市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

各政令指定都市は、現下の状況をどのように伝えているか

追記:
!!警告!!

#減税日本 は党内から薬事法違反を引き起こした議員を生んでおり、支援者に似非健康法に親和的な人がいる。それは自己責任なので知ったことではないが、今般のコロナ禍に関し「MMS(ミラクルミネラルサプリメント/マスターミネラルソリューション/CDプロトコル)」なる「サプリメント」が取り沙汰されているようです。

絶対に「MMS」なるものは服用しないように

ミラクルミネラルソリューション - Wikipedia


政令指定都市はこの状況( COVID-19 感染蔓延 ) に、どのように対応しているか。

名古屋市の HP には COVID-19 感染蔓延 に伴う生活費困窮に対する「生活福祉資金貸付制度」の案内がないと批判した。

それを期に国内の政令指定都市はこの状況にどのように対応しようとしているか、見回ってみた。

各都市にはそれぞれの課題や、緊張感が有るのだろう。幸い感染が広がっていないように見える地域もあれば、危機感をもって対応している都市もある。

当ブログのスタンスとしては、河村たかし名古屋市政を批判する立場から、市政上の問題は、それが深刻になるまではこのブログには掲載しないこととしていた。*1しかし、今般の感染蔓延と、その対応については他都市と同程度の情報は掲載すべきであると感じることから、各政令指定都市のトップページと、感染症関連の情報ページへのリンク、及び特筆すべき事項をまとめてみた。

当ブログは市長には期待していないが、名古屋市当局の方々には、こうした比較によって危機感を感じてもらい、名古屋市のHPに掲載漏れしている事柄については、早急に改善され、名古屋市民に正しい情報を迅速に届けるように願いたい。

一つ余計なことを申し上げるなら、河村たかし名古屋市長のツイッターでは、曖昧な情報、時には間違った情報(市立高校の時差通勤について等)を公開している。こうした情報の混乱はただでさえ疲弊している市民にいたずらに混乱を引き起こすだけなので停止するように願いたい。

政令指定都市の対応

札幌市

www.city.sapporo.jp


www.city.sapporo.jp

北海道の非常事態宣言も受け、内容は充実している。
動画、各国語対応。電話窓口等充実している。

特に「来庁せずにできる手続き・期限を延長する手続き」

www.city.sapporo.jp

に関しては、職員を守り、行政の崩壊を回避する意味でも参考にし、名古屋市でも対応、拡充すべきだろう。

仙台市

www.city.sendai.jp

市内感染者数も上がらないことから、情報は多くはない。
一つ興味深かったのは、「#仙台テイクアウト」というプロジェクトを紹介している。市内の飲食店・ホテル・旅館からのテイクアウト、宅配を広げて、市内業者を応援するようだ。

さいたま市

www.city.saitama.jp


www.city.saitama.jp

関東地区では感染者の拡大から危機感をもって情報の拡充を図っているようだ。

各種手続きだけではなく、各窓口の「混雑カレンダー」も掲載されている。

www.city.saitama.jp

窓口の混雑を避けるのは、感染拡大を予防するためにも、職員に対する感染を予防し、行政の崩壊を回避するためにも意味がある。


千葉市

www.city.chiba.jp


千葉市感染症関連情報の掲載は圧倒的だ。

www.city.chiba.jp

川崎市


www.city.kawasaki.jp

川崎市の関連情報ページはあっさりしたものだ。

www.city.kawasaki.jp


「やさしいにほんご」案内ページがある。

www.city.kawasaki.jp


また「川崎市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」の議事録について公開している。

www.city.kawasaki.jp


ちなみに名古屋市における「危機管理対策本部会議」については2月14日以降掲載されていない。愛知県との合同合議体が設置されたようだが、その案内なり、議事録の掲載(市としての情報公開)は行うべきだろう。

www.city.nagoya.jp

横浜市

www.city.yokohama.lg.jp

横浜市も情報は圧倒的であり、よく整理されている。

www.city.yokohama.lg.jp

非常にクレバーでスマートな感じを受ける。さすが「ハマっ子」という感じ。

相模原市

www.city.sagamihara.kanagawa.jp

相模原市の情報ページも充実している。

www.city.sagamihara.kanagawa.jp

総務省の関連情報へのリンクも設置されている。
www.soumu.go.jp

新潟市

www.city.niigata.lg.jp

新潟市の場合は情報量、内容ともに緊迫感は感じられない。

www.city.niigata.lg.jp

ただ、絵的に見やすい構成になってはいる。
(ただし、これって本当に正しいデザインかと言うと、あやしい。W3C適合性はないようだ)

