市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

5月13日(土)のお知らせ


河村市長はいったいいくつ嘘を付くのだろう。

なぜ、これほど平然と市民の面前で嘘をつくことができるのだろう。

市民の側にも問題がある。
肩書や有名人だからと、発言を真に受けすぎる。


ケーシー高峰師匠が医療漫談でどんな嘘を言ったところで、それを真に受けるバカは居ない。
なぜ、河村たかしの政治漫談は真に受けてしまうのだろうか?
そんなものに票を入れたり、800万円であろうと市長としての給与、公費を支出してはならない。(笑えるのなら500円程度投げてやればいい。笑えなかったらそれも要らない)

これほど河村市長の発言には嘘が多いのだ、聞く側が気をつけなければならない。
(真に受けているヒトが居たら教えてあげるのが大人の勤めだ)

この選挙中、河村市長は次のような発言をしている。

平成21年から26年にかけて、市の職員給与を平均70万円下げました。
70万円に職員数2万6千人をかけると、およそ180億円です。
この180億円が減税の原資です。

もし、対立候補が市長になってしまって、
減税を止めたら、職員給与が上がるだけですよ。

まるっきりの嘘だ。

名古屋市の職員給与については、概要がホームページに公開されている。

 名古屋市:職員給与(市政情報)


平成21年から26年までの動向を表にしてみた。


確かに職員の平均年間給与は下げられている。

しかしこれは人事委員会の勧告によるもので、名古屋市内の物価や他の民間企業の給与水準などを勘案した金額だ。公務員には労働三権が認められていないので、こうした第三者である人事委員会を立てて、客観的に給与が定められている。(職員給与を引き下げたのは人事委員会で、もしこの引き下げが「成果」だというのであれば、それは人事委員会のものだ。またまた河村市長は「他人の成果」を「自分の手柄」にしている)

昨年、この人事委員会が久々に給与水準を引き上げるように勧告を行うと、河村市長はその受入を拒否した。人事委員会の勧告を拒否するということは、労働三権が認められていない公務員にとって深刻な人権侵害だ。(この騒動では、結局、理由らしい理由もなく、人事委員会の勧告を受け入れている。結局騒いだだけ、モーションだけ。実際、この騒動で、職員給与の引き上げを止めたと思っている人もいるようだ。止めていない、前言を翻して、結果、勧告を受け入れている

労働者の権利を守らないようでは、経営者、他人を使役する者として失格だろう。

「弱い者いじめ」しかできない男である。

表に戻ろう。

人事委員会の勧告で給与が下げられたのは、行政職員だけであり、その数は約1万7千人。削減できた歳出は全て合わせても約95億円である。(6年で)

これで、単年度で120億円程度かかる減税ができるものだろうか。

河村市長は、自身が行っている減税の財源もご存じないようだ。

(教えてやんない、河村市長が自分で調べればいい。または、嘘を言い続ければいい)

さて、ここでお知らせがある。

来る、5月13日(土曜日)
時間は、お昼13時より(2時間程度)
夕方からは17時より(2時間程度)

北区の北生涯学習センター(黒川)において、

「地方行政研究会(仮)」の第一回勉強会を開催します。


エリ・ヴィーゼル*1が言うように、「愛の反対は憎しみではない。無関心」です。

The opposite of love is not hate, it’s indifference.
The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.
The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.
And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

Elie Wiesel - Wikiquote

無関心が、名古屋市政に嘘と混乱、そして停滞を招きました。

この市長選挙が終わり、ゴールデン・ウィークも過ぎた頃になれば、
この市長選挙の熱も冷め、あるいはまた「無関心」が支配してしまうかもしれない。

しかしそれでは、また8年間の繰り返しかもしれません。

いわき候補が市長となったのであれば。

ぜひ、その公約を市民が再確認し、
市長である4年間。その公約の実現を強く求めていかなければならない。

市民から候補者の公約実現を求める声が強く上がれば、行政機構も動かざるを得なくなることもあります。

選挙に受かったら「おしまい」ではありません。
受かってからが始まりの筈です。


また、いわき候補が市長となったのであれば、課題は山積みです。
この8年間の河村市政での停滞を、取り戻してもらわなければならない。

地域委員会騒動でおざなりになった、区政協力委員制度の手直し。または、地域自治の担い手を求める施策の立案、実行が必要となります。(なんなら、このブログで既に述べているようなプランはひとつあります)

