉とされるが、出典は不明。その後、山本五十六、南雲忠一らも引用し、彼等の言葉として伝えるものもある)
「有事の際の切り替え」などという便利なものはない「養う」のが傭兵の要諦である。
追記:
政治面で言えば、近年、ポピュリズムの運動が右派も左派も巻き込んで、国の制度の腐敗を非難し続け、国の制度を火に投げ込んでいいかのようなことを言っていましたが、今回のパンデミックはそれに対する明確な反駁になりました。このことをポピュリズムの支持者たちの耳に長く響かせなければなりません。
むしろいま必要なのは、科学や公衆衛生に関わる国の制度を強化し、盤石の基盤を与えることなのです。同じことは報道の分野にも言えます。社会には責任あるメディアが必要です。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200406-00000002-courrier-int
追記:
市民病院
すでに指摘したように、「名古屋市立病院改革プラン2017」が実施されている。
http://www.byoin.city.nagoya.jp/file/5267.pdf
「平成22年3月 城西病院を廃止」「平成24年4月 緑市民病院に指定管理者制度を導入」「平成24年3月 守山市民病院を廃止」と着実に市立病院を手放したのは、河村たかしである。
減税で、なお、市民福祉の向上? は! 笑わせる。
彼は現在の中核である西部医療センターですら不要と言ったのだから。
こうした実情を市民に伝え、議論を起こさなければならない、中日新聞、は一体何を見ているのだろうか?
住民票コンビニ発行
さて、4月。ただでさえ、年度替わりのこの時期は、区役所の窓口が混雑する。
すでにこれだけで感染リスクを拡大している。その内、区役所窓口クラスタでも生み出すつもりか。
また、コロナ禍に伴う、助成金や借り受けにも住民票や印鑑証明が必要となる。
実は、日本全国、すべての政令指定都市では、すでに住民票や印鑑証明はコンビニエンスで受け取ることができる。
コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付(利用できる市町村)
しかし、名古屋市民はコンビニで住民票を取得できない。
ichi-nagoyajin.hatenablog.com
(2013-09-30)
その理由はここにある。
これでも 河村たかし を信じることができるのか?
中日新聞は、こうした実情を市民に伝えていない!
まあ、なぜなら共犯でもあるからだ。
河村たかしと中日新聞は、こうした事情で、名古屋市民に迷惑をかけているのである。
なので、河村たかしには、今までの虚偽を謝罪し、名古屋市長を辞すことを勧告する。
本当に、お前。邪魔。全くの老醜。醜く老いて頑なになった矮小な自我は、若者の邪魔であり、公共の障害物でしか無い。卑陋で賎劣なその姿を、まだ晒し続けるつもりか。
また、中日新聞も、河村市政についての数々の誤報を訂正し、市民、購読者に謝罪すべきだろう。
批判精神を失った、メディアなど醜悪なだけだ。名タイを復活させて、その肥え太った本体は立腐れろ。
追記:
アホじゃ。
本格的なアホじゃ。
COVID-19 の最新情報は掲載しないくせに。
名古屋市:あいちトリエンナーレ2019にかかる愛知県知事への抗議申入書について(暮らしの情報)
最終更新日:2020年4月6日
だって、中日新聞。どう思う?
なんも思わんか。
名古屋市北区黒川の「北生涯学習センター」で行っております。
月例会ですが。
当該施設の使用制限が 4月12日まで延びたという事で、
4月11日開催予定の 月例会は行なえません。
なお、次回開催予定は
5月11日(月) 18:30~
第一集会室 となります。
また、次回、
第七回公判は
5月13日(水)15:00~
第1102法廷です。
山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
COVID-19情報共有 — COVID19-Information sharing – By Prof. Dr. Aki-Hiro Sato