今日は内容が盛りだくさんなので、一つ一つの事柄は細切れの記事に成る可能性があります。
明日(5月19日)行われる「自由な議論で「南京」の真実を究明しよう!公開討論会」はどうも初期、伺っていた雰囲気とは違って、「南京事件」そのものの検証を自由に討論するという会になりそうな雰囲気で、名古屋市長としての河村氏の「南京発言」は問題にはならないというスタンスなのかな?
河村市長も登壇!名古屋で公開討論会開催 | 南京の真実国民運動
全国的に広がっているようです。
【追加あり】茨城、鳥取、東京、宮城で新たに「南京事件」についての集会の詳細が決定しました | 南京の真実国民運動
こういうのを 「政治利用」というのではないのでしょうかね?
ところでこの会の説明文には次のようにあります。
河村たかし名古屋市長の中国南京市委員への「通常の戦闘行為はあったが、いわゆる南京事件はなかったのではないか」「互いに言うべきことを言って仲良くしていきたい」という発言を支持し、「南京事件」の真実を究明していく国民運動のブログです。
南京の真実国民運動
「通常の戦闘行為はあったが、いわゆる南京事件はなかったのではないか」*1という主張は、これ自体がすでに政府見解から逸脱しています。
河村市長は市長会見において「政府見解に立つ」と言っていますが、見解がブレているのですか。
ところである方が「どうも、この会合は参加すると、会場の真ん中に日の丸でも掲げて『君が代』でも歌わされそうなので参加しない」と言っていました。
わたしも参加するとして、『君が代』斉唱を促されたら起立も斉唱も拒否しようと思います。
それは「戦死戦傷者とその遺族に配慮し、当面君が代を国歌としない」という考え方に近いからです。
"河村たかし珠玉の議員立法集" 7項目目と8項目目に注目ください。
さて、次。
今朝の中日新聞に「減税日本県議報酬 800万円超分寄付は5人」との記事が出ていました。
この中で千種区選出(で、当ブログではおなじみの)東裕子県議は「北海道の山村留学事業に寄附」とされていますが。どうもこれは瀬棚郡今金町でしょうか?
http://pirika.host.jp/
http://www.town.imakane.lg.jp/modules/pico1/index.php/content0379.html#2
(あれ?一番下の写真?)
その他にも(これも当ブログでおなじみの)三宅県議は「事務所の職員の給与支払などがあり、現状では無理」としているみたいで、なんだかこの方は言う度に話が変わりますね。更に言うと「事務所の職員」というのはどなたですか?
はい、次。
去年、減税日本ナゴヤ市議団が結成された時に、田山市議は幹事長を希望していたようですね。で、河村市長もその意向だったようで。ところが有力支援者からのアドバイスで、他会派との対外的な折衝を行う幹事長は、現新政会の舟橋市議にした方が良いということで、田山市議は政審会長という事になったのだそうです。
その時に田山市議は「政審会長というのはどういう仕事をするのですか?」と聞かれたようですね。
そして去年の5月中旬の段階で済藤実咲市議(当時は次点候補)が、某県の知事と「メル友」だったようで、この某県の知事から「近々、繰り上げ当選の可能性があるよ」と耳打ちされていたみたいですね。
則竹市議の議員辞職の問題は誰がどう考えてもおかしい。そのくせ絶妙のタイミング。
ユダは誰か―則竹氏を刺したのは誰か? - 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0
高度に意図的でなければこうはならないでしょう。
(当時の当ブログで漏れていた事が2点:(1)費用弁償の使用は、そもそも則竹氏本人のお金なのだから議員辞職までは求められるべきか不明。会派離脱程度が妥当ではないのか?という指摘がある。(2)6月1日を越えると賞与の支給対象となるので辞職のタイミングはこの後になった?そして、繰上げ当選の期限が14日なので1日から14日の間の2週間が、これを意図した人にとって最も有利なタイミングであったのではないか?)
