市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

この選挙結果を受けて判った事

マスコミの出口調査で、支持政党があるにもかかわらず、河村市長に投票したというヒトが少なくない割合で居るという報道が出ている。

つまり、今回の選挙は河村市長対政党という対立構図ではなかった。

これは、河村市長やその支持者が主張したように。「対立候補は議会の傀儡で、減税政策をやめて議員報酬や職員給与を上げたいだけ」「対立候補は議会(既存政党)の傀儡である」という「プロパガンダ」を否定する根拠となるだろう。

もし、既存政党が議員報酬を守りたいがために河村市長の続投を阻止しようとしていたのであれば、もっと組織的な動員がなされていて、選挙結果は違ったものになっていたはずだ。既存政党が議員報酬を守りたいがためだけに選挙戦を戦ったなどというプロパガンダは、なんともさもしいものだが、それを信じられる人がいたのなら、そういったヒトに対してどう言葉を尽くしてみても虚しいだけに思える。(当然、当ブログが何らかの思惑を持った政党やら政治団体、宗教団体、フリーメイソンやらイルミナティ、はたまた地球制服を狙うショッカーやギャラクターのプロパガンダでないという証明は、当ブログにはできない)

現在の名古屋市内における全有権者数は183万人である。
今回有効投票を行った者は67万人
これを一般的な政党支持率(比率は、NHK月例世論調査を参考にした)で按分し、各政党支持者数を推定、この値に報道された出口調査の比率をかけてみると、政党を支持しつつ河村市長に投票した有権者数は約22万人と推定される。

この22万人の投票行動の内、57.2%のヒトが対立候補に投票していたなら、結果は逆になっていた。この22万人にどのように訴えるかが課題だったのだろう。



市井の人々は、政治家に嘘をつかれても
たいていの場合は気がつかない。

やはり、権威のある人。肩書きのある人の言葉を信じるのであって、
それに対して否定的な意見というのは、
偏りがあると思われるか、そちらこそ嘘であると思ってしまう。

自分に実害がない限り、言葉と言葉のやりとり、議論には耳を傾けない。

特に、市民、有権者自身が選択した市長であれば、
その権威や肩書は自分たちが与えたものであって、
その言葉を信じることは自分を肯定することにつながり、
自身が選択した市長を否定する言葉は、
自分を否定する事につながる。
ヒトは自分を否定する言葉を受け入れがたい。

つまり、今、河村市長を否定する言葉は、45万人の選択を否定する行為であって、この45万人が易々とそのような言葉を受け入れるとは思えない。

ならば諦めるのかというと、私は一層このブログの価値を確かめる事が出来たように思える。この選挙期間中、当ブログの過去ログがあちらこちらで参照された。そして話題になった。私にできる事は、市民が自分の問題として疑問を感じた時に、その疑問に応える情報を積み上げ、待っている事だけだ。しかし、そうした機会は確実に来ると信じている。

そして、ここに提示されている情報を、そのまま信じるのではなく、自分で検証してもらえば、ここの情報の信憑性はご理解いただけるだろうし、このブログが指し示している事柄が何を意味するか、ご理解いただけるだろう。そして、その事実は非常に興味深いものであるはずだ。




「地方行政研究会(仮)」第一回勉強会

日時:5月13日(土)
お昼の部:13時より(第2和室、2時間程度)
夕方の部:17時より(第1集会室、2時間程度)

場所:北区、北生涯学習センター

参加費用:無料
参加資格:無し減税日本関係者、河村政治塾塾生、ナゴヤ庶民連、河村サポーターズ、ネットワーク河村市長関係者等々優遇(って、別に何も遇するものは無いけど))

ルール
1.事実を元に語ること。
2.主観の押しつけはしない。

※録音、録画は禁止。当方も録音、録画は致しません。