その他にも、堀川などへの導水事業の再開等、様々なテーマが考えられると思います。

「無関心」を乗り越えるための勉強会を行いましょう。

そして、こんな事は考えたくもないのですが。

もし、河村市長の4期目が始まるとすると。
これこそ大問題が山積みです。
放置もできません。

大きく、また直近の課題として、名古屋城天守閣レプリカ木造化計画(またの名を、「河村城築城問題/名古屋市民の天守閣破壊問題)を止めなければなりません。

文化庁の審査の間に、名古屋市民に現天守閣の価値を如何に訴え、このムダで市長の私的な功名心だけのためにあり、歴史を軽視し文化を蹂躙し、名古屋市民の心、魂を足蹴にする。河村城築城問題を市民に訴え、計画の中止を求める方策を練ってみたいと思います。(これについても手伝っていただきたい腹案があります)

また、日立問題。名古屋市が日立に支払う損害賠償について、その経緯や意味を再学習し、来る結審を受けて、市民は如何にあるべきか話し合ってみたいと思います。

その他にも、色々とテーマは考えられますし、こうしたブログでは書けないような ネタ も飛び出すかもしれません。(ひとつ、ふたつは 極秘情報 をリークしましょう。その代わり、録音、録画のたぐいは禁止にしますよ。私の活動は公費で行われているわけではありませんからね)

追記:河村市長が止め続けている「議会報告会」の開催も求めなければなりません。
河村市長は「民主主義発祥の地」とか言いながら、
ほとんどの都市で当たり前に行われている「議会報告会」を開催せず。
市民の市政参加の機会を奪い、説明責任を放棄しています。

(それで、開催するのが「天守閣木造化に向けてのタウンミーティング」だけって)

名古屋市議会基本条例に定められ、名古屋市民の当然の権利である市政参加の機会。
「議会報告会」の開催を求めていきましょう。

(勿論、この制度に反対の方の参加も自由です。
河村市長の主張する「議会報告会」開催反対という主張に賛成の方が居たら、
ぜひ、ご参加をお願いしたい。
いったいどういう論理で、反対するのか、私にはさっぱり理解できませんから)

どなたでも参加自由です。

参加費も無料です。

2つだけルールがあります。

1.事実を元に語ること。
  根拠が示せない事は発言しない。

2.主観の押しつけはしない。
  「感想」や「想い」は上記の「事実」ではありません。
  それらは根拠を示すことはできません。
  しかし、事実を語った結果、自分がどのように思ったか。
  何を願うかは表明されても宜しいでしょう。
  しかし、そうした「主観」を他者に押し付ける事は禁止です。


根拠が示せないことを語る。
主観を延々と主張する。

こうした方は、ご退場願います。

資格は問いません。

名古屋市民でなくても構いませんし、
年齢の制限もありません。


「地方行政研究会(仮)」第一回勉強会

日時:5月13日(土)
お昼の部:13時より(第2和室、2時間程度)
夕方の部:17時より(第1集会室、2時間程度)

場所:北区、北生涯学習センター

参加費用:無料
参加資格:無し減税日本関係者、河村政治塾塾生、ナゴヤ庶民連、河村サポーターズ、ネットワーク河村市長関係者等々優遇(って、別に何も遇するものは無いけど))

ルール
1.事実を元に語ること。
2.主観の押しつけはしない。

※録音、録画は禁止。当方も録音、録画は致しません。

嘘やくだらない自慢、みっともない愚痴ばかりの河村政治塾よりは、256倍*2役に立つぞ!


*1:マザー・テレサの言葉は「私たちの敵は、無関心です」 https://www.ad-c.or.jp/campaign/search/index.php?id=111&page=22 

*2:古い