市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

7.30 ActAgainstKawamura! in 北区生涯学習センター

 本日、ある方とお話ができた。その方はずっと名古屋の市政を見てこられて、私等よりもずっと早くから「河村市政の虚構」を見抜いておられた。
 その方々も、河村市長の政策について批判をしていらしたが、その声はなかなか一般の市民には広く伝わらずにいたという事であった。「自分たちの活動は、或いは決定的に間違っていたかもしれない」とおっしゃった。
 その方は「名古屋の市民に河村市長の政策の虚構性を知らしめる最も確実な方法は、河村市長の言うとおりに政策を実現させてやることだ」と言われた。「議会は何も反対しなくていい、減税をやりたいと言うのなら、好きにやらせて市債をどんどん発行させれば良い。議員はボランティアが本来の姿というのなら、報酬が800万円だとかなんとか言っていなくて、タダにすれば良い。どうせ市長提案を丸呑みするんだからそれで良い。地域委員会を全市に導入したいと言うのなら、させれば良い。どうせ職員数が足りなくて立ち行かなくなるし、各地域で不正は横行して、議論の紛糾でぐちゃぐちゃになるのは見えているが、言うとおりにさせてみるがいい。名古屋城を総木造にしたいのならさせればいいし、若宮公園で熊でも虎でも走らせれば良い。河村市長の好きなように名古屋をいじらせてみて、いったいどうなるのか、名古屋市民に実際に見せてみないと判らない」こうおっしゃっていた。

 勿論、こんなことはシニカルに言われているに過ぎない。減税で財政が破綻したってそれは取り戻せる(再建団体になれば、各地にあるスポーツ施設や文化施設は閉鎖されるだろうが、それでも20年もすれば戻すこともできるだろう)議員報酬をタダにして、いったいどんな人が議員になるのか、議員になって何をするのかは知らないが、それだって市民生活には直接は関係ない。
 しかし、地域委員会が導入されて、この無茶苦茶な制度が実行に移されれば地域コミュニティは跡形もなく破壊される(大抵6年で行き詰ることは簡単な計算で割り出せる。しかし、地域を破壊するのはこの6年間の実施期間で充分である)

 この方たちは、こういった予想を元に様々な声を上げて見えた。そして、その予想は今、しっかりと現実の問題となっている。また、私も様々な批判を投げかけているが、これらは価値観の相違や政治信条の問題等ではない。制度的な齟齬の指摘や、立論の矛盾点を突いているに過ぎない。

 制度の改革を訴えるものは、その改革の整合性を立証する責任があるだろう。乱暴な説明しかできないのなら、改革を訴える資格はない。簡単なことだ。

 事実の積み重ねを経て、自分の事ではなく、常に一般の名古屋市民、将来の名古屋市民の心配をしている人々がいる。

 それにひきかえ、「ネットワーク河村市長」の「要請書」を見よ!自分たちの主観的政治信条と、あたかも「ガンにも効くシアバター」のように 。それを正確には訴えてこなかった事によって得られた69万票によって、それが「民意」と強弁し、自分たちが、そして自分たち<だけ>が「市民の代弁者」であるかのように僭称する者たち。

 そしてその発言の恥ずかしげもない偏りを見よ。ここに名古屋市民の幸せを願う姿が何処にあるか。自分たちの偏った政治信条を実現する為に、単なる無知と違法が横行した運動を補強せんが為の、幼稚な自尊心を保つ為だけの発言ではないか。

 さて、ActAgainstKawamura!を発動し、ここまでの疑問についてぶつける機会を得たと思っています。

時 : 7月30日 午前10:30〜12:00
所 : 名古屋市生涯学習センター


名古屋市会議員 田山ひろゆき氏の
「7月度市政報告会」において、これまでの様々な疑問をぶつけて、その回答を得たいと思っています。なお、大声が嫌いな方は、来場されないほうが良いかも知れません。野次は議場では「華」だそうですので、この場で野次がお花畑のように咲き乱れる可能性があります。先ずそもそもお伺いしたいのは「リコール署名運動において昭和区の地区担当者であった田山氏が、なぜ北区の市議として議席を得ようとされたのか」その理由を伺いたい。これは議席を得られた北区の区民だけでなく、転出された昭和区の区民も聞きたい話題でしょう。

7.30 ActAgainstKawamura!