静岡市

www.city.shizuoka.lg.jp


www.city.shizuoka.lg.jp

情報量も適正で、よく整理されている。

危機対策本部会議資料
www.city.shizuoka.lg.jp

浜松市

www.city.hamamatsu.shizuoka.jp

関連情報は充実し、整理されている。
www.city.hamamatsu.shizuoka.jp

最新幹線動向の表示は優れている
stopcovid19-hamamatsu.netlify.com


生産者SOS掲示板というものを設置して地元事業者を支援している。
www.city.hamamatsu.shizuoka.jp


京都市

www.city.kyoto.lg.jp


関連情報は豊富で良く整理されている。
www.city.kyoto.lg.jp

対策本部会議,緊急対策本部会議,対策庁内連絡会議と数層に分かれて合議体があるようだ。
www.city.kyoto.lg.jp

大阪市

www.city.osaka.lg.jp


関連情報は少ないように感じられる。

www.city.osaka.lg.jp

トップページに「都構想」リンクが有ることには違和感があるが。
どうしようもないことだろうね。

堺市

www.city.sakai.lg.jp

関連情報はよく整理されている
www.city.sakai.lg.jp

ただ、構成が深すぎるような気もする。

神戸市

www.city.kobe.lg.jp

関連情報はよく整理されている
www.city.kobe.lg.jp


情報を豊富に掲載すれば、正確性は得られるが、却って情報にアクセスしづらくなる。かといって、掲載情報をトリミングしてしまうと欠落するものも出てくる。

掲載情報の選別と構成は非常に需要な課題だろう。

岡山市

www.city.okayama.jp

あまり感染拡大が見られないのかな?

www.city.okayama.jp

それでも
www.city.okayama.jp

広島市

www.city.hiroshima.lg.jp

広島市もあまり感染拡大はみられていないのだろうか

www.city.hiroshima.lg.jp

北九州市

www.city.kitakyushu.lg.jp

関連情報については整理され分類されている
www.city.kitakyushu.lg.jp

福岡市

www.city.fukuoka.lg.jp


関連情報は豊富に掲載されている
www.city.fukuoka.lg.jp

ページ内リンクを用意して1ページにすべてを掲載したほうが、
ページ内検索を行う人にとっては情報へのアクセス性は高いように思う。

熊本市


www.city.kumamoto.jp

関連情報については、ページデザインがくるっている?(久々にEdgeを起動してみてみても、やはりデザインが崩れているように見える )

www.city.kumamoto.jp

あまり、情報を伝えたいという意志が見えない。
なんとなく、アクスキューズのために情報を掲載しましたというようにしか見えないところは残念だ。

名古屋市

www.city.nagoya.jp

www.city.nagoya.jp

最終更新日付が3月18日というのはありえない。

愛知県

www.pref.aichi.jp


www.pref.aichi.jp

愛知県新型コロナウイルス感染症対策本部について
www.pref.aichi.jp

敢えてコメントはしない。
単に騒がしいものは参加しないほうが良いだろうから。

www2.ctv.co.jp

新型コロナウイルス感染で 愛知県、名古屋市が共同プロジェクトチーム結成 : 中京テレビNEWS


追記;
指摘を受けた。
この状態は明白に条例違反だ。
それも、自分が公布した条例に違反している。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を全市一丸となって防止するための条例をここに公布する。

令和 2年 3月10日

名古屋市長 河 村 た か し

名古屋市条例第 1号
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を全市一丸となって防止するための条例

(略)

(市の責務)
第 2条 市は、広報活動等を通じた新型コロナウイルス感染症に関する正しい
知識の普及啓発並びに当該感染症に関する情報の収集、整理及び発信に努め
なければならない。この場合において、市は、当該感染症の患者等の人権を
尊重しなければならない。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を全市一丸となって防止するための条例


headlines.yahoo.co.jp


camp-fire.jp



bit.do

http://bit.do/Ncastle

名古屋市北区黒川の「北生涯学習センター」で行っております。
月例会ですが。

当該施設の使用制限が 4月12日まで延びたという事で、
4月11日開催予定の 月例会は行なえません

なお、次回開催予定は

5月11日(月) 18:30~

第一集会室 となります。


また、次回、

第七回公判は

5月13日(水)15:00~

名古屋地方裁判所 

第1102法廷です。



山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信

COVID-19情報共有 — COVID19-Information sharing – By Prof. Dr. Aki-Hiro Sato


*1:例えば、地域委員会の問題。減税日本の問題等。当ブログが指摘したことで事態が深刻になる前に改善が見られたものも有る。しかし、そこで河村たかしは反省を見せず、同じような誤りを繰り返している。また、地元紙である中日新聞においても、明白な誤報について正確で誠実な訂正を行っていない。こうした歪んだ有り様の一つの帰結が、日本全国で唯一継続している独自の住民税減税というデフレ推進政策だ。こうした理性的な反省の機会を、当ブログの早急な警告が奪っているとの批判も有り、そのため意識的に問題が深刻化するまでは当ブログでは取り扱わない。