しかし、哀れなもので、「騙されたり、嵌められても気が付かない人は気が付かない」というもので、則竹氏はこの人を頼って、市会に復帰する道を模索しているようです。
そこには道はありません。
はい、次。
5月17日の市長会見詳報から。
1)中区ボートピアの建設判断で、市長が推進、反対を決めなければならないが、この会見で地元の意見を聞くと言っている。どのように実施し、どのような意見を聞いたのか。是非、公表していただこう。
2)地域委員会の説明会に参加者が少ないと言う質問に。「一番の問題点は地域委員会を何のためにやるのか(中略)、まだ(市民に)理解が行き届いていない」と河村市長は言っていますが。その後延々と「児童虐待」の話題が続いています。
このブログでも散々指摘していますし、市会委員会や検証(議事録)などでも指摘されていますが「地域委員会で児童虐待対策はできない」・・・本当に「理解が行き届いていない」のは河村市長本人です。
そもそも記者の質問、説明会参加者が少ないという質問に何も答えていないじゃない。
3)これは市長会見の録画をご確認いただくとおもしろいのですが、最後の「国会議員の議員特権」の話は「政治漫談」ですね。ケーシー高峰師匠ほどではないですが、政治と関係ない話としては面白いのかもしれません(程度は低いですが)
そして、この話を聞いていると、いかにも「すぐにも戻りたい」と言っているようで笑えます。
さて、次。
これも本日の中日朝刊です。小さい扱いですが本当は一番おもしろい記事です。
まず、副市長に住田さんが再任されました。公募だのなんだのって話はたち切れですかね?(本当に、河村市長の政策実現能力が無いことが分かりますよね)
で、この住田副市長の発言「漫然と過ごすことなく、市長の任期も見据えながら全力を挙げて職務に精励したい」は味わい深いですね。噛めば噛むほど味が出る、スルメみたいな挨拶です。
「漫然と過ごすことなく」ね。上でも書いたように中区の住民に意見を求めるならちゃんと求めてね、 漫然と過ごすことなく。
「市長の任期も見据えながら」ね。深いですよね。
そして、この記事では後段もおもしろい。
監査委員として鈴木邦尚・前市民経済局長と伊神邦彦、服部将也両市議を新たに任命する案にも賛成多数で同意し、閉会した。
という、ルーチンワークとしての監査委員の改選が報告されているだけに見えますが、この監査委員の改選でちょっとしたトラブルが起こって、本会議の開催が少々遅れたのですよ。え?どんなトラブルかって?ご想像通りです。
実は17日に伊神市議は議会をお休みしています。
このお休みは私的な理由だそうですが、止むに止まれぬ理由ということで自民党会派としては了承をしていたようです。ところが、監査委員の人事を決める際に決定と欠席を考慮に入れておかなかったようで、制度的に問題はないが欠席議員が選任されるという少々「見栄え」の悪い状態になったようです。
これは伊神市議を監査委員に選任して、欠席も承認した自民党会派の責任ということで、渡部義郎自民党市議団団長と藤田幹事長が二人で全会派を回って、伊神市議欠席について釈明とお詫びをしたそうなんですね。
繰り返しますが、制度的には問題はありません。
ところが、この欠席について「議会運営委員会」でクレームを付けたのが減税日本ナゴヤの園田副幹事長です。
太田敏光さんのブログにその時の模様が書かれていますね。
http://blog.goo.ne.jp/nagoya2010_001/e/625f487594a0c9c2caee782b3d309ca0
傍聴者を入れた公式の議運はたったの2分ですが。その前後にこの件を取上げた減税日本ナゴヤと自民党とのやり取りがあったようで。
どうも中村孝道市議の沖縄旅行と、委員会欠席。または河合市議の特別会欠席と変わらないじゃないかと言いたかったようです。子どもじゃないんだから、伊神市議の欠席と、中村孝道市議や河合市議の欠席が同じか同じじゃないかぐらい判りそうなものなんですけどね。
なんでも「納得のいく説明が無ければ、減税日本ナゴヤはこの人事案について反対するか、欠席という意思表示をさせてもらう」というような見栄まで切ったらしいのですが。
「この人事案は市長提案なのですが、その市長提案を減税日本ナゴヤは否決されるのですか」と指摘されて一言も言い返せなかったようです。
園田市議、口を開けば恥をかくだけですから閉じておく事です。
この監査委員については、いままで減税日本ナゴヤの荒川市議が勤めていて、今回退任となり、本会議場で退任の挨拶をしたのですが、何を興奮してしまったのかマイクを振り回して、風防は飛ばす上に、 「ご厚情感謝いたします」と言うべきところを「ごアツジョウ感謝いたします」と読み違えたらしいです。
河村市長は、減税日本ナゴヤの市議が委員間討論などで発言を求められるような時には、質問項目を事前告知して、その回答も当局が作るべきと言うような事を言っていましたが、回答を作るときには読み仮名も振っておかなければならないようですね。
その他にも余語幹事長が「減税日本はネットワーク河村市長の下部組織なので、ネットワーク河村市長が収集した受任者名簿を減税日本が使っても問題ない」という発言をしたらしい。こりゃ、明らかに嘘だ。ネットワーク河村市長は傘下6団体という構成はあるが、それは明確になっている。
そして、もしもネットワーク河村市長と減税日本が一体であるというのであるなら、では、流出の責任を請求代表者やネットワーク河村市長に求めるのではなく、減税日本に求めても良いのですね。
責任を取ってください、釈明、説明責任を果たしてください。そして、市民に対する問い合わせ窓口を設置してください。
ネットワーク河村市長と減税日本が一体であるというのであれば、設置責任、説明責任も一体として減税日本にある筈です。
都合の良い時だけ「一体」責任を取るべきときには「別の主体」では都合が良すぎます。
この件については正式なコメントを確認後、再度取上げます。いい加減子どもじみた嘘に嘘を重ねる態度は見苦しいだけです。
その他、山田市議が政務調査費の再確認をしている中で、色々と問題がありそうなのですが、その中で「グリーン車問題」というのも出てきそうです。これはまた今度書きましょう。
そして、減税日本の周辺者(元家族)が警察に拘留されたか逮捕されたのではという情報も寄せられましたが、これも詳しく判りましたらお知らせします。
また上でも書きましたが「騙されたり*2、嵌められても*3気が付かない人は気が付かない」というのは本当に哀れですね。一つ気が付くことは、自分が他人を騙したり、嵌めたり、他人の人格や心を踏みにじる事に何とも思わない人が、自分も騙したり嵌められたり、立場を踏みにじられたりする傾向があるような気がします。
河村市長にあからさまに騙されたのに、それに気が付かず、そして自分たちの目的としていた事をほったらかしにして平気で居られる人たち*4がいるのですが、それについてはまた稿を改めて記述しましょう。*5