市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

無責任候補チェック

 あるデータを「編集」するにあたって、扱いやすいデータ型に変換せず、オリジナルのまま「編集」していたところ、まんまとアプリケーションがハングアップして、およそ2時間ほどかけた「編集」作業がすっ飛びました。
 と、いう事で、ちゃんと作業ステップを踏んで、データ変換をかけ始めたために、変換作業が終了するまで、この「編集」はお預けです。その為、この時間を使ってブログの更新をする事にしました。

 やはり、選挙前とあって、色々と大変です。

 私も減税日本と次世代の党の為に選挙準備しております。(嘘嘘、エイプリルフール絶賛、展開中)


 おお!
 そういえば当ブログはつい先日、90万アクセスを突破*1いたしました。*2 
 ありがとうございました。


 今、全エントリー数(はてな内掲載記事数)が411に成っております。
 毎日更新している訳ではありませんので、一概に言えませんが。およそ800人程度の方が毎日ご覧いただいているようです。連載企画時には2400人の方がお越しになっていたようです。ありがとうございます。

 当ブログの一回目を振り返ると。
 2011年03月03日のブログ|市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を!

 当時から「事実」「事実」と言っていたことが判ります。
 そういう意味ではブレていませんね、自分は。アホのように「事実」がなんであるのか追及しているような気がします。

 それと、「鼓腹撃壌」の考え方ですね。

 そういう意味では、このようなブログに90万PVもの注目が集まるという現実は、それ自体がおかしいのかもしれません。私も一日も早くこのブログから離脱できる日が来ないかと願っています。

 Ameba ブログから、この はてなブログに移ったのは、Ameba の編集作業が非常に面倒だったからで。はてなの場合は細かな推敲が簡単に行えるという利点があったからです。

 移行の際に課題の整理などをしていました。
 当ブログのガイド | 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を!
 これらについてはおおよそ「ケリ」が付いたようにもみえます。


 なににせよ、このような文字ばかりで硬い内容をお送りしている当ブログも、読んでいただける方々が居るから成立するもの、読んでいただいている方々に感謝いたします。

 ありがとうございました。



 当ブログは名古屋市政に注目しておりますので、名古屋市会に対してはそこそこ分析も進んでいますが、愛知県議会については、あまりマークしていません。
 今日は、ちょっと愛知県議会の中の注目選挙区*3について、無責任に*4候補チェックでもしてみたいと思います。

 先ずは、東区。

 東区は再挑戦の政木りかさん(自民)と、三宅県議と行動を共にしていて、名東区の市議に立つと思われていた国政直記さん(民主)の戦いになっていますね。

 政木 りか | Facebook
 国政直記 Official Website|立憲民主党|名古屋市東区

 地域委員会の「最後の」モデル事業で東区の矢田学区が事業を実施したのですが、その時に政木さんとは色々とお話をさせていただきました。非常にザックバランで、そうした傾向は Facebook の記事からも伺えます。

 国政さんは、まだピンと来ていないような気がしますね。
 民主党に移られた経緯も、時間も無い事ですから。これからという感じなのでしょうかね。実は昨日、街ですれ違いました。青いジャンパーに、名前が入ったタスキをかけて、手にA3版の書類挟みを持って一人で歩いていましたが。なんだか、凄い顔していましたよ。何が有ったか知りませんけど。名前を出して選挙区を歩く時ぐらいはニコニコしていましょうよ、凄い顔するのならタスキを外さなきゃ。というか、候補がこの時期に一人で歩いているって。大変そうですね。

 次は千種区

 ここの自民党は、前職が政務調査費の処理を疑われ、辞職引退してしまったために、新人が立っていますね。つじ秀樹さん(自民)です。

 いたって普通の人ですね。昨年末の衆議院選挙などから、しっかり地元に張り付いているようで、手堅く組織は受け継いでいるようです。
 辻 秀樹 | Facebook

 先日、事務所に伺ったところ、子育て世代の若い主婦の方々が集まっていらっしゃいましたね。事務所もモダンな建物で、選挙事務所というよりも現代的な喫茶店かと思ってしまった。事務所の近くに子どもの遊べる公園もありますしね。非常に千種区らしい、豊かな社会というイメージに溢れていて、下町育ちの自分には居心地が悪かったですが。(ええ、ええ、それは私の育ちの所為ですので)

 それに対するのは黒田太郎さん(民主)ですね。
 黒田太郎公式ホームページ

 千種区では市会議員候補として共産党の黒田二郎さんがいらっしゃいましたので、今回、県会議員候補として民主党が黒田太郎さんを擁立するという話になって、混乱する人も出るような気がします。
 ちなみに千種区共産党候補は黒田二郎さんから、酒井ケンタローさんにスイッチしています。

 共産党の黒田二郎さんじゃなくて、民主党の黒田太郎さんの話ですが。
 東大から日本銀行、さらに大塚耕平参議院議員の秘書と古川元久衆議院議員千種区担当秘書をされていたという事で、ようするに「愛知二区民主党」の方という事でしょうか。

 ホームページに「黒田太郎が目指す社会」というコメントがありますが、「共助を軸とする助け合いの社会」であり、「<まずは「自助」>」であるとされています。

 非常に残念ですよね。

 古川さんなどもそうですけど、やはり日銀や大蔵省の方々は「財政均衡論」に傾きがちです。

 そもそも自助や共助については、政治家が口を挟む領域ではないとも思えます。
 それは市民、県民が自発的に行う事なのであって、政治家の立場でそれを勧めるという事は、行政の撤退を促す行為に他ならない。

 自民党市場原理主義、維新などの第三極もリバタリアニズムに親和的。そして民主党までこうした公共圏の縮退を企図するとなると、公助が必要な人々の発言はいったい誰が代弁してくれるのか。
 健全な自民党政権政党に対する対立軸は、こうした公共圏を守る、再分配の政治を進めようとする事なのではないかと思っている。

 地方自治体の為に住民が居るのではなく、住民の為に地方自治体があるのだから、地方自治体の財政均衡よりも、住民の必要を実現する政治を求めたい。財政均衡は官僚の守るべき規範であるかもしれないけれど、議会にまで官僚のドグマを持ち込んだことが、今の政治の混迷に繋がっていると思う。

 次の注目区は中区。

 ここは純然たる野次馬として面白いですね。
 古来より「死せる孔明生ける仲達を走らす」とは言いますが、死んだ人の講演会のポスターが貼られている選挙になっている。
 その主が、今枝きよみさん(無所属)
 愛知県名古屋市中区|今枝潔美 オフィシャルホームページ
 ホームページには自民党のバナーまである。事実上の自民党候補。

 それに対する「自民党愛知県連青年局組織副委員長・自民党中区支部理事・青年部長」(長い!)がますだ祐二さん(自民)となりますね。
 愛知県議会議員 ますだ裕二(ゆうじ) オフィシャルサイト

 何と言いますか。
 港区の市議補選に出て、その後みんなの党に移り、守山区から市議選に出て(ともに落選)そして、自民党から中区愛知県議候補ですか。忙しい方だ。

 なんだかその煽りを受けて? 一度は引退したかにみえた愛知県議会議長経験者が、あろうことか無所属として市議会に立候補。ルール無用のバトルロワイヤル状態。

 どんな事になりますか。


*1:はてなに移ってから

*2:これは嘘ではありません

*3:名古屋市

*4:「中立」なんてできませんから、思い切り偏って