こちらの文章について追記を加えました。
減税検証シミュレーションに対する疑惑 - 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0
文末に追記を加えました。
終わってしまった事ですし、名古屋の事ではないので、追記にしました。
真・庶民革命リンクのご案内
PC版では当ブログの画面右側に「最新タイトル」という過去記事へのリンクがありますが、記事が進んできて、かの連載企画「真・庶民革命」が消えつつありますので、思い出したら掲載するようにします。
「 真・庶民革命
平成23年4月、名古屋市会では議員報酬半減の条例が成立した。
その『議員報酬半減』条例案成立の過程を、事実に即して、豊富な証言をもとに描いてまいります。
真・庶民革命(1)革命の鳴動
真・庶民革命(2)幹事長、辞表提出!
真・庶民革命(3)議会は酷薄な戦場
真・庶民革命(4)5分間の休憩
真・庶民革命(5)3号議案取下げ
真・庶民革命(6)党議拘束
真・庶民革命(7)代表の真意
真・庶民革命(最終回)午前0時の裁定
今年、平成26年の統一地方選挙においても、各地で『議員報酬半減』という政治スローガンを掲げる候補を散見する。この名古屋市会における議員報酬半減の成立過程をご覧いただいて、『議員報酬半減』とはどのような意味を持つものなのか、候補者や有権者の方々にも再考いただきたいと思います」
佐藤夕子市議の釈明を求めます。
さて。
私は議員とは必ずしも聖人君子であるべきだとは思っていない。
しかし、社会には非常に高いモラルを持った人というものは居るのであって、こういった人に出会うと、私は我が身が縮まるような思いをするのであります。
逆に「法律に反していなのだから、自由ではないか」などという発言を聞くと、そういう人の発言(つまり詭弁)は聞く価値を認められないし、詐欺師にでもなんにでもなればよいのではないかと思えてしまう。
問題は、自身の行為の触法性以上に、社会の中において公平性を毀損していないかという高い観点*1が必要なのではないかと思えるのである。
そういった意味で次にご報告する減税日本副代表で、名古屋市会議員である佐藤夕子氏の行為は、社会的な公平性を毀損していないだろうか。公共性という観点から問題は内包していないだろうか。是非釈明頂きたいような事例となっている。
私には判断がつかないので皆さんのご意見を頂戴したいものだと思う。
一昨年の平成23年9月26日でしたか、佐藤夕子氏のお宅に泥棒が入ったようです。ドアをこじ開けて空き巣が入ったのですかね。
それ自体はお見舞い申し上げますが。
その際に、損害保険会社に左のような修繕見積もりを提示して、修繕費を請求しているようですね。
「木製断熱玄関」で70万円とか。玄関ドアの、それも聞くところによると鍵の部分だけこじ開けたようなのですが、「玄関内土間ハツリ工事」であるとか、「クロス張替え80平米×2」とか、こりゃ、一階部分全部丸ごと弄ってしまうような見積もりなんじゃないんですかね。
なんでもこの工事業者の方とも次のようなやり取りをされているようですね。
10月1日(火)12:26
東区芳野1の××××です。お世話になりますがよろしくお願い致します!
佐藤ゆうこ
これが見積もり提出の前のようですね。
そして、見積書が10月10日付けで提出されて。
2月18日(火)14:09
お忙しいところ申し訳ありません
5月30日(金)18:59
ご無沙汰しています!その節は大変お世話になりました。連絡が遅くなり申し訳ありません。お陰様で先週保険会社から120万弱振り込まれました!私がなかなか動きが悪くて申し訳ないですが落ち着きましたらご挨拶に向かいます!宜しくお願いいたします。ありがとうございました。
という事らしい。
また一説には、保険で下りたお金はこのメールにあるような金額ではなく、160万円前後であったという話もあるようです。
また、このメールには「落ち着きましたらご挨拶に向かいます」とありましたが、結局佐藤夕子氏から業者の方を訪れることはなかったそうですね。
もちろん、この業者さんはこのような工事を実行していないそうだ。
損害保険の会社というのは、怪しい保険請求に関しては調査会社に調査を依頼しますし、場合によっては弁護士を立てて訴訟に持ち込んだりもしますが、正直言って、この場合のように220万円程度の請求では(繰り返せばマークされますが)調査したり、訴訟というような手間はかけません。調査費やら訴訟費用の方が多額になってしまいますからね。
それでも、まったく普通の個人がこのような見積書を出しても通らないでしょう。
「玄関内土間ハツリ工事」であるとか、「クロス張替え80平米×2」とか。
保険代理店の担当者に「冗談は止めてください」と言われてしまいますよ。*2
これは全くの憶測ですが。保険代理店レベルでは「佐藤夕子元代議士」というネームバリュー、効果は無かったのでしょうかね?
