(推敲は明日の朝行うので、いろいろ間違いはありましょう)
どうも、皆様、寒中お見舞い申し上げます。
今年のお正月休みは、貴重な本を一冊と、ちょっとしたシステム拡張を行いました。
いままでなぜしなかったのかと悔やまれるほど安価で高いパフォーマンスが得られて満足しております。
年末からこの8日にかけて、納品物件があったので、なかなか忙しい状態でしたが、それも納まり、追加物を含めて今週末に納品がすめばやっと、やれやれ。気分的にはやっと年を越した感じです。
さて、本来であればこの本についての論考を年初の記事としようと思っておりましたが、本日強烈な電話をいただき、その話をしていこうと思います。
年末に小耳には挟んでおりましたが、またまた名古屋市会でちょっとした騒動がまき起こっているようです。マスコミというのはなぜこういった事を市民に伝えないのでしょうか?
減税日本ナゴヤの市議が、どのような活動をしているか知らされないまま、市民は、市議報酬について判断ができるのでしょうか?逆に、市議報酬についてまた「半減」というような乱暴な提案を、市長がするのだとしたら、その「半減」で得られる市議の品質について、市長は市民に開示する義務がある。
市長は、次の定例会の論点、そして市議選の論点として市議報酬の「半減」を提案するのであれば、減税日本ナゴヤの市議の行動を知らせる努力をするべきだ。しかし事実は逆で、市長は減税日本ナゴヤの市議の動きを隠蔽しようとしている。隠そうとしているし、ことある毎に「おとなしくしていろ」と指示しているようだ。つまり、市長にとって「何もしない市議」こそがありがたい市議なのだろう。市長の好き勝手な提案に諾々と従うロボットが欲しいだけなのだ。
当初、市民が選んだ減税日本の市議は12名だった。
それが大義も無い衆議院転身で10名に減り、離脱者が出て9名になった。
そしてこの11月定例会における不適切な行動によって、浅井康正団長が離脱するに及んで8名となっている。市民の付託を受けて活動すべき市議が任期中に1/3に減少する。
議席をなんだと思っているんだろうか?
それは市長の物でも、市議自身の物でもない。付託した市民、有権者の物だ。
市議はその付託を受けて活動するのであるし、その付託は重い。
その重みを自覚することなく、あたかも私有物か、ゴミクズのように投げ捨てる減税日本に、これ以上投票しようなどという有権者が居るとすれば、正気を疑う。
そして、そのような無責任な者を、市議として選択する、やはり無責任な有権者には軽蔑の念しか浮かばない。
11月定例会が終わり、名古屋市会は「市会だより」の編集に入った。「市会だより」は各会派から編集委員が集まり、市民に議会の活動を知らせる重要なメディアだ。市長が議会報告会という市民の権利を奪っている今、市民が市会の行動を知るメディアは直接議事録を読むか、インターネット中継を見るか、議員各自の情報提供に目を通す以外にはこの「市会だより」以外には方法がない。
さて、この11月議会はまったくの無風議会だった。
市長の「生命をかける」と言った名古屋城関連の予算は計上されず、議論には具体性が掛ける結果となった。また、様々な施策についても、これといった特色も無い当たり前の予算、当たり前の施策が並ぶばかりだった。そうした中で起きたのが減税日本ナゴヤ団長である浅井康正の違法建築、違法ブロック塀増設騒動だ。
大阪北部地震によって起きた「ブロック塀」の倒壊で、幼い命が奪われ、名古屋市においても特別の補助金を組んで市内の「ブロック塀」を減らし、危険を減らしていこうとしているさ中に、その議論を行っている市議自身が、新たに「ブロック塀」を設置する。それも違法で危険な「ブロック塀」を設置しているとあっては、いったい市議会、委員会の議論をどのようなつもりで聞いていたのか、正気すら疑わせる。
これはちょうど、河村市長と同じだ。
呆れたことに河村市長はこの11月定例議会に「障碍者差別解消推進条例」を上程している。
また、愛知県における「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」に適合するように、公共的な施設の設置者に整備計画の届け出を求めている。
名古屋市:人にやさしい街づくりの推進に関する条例(事業向け情報)
名古屋市:障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例検討部会(暮らしの情報)
