市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

山田市議、お辞めなさい。

 矛盾が起こる原因は、何と何が食い違っているのだろうか。

 本文に入る前に、世間の常識としてどうなんでしょうか、携帯電話に電話した時に、相手が出たら「今、電話でお話できますか」ぐらいの確認をしてから会話に入った方が良くないでしょうかね。常識とか以前に、相手を思いやる気持ちとして。

 さて、9月10日の記事について、山田市議よりメールが来ました。それも、本論の部分ではなく、前振りの、そして本当にどうでも良い伝聞情報についてです。

 もう一度、9月10日の記事を整理してみると。

(1) 山田市議のブログに投稿された署名簿アドレスについて、山田市議が流出させたかのような受け止め方は誤りである件について。
(2) 話が脇道にそれて、この流出問題は請求代表者が責任主体であるから、市民に対して謝罪なり、事情説明が必要であるだろうに三宅県議は何もしていない。

(3) 山田市議がブログにアドレスを投稿した者が誰と話した事で訂正を申し入れられたらしい。

(4) 議会報告会に市が予算を付けていない事は明白な条例違反である。
(5) この違反状態に市民から請願が上がってきているが、これに反対ができるものは、条例違反の状態を肯定するものであって、自ら遵法精神がないと公言しているに等しい。
(6) この請願審査中、山田市議がわざわざ総務環境委員会の部屋に入室して、反対を表明した中村孝道、林直樹に対して「メモ」を渡した。この「メモ」が両名に対して意思表示に制限を加えるものであったと言う観測があったが、それについては本人が否定した。
(7) その後、賛成の意思表示をした鈴木、玉置両市議に減税日本ゴヤ市議団の幹事として、委員会での意思表明は会派の代表として参加しているのであるから、会派の意思に準ずるべきと意見したとの行動を耳にして、私がこの事を確認させていただいたところ。
 この件については少々事実関係が異なるが、会派のルールとして、委員会での意思表示は会派の代表として、会派の決定に従うべきである。と、山田市議は私に直接言われた。

 それを受けて私は再度、減税日本ゴヤ市議団の党内規約である「減税日本ゴヤ規約 (平成23年6月16日施行)」を確認したところ、その第28条に山田市議の認識とは異なる条文が記載されていたので事実誤認である旨記述した。

 これらの中で、(1)(2)、及び(4)から(7)までは名古屋市民に関わる事柄であって、是非、是正願いたい。(6)については、誤解であれば山田市議にとっても、名古屋市民にとっても不幸であると言う意味では、名古屋市民にも関わると言えなくもないだろう。

 ところが、(3)は、この一文の中で最もどうでも良い事で、名古屋市民は関係ないし、文章にあったように、山田市議が誤ってしゃべってしまったような事なら、関係者と名指された二人に対して山田市議が謝罪でもされればよい事でしょうし、もし、山田市議自体がしゃべっていない。「そのような事をしゃべった」という事自体が根も葉もない噂、デマの類であれば、山田市議が名誉を回復するために説明責任を果たされれば良い事であって、名古屋市民にとってはどうでも良い事です。

 ちなみに、マスコミにおいてはこういった報道行為を当人に確認するべきでしょうが、当ブログではそうはしていません。一々の記述に当人に確認することの方が先方にとって大変でしょうし、当ブログにおいてはコメント欄、トラックバック等、いくらでも反論ができるのですから、その機構をご利用いただけば良いと思っています。
 かといって勿論、どのような表現でも許されるとは思っていません。当ブログに投稿された件の署名簿とおぼしきファイルが置かれたアドレスについては削除させていただきましたし、この記述でも関係者の実名は伏せています。

 さて、このように議会報告会の予算、またはご自分の会派の会派内ルールについて等、考えなければならない重い事柄が含まれていた文章である筈ですが、それについてはリアクションはなく、(3)についてのクレームのメールが来たわけです。

 つまり、山田市議は、誰に対しても「某市議(実名)と某マスコミ関係者(実名)が結託して、自分のブログにこのリンクを書き込んだのではないか」などと言った事実もないし、「そう言った」という噂を立てられて「某マスコミ関係者(実名)」が自分のところに訂正を求めてきたけれども、事情を説明したところ理解していただけた。と、言ってきたわけです。

 メールで何回かやり取りがあり、その後、直接山田市議から自分宛に電話がかかってきました。この電話で山田市議はとんでもない発言をして、私はそれを公表する義務があるのですが、それについては先ず、置きます。

 その後、この「某マスコミ関係者」に直接確認したところ、当ブログでは「訂正を申し入れ」となっているけれども、自分は抗議をしに行きました。と言っておられました。山田市議は「ご自分がそう話した事を認めて、謝罪された」と。もし、第三者に「言っていない」と言うのであれば、再度抗議をするとも言っていました。話すときにテープでも回すべきかな。とも。

 このような単純な「食言」をして、言った言わないの話にするようでは、政治家なんか辞めてしまった方が良いです。

 そして、電話の中での許せない発言ですが。

 説明責任があるだろうと、私が追求したときに、「自分を信頼してくれない人々に説明する必要を感じない」というような事を言われたわけですよね。
 君は、市民から付託を受けているのではないか。と更に追求すると。
 「付託をしてくれたのは自分を信じてくれている人々で、●●さん(筆者)が信じてくれないのならば、付託をしてもらったとは思えない」
 君は、君を信任した人だけではなく、全ての市民から歳費を得ているんじゃないのか。君を信任してくれる人だけの為に働くというのか。というような追求をすると。
 「その通り」と応えました。

 河村市長の支援者たち、ナゴヤ庶民連などの文化でもそうなんですが、なんだろうか、彼等にとっては名古屋市民の中に「敵」と「味方」が居るようなんですね。河村市長を中心に、この「味方」の人たちによる市政を進めていきたい。と言う事なんでしょうか。

 例の「ネットワーク河村市長」の要請書にもあったような「市民は減税日本ゴヤが市民目線で挑戦していることに大変好感を持っています」という強弁。
 7月のあの段階で、減税日本ゴヤの市議が「市民目線で挑戦している」と思っている「市民」なんて、どこに居るのか。そもそも市民の大多数は、その市議を見たこともない。そんな者たちに「好感を持って」いよう筈もない。

 こうやって、自分たちの主観をさも一般的事実であるかのように捉えられる事が幼稚であろうが、その幼稚な連中が政令指定都市の中で一定の政治的プレゼンスを持てるということに恐れを抱く。

 山田市議にも「敵」と「味方」があって、彼女は「味方」のための市政を進めていくらしい。自分たちの党内規約も無視して。嘘ばかりを話す「或る一人の市の職員」の言葉を信じて。その言葉をきけば聞くほど、矛盾が深刻になって、問題が解決できなくなり、あちこちでその矛盾が形となっても収拾を付けられなくなる事でしょう。

 こりゃ、無理です。

 私は、このブログで誰に向かっても「辞めなさい」と言った事はありませんが、初めて言います。その方があなたの為でもあるからです。

 山田市議、お辞めなさい。あなたには無理です。