市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

元旦自転車街宣随行記

 明けましておめでとうございます。
 元旦に書いた文章が余りにもバカバカしいので屑籠に捨てました。
 それ以来とある本を読み続けていますが、まったく目から鱗
 すばらしい論考です。この論考についてはもう暫くしたら「読書感想文」を書いてみようかと思っています。

 特に何も書くべきことも無いなぁ〜、と、ある意味穏やかな状態でおります。
 年末の発表も別にあれ以上突っ込む必要もない話でしょうから。
 (相生山の工事中止については追加して話す題材がありません。単なる言葉だけなのですから。民間登用の問題に関しては年明けに動きがあるのでしょうから、それを受けてもっと詰める必要があるのでしょう)

 元旦に廃棄した文章の内、半分を抜き出してみます。
 (1月2日分として掲載します)


 元旦に河村市長は大須熱田神宮で街宣をする慣例になっているようだ。

 私は元旦にある通例行事があるのでこれは見ていなかったが、今年はこの通例行事をパスさせていただいてこの街宣を見物してみました。


 まず、大須減税日本、河村市長の街宣について。参加した公職者は佐藤あつし県議、市議から(いずれも敬称略)田山、大村、鹿島、金城、鈴木、冨口、それと高橋市議候補予定者、といったところですか。それに河村事務所のH氏とH氏。

 湯川市議は続く熱田神宮の街宣には参加して居たようです。

 浅井、余語市議などの姿は見えませんでしたね。県議も居なかった。

 佐藤夕子副代表の姿が無かったり、広沢幹事長の姿も見えませんでしたね。


 河村氏の街宣演説は何も内容が無い。事実誤認の話も多い。敢えて「嘘」とは言いませんが。
 街宣車に吹き込んである録音でも事実誤認や過大表現が目立ちましたね。何が事実誤認や過大表現か、指摘して修正されても面白くないので具体例は挙げませんが、そろそろこういった過大表現については鼻白む市民も多いだろうと思います。

 具体的な政策について詰めていない、実態的に関わっていないので上滑りの話題にばかり飛びつく、上滑りの話題ばかりなので演説に聴衆がひきつけられない。ヒトを引き付けられる話題が提供できないのでより一層上滑りする話題を模索してスベる。
 こんな悪循環に陥っているんでしょうね。

 年末に発表した「相生山道路の建設中止」についても特に触れていなかったと思います、つまり演説で中止決定について市民に説明責任を果たそうという意識は見えなかった。
 あの中止決定の発表がどういった意味を持つものであるのか、昨年末の当ブログの推測に対する傍証にもなるのではないでしょうかね。


 さて、減税日本、河村市長は大須の街宣場所から自転車に乗って「自転車街宣」を行いつつ熱田神宮まで移動すると言われています。

 なので、私も自転車に乗って小型ビデオカメラを持って「自転車街宣」を追いかけてみました。


 その動画を公開しても良いのですが、どうにもつまらない。

 なので、一部をキャプチャしてお伝えします。

 一枚目は大須の本町通り、街宣場所から颯爽と自転車で出発する河村市長です。
 ところで、この減税日本街宣車。「市民税5%減税」の「5」が修正した跡が見え見えですよね。元々は「市民税10%減税」だった筈で、それがいつの間にか「5%」に縮小されてしまった。この修正はその「食言」を自ら顕して、戒めているのでしょうね。たいしたものです。


 街宣車から河村代表の新年のあいさつが流され、その後を代表、佐藤県議、高橋候補予定者の三人が伴走する形で本町通りから大須通りを西に、西大須交差点、大須スケート場の角を曲がり、伏見通りを熱田神宮に向けて南下していきます。

 すると、街宣車が停車しています。大津通の街宣会場に河村代表を乗せて来たクラウンも停車していました。

 何が始まるのかと見ていると、河村代表はクラウンに乗り込み、自転車から旗を抜くと、自転車と旗を街宣車に積み込み始めました。写真に「ヨネックス 名古屋支店」が写りこんでいますが、場所としては中区橘町1丁目になります。Google マップで見ると、だいたい走り出した場所から900m程度の位置になります。

 Google マップ

 あれあれ、どうしたのかな?
 巷間言われているように、河村代表は大須から熱田神宮まで自転車街宣をすると言いながら、途中は車で移動している。という「都市伝説」が本当なのだろうかと見ていますと、やがて河村代表はクラウンから出てきて「トイレを借りに」近くの建物に入っていき、また自転車を街宣車から下ろして旗を差し、熱田神宮に向かって走り始めました。

 時折小雪がぱらつく寒さの中を、河村代表は大須から熱田神宮まで自転車で走り切りましたよ。


 私がずっとカメラで撮影していたからなんて、関係ありません。タブン

 ポピュリズムも体裁を取り繕うのは大変だなと思いましたけどね。

追記:最後の写真は
件の「トイレ休憩」後取材陣のカメラと並走する河村市長。