それでいて、自身が進める名古屋城天守の木造化においては、こうした基準を無視したバカを続けている。
目の前で「ブロック塀」の危険性が議論されている事も耳に入らぬかのように、自ら「ブロック塀」を作り続けた浅井康正減税日本ナゴヤ団長。
目の前で「障碍者差別解消」の条例制定の議論が行われているにもかかわらず、それを全く無視して障碍者差別の言動を続ける河村市長。
根底ではまったく繋がっている。
浅井康正団長は会派から追い出されたが、さぞ納得のいかない事だろう。なにせ、代表と同じ事をしていただけなのだから。
さて、浅井康正市議の問題は委員会の構成や会派の構成にまで影響が及び、市会も少なからぬ遅延を被ることになった。(なんでも、その時間数は50時間を越えるそうだ)
こうした事について「市会だより」に掲載しなければならない。特に浅井康正市議が会派を離脱した事は、減税日本ナゴヤの勝手な事情であって、これだけの説明では何のことやらわからない。
また、この間「浅井市議、違法建築で会派離脱」と報道されるなどして
自民党選出、中川区の浅井正仁市議には少なからぬ「風評被害」もあるようで、こうした誤解も払拭しなければならない。という事で、浅井康正市議の違法行為とその経緯、及び市議会、委員会における対応や会派における対応、会派離脱について克明に「市会だより」に掲載する事となったようだ。
勿論、この意向は「市会だより」の減税日本ナゴヤ編集委員である市議にも了解を取ってある。
というよりも、この編集委員はこの編集方針について一切意見を言わなかったそうだ。
この編集委員が誰だって?
当ブログではおなじみの「ワイルド・佐藤」だ!
2018-10-22 ダサすぎる、減税日本、佐藤市議の政治資金に関する疑惑について
このように、イレギュラーな出来事を詳細に載せるために、通常は掲載するべき市会における質問事項を掲載する場所が減ったそうだ。そうした中で編集委員の議論として、浅井康正市議の不祥事についての記事を掲載する空間を得るために、11月定例会で減税日本ナゴヤの市議が行った議案外質問は割愛することとしたそうだ。当然この決定にも ワイルド・佐藤市議は参加しており、特に異論はなかったそうだ。
繰り返すが、この編集方針を減税日本ナゴヤの「市会だより」編集委員である佐藤あつし市議は了承して、「市会だより」編集委員会は終了している。
ちなみに、割愛される減税日本ナゴヤの市議というのは、鈴木孝之現団長、田山宏之幹事長、高木善英市議、そして浅井康正市議本人の4人分となる。
さて、確かにこの措置は厳しいものであるし、それだけに11月議会において、浅井市議が副委員長を降りると表明してからの混乱や、その際、本来であれば減税日本ナゴヤの全市議が揃って対応すべき意思表明が、帰宅者が居たことから遅れた問題など、無責任のそしりを免れない事などもあって、他の会派が厳しい態度で挑んだことは疑いがない。しかし、だからといって、「飲めない」条件であるのであれば、その編集委員会でその旨を表明すべきではないだろうか?
そこでの抗弁や、同意の拒否があるのであれば、まだ理解もできるが、編集委員である佐藤市議が同意してしまったのだから「後の祭り」彼ら、新自由主義者のお好きな言葉で言えば「自己責任」というものだろう。
ところがここからが凄い。
なんと、田山幹事長がこの決定に不満を持って、議長に異議を唱えたというのだ。
「市会だより」は編集委員によって作成されるものであって、議長は介在しない。
また、田山幹事長も編集に対しての異論を述べる立場にはない。筋を通すとすれば、佐藤市議・編集委員が、編集委員長である議員に「会派に持ち帰ったところ、強硬な反対に遭った。何とか考え直してもらえまいか」というのであれば判る。これは社会的な常識だろう。
それが、まったく筋の異なる会派の幹事長から、編集委員や編集委員長を通り越して議長に異論をぶつけるというのは、筋違いも甚だしいし、編集委員や編集委員長を蔑ろにする行為だ。
・・・田山市議という人、ブラック企業大賞2017年に輝いている「アリさんマークの引越社」の創業者から多額の献金を受けていたり、その行動原理から、こうした場合の身の振り方に独特のものがあるのでしょうが。それはその「アリさんマークの引越社」や彼の出身の企業などに独特な、非民主的で農奴的な権力構造では成立しても、民主的な組織においては通用しない。
何を議長に頭越しに話を持って行っちゃったんでしょうね?