それって、「議員特権」なんじゃないんですか?
普通の人では通らないような見積もり、保険請求が通ってしまう。なんてね。
ま、憶測ですけど。
実態はどうなんでしょうか。鍵の付け替えであれば数万円。せいぜいドアを付け替えても40万円程度だろうと思いますが。そうすると、推測に推測を重ねて大変失礼ですが、約120万円ぐらい「差額」が生まれたんでしょうね。
まあ、判りませんよ。その「差額」を巡って、あるいは佐藤夕子氏とこの業者の間で、何らかの「綱引き」が発生したのかもしれませんよね。
そんな事は知った事ではありません。「綱引き」が起きるような「差額」があること自体が矛盾の元なんですから。その「綱引き」のどっちが良くてどっちが悪いなんて判断できません。
ただ、この120万円程度の「差額」はどこから生まれたのかという事ですよ。
日本では米国のように「保険契約の事前通告義務」などを捉えて、保険請求を棄却してしまうような事は「あまり」実行されていませんが、こうした「差額」は薄く広く保険料に乗せられているって事でしょうね。
つまり、「差額をせしめた」と言う人が居れば、それを薄く広く他の保険契約者が負担しているのであって、それは広く社会的な公平性というものが毀損されているという事ですよね。
そのような見識のヒトが公職に就いたとして、公共的な観点から発言をしても説得力を持ちえるのでしょうか?
まあ、あくまで憶測に推測を重ねたうえで、私の個人的な見解と、妄想を加えた観点であって、何も減税日本副代表の名古屋市会議員佐藤夕子様が、公職者としての資格がないなどと僭越にも申し上げるものではありませんが。
なんでも、6月にはこの業者からの申し入れで、河村事務所において河村夫人、佐藤夕子副代表、広沢幹事長(当時)を交えて話し合いが持たれたそうですね。
伝え聞くところによると、実行していない見積書を、保険請求に使われたという事で、見積書の無効、請求の無効を業者は訴えたようですが、それは断られたとか。
伝聞ですよ。あくまで、伝聞。
ただ、なんとなくスッキリしない話ですね。
出来れば佐藤市議からの釈明をお伺いしたいものですよね。
釈明される場合には、私の母親に直接電話するような事はせず。(当然の事ながら、私の母親はこの件については何も知らないのですから)当ブログにコメントでも書き込んでくださいな。
追記:統一地方選挙後半の八王子市議会議員選挙に減税日本公認の藤岡実氏が立候補していた。
藤岡 実(ふじおか みのる)
次期 市議選三次公認 県議議選二次公認等発表 | 減税日本
職業:会社経営(建設業)
最終学歴:国立波方海技短期大学卒
1962/03/21生(53才)
公認の割には、どの選挙に出るのかも判らないという凄い情報公開ですけどね。
http://xn--u9j7ayb36aa7390cvqocpc2u5ap3c2r1an3ob4th21b.com/index.html
https://archive.is/AwPAT
敢え無く落選されている。
減税日本の情報を見ると「職業:会社経営(建設業)」となっているがNPOの代表者のようだ。
http://npo-db.info/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD/%E5%85%AB%E7%8E%8B%E5%AD%90%E5%B8%82/26807/
建設業の方は破たんしていたようだ。
追報:(株)関東実技/再生手続廃止 | JC-NET(ジェイシーネット)
追報:(株)関東実技/再生手続廃止 | JC-NET(ジェイシーネット)
あまり評判も芳しくなかったようだ。
「人生行き詰ったら選挙にでも出て当選すりゃあ一発逆転」というのが河村氏の持論なのかもしれないが、それって単なる「就職活動」「猟官運動」であって、議員利権を漁っているに過ぎない。さすがに普通はこんな事は通用しないようだが、名古屋では通用してしまうという事だろうか。
いえ、佐藤さんの事を言っているのではありませんよ。念の為。