また、ワイルド・佐藤市議の編集委員としての責任はどうなるんでしょうか?
なんでも、ひょっとすると「市会だより」の2月号は発行できないかもしれないと観測されている。
確かに、議会における活動を市民に知らせる機会を奪われることは、重い。それを厭う気持ちは判らないでもない。しかし、それと同等に重い問題をいやしくも市議会派の団長が起こし、委員会の副委員長も降り、他会派にも迷惑をかけているのだから、その説明責任は果たされるべきだろう。
そして、田山幹事長がそれほど市民に説明責任を果たし、示したい個人議案外質問について、ではあなた方ご本人は説明責任を果たしているのだろうか?
高木市議
HP
11月28日の質問内容についての記載なし。
https://www.facebook.com/takagi.yoshihide/posts/2153623801398986
メディアで取り上げられたという小学生のような感想だけ。
肝心の問題点や施策の説明は無し。
失格
鈴木新団長
https://www.facebook.com/takayuki.suzuki.357284
個人質問について、説明なし。
Blog
http://takas828-blog2.seesaa.net/archives/20181202-1.html
記載なし
浅井康正
Blog
https://ameblo.jp/yasumasa-asai/
記載なし。
田山宏之
新聞に掲載されたという、やはり小学生のような自慢(?)だけ。
質問の内容についての市民への説明は無し。
というか、こんなに記事(引用)が多く、主たる記述が少ない場合、
それは引用ではなく剽窃となり、著作権を侵害することになる。
というか、このダダくさな記事引用。市民への説明がめんどくさいなら市議など辞めろ!
揃いも揃って、これで8年*1市議やったってんだから、笑わせる。
自分自身では説明もしていないものを、「市会だより」にフリーライドする権利だけ主張するというのは、ちょっとさもしくはないだろうか?
市民に説明責任を果たし、議論を行おうなんて習慣は欠片ほども身についていない。それは仕方がない、代表にそんな素養がないのだから。
ボンクラ名古屋市長が、年頭言で市の職員に「アイデア」を求めたそうだ。
アホだろう。
それを考えるのがトップマネジメントの仕事じゃないのか?
それにだ、自分たちの給料を下げようというトップを助けるような提言をいったい誰がするというの?
ボンクラ、あんたの耳に心地良い提言は、必ずその先に「落とし穴」があると覚悟した方が良い。笑い
相変わらず、職員報酬も下げようとしているようだけれど。
年収300万円の者と、年収1200万円の者。必ずとは言えないだろうが、どちらが良い「アイデア」を思いつくだろうかね?優秀な職員を得ようとすれば、報酬は下げるべきだろうか、上げるべきだろうか。
名古屋市民も同様だ。もし、名古屋市議に不満があり、もっと優秀な市議が必要だと思うのであれば、その為には報酬は下げるべきだろうか、上げるべきだろうか。
本当に、市議報酬が半額で良いと思うのであれば、そんな中途半端な事をする必要があるのだろうか?
いっそ、議会など失くしてしまえ。それが究極の節税なんだろう?
なぜ、中途半端に「半額」なんて言っているんだろうか?
市議報酬半減なんて名古屋しかやっていない。
そして、市民税減税も名古屋しかやっていない。
それは果たして、他都市が鈍いからだろうか、それとも名古屋だけが狂気に陥っているからだろうか。
この名古屋の狂気を形成したのは果たして誰なのだろうか?
*1:高木市議は除く