市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

南海トラフ地震防災チームとは?

 今朝の朝刊に愛知県の算出した南海トラフ地震の被害想定が掲載された。

 名古屋市においては2月に同様の被害想定がすでに提示されているので、被害想定自体は驚きはしなかったが、それでもやはりこの数字には暗澹たる気持ちになる。

 最大震度7の場合、名古屋市内の想定される死者5,300人 恐るべき数字だ。

 名古屋市内では議会から強い要請のあった山崎川の改修、調査などが着手されているが、庄内川については着手が遅れているらしい。こうした被害想定シミュレーションでも重要性がうかがえる中川運河名駅地区について、どのような対策を取るつもりなのか、その方針すら打ち出されていないようにみえる。

 http://www.asahi.com/articles/ASG5Y43PRG5YOIPE00T.html


 そうした中、少々気になる事が有ったので、ちょっと調べてみた。

 ・・・もうね、正直河村市長の失政を指摘したくはないんですよ。

 私は別にヒトの悪口を言うのが好きでこのブログをやっている訳ではありませんし、あれこれ揚げ足を取っているだとか言われることは心外です。(取られる足を揚げるなよ)


 私はここで自分の政治的信念や考え方を披歴しないわけではありません。そんな「中立公正」な文章は書けませんからね。しかし、だからといってそれを押し付けるような事を書いたつもりもありません(そもそも、文章を書くぐらいの事で「押し付けられる政治的信念」ってのはなんなんでしょうね)更に、他者の政治的信念や価値観を貶めるような事も書いちゃいないでしょう。
 新自由主義やら在特会については批判していますが、これは批判をする私の政治的信念ですからね。こんな話に中立公正は保てませんので。かといって新自由主義を批判するのにこれらを主張する人を貶めたりといった表現は使っていないはずだ。

 そもそもですね。私はこのブログで散々河村市長や彼が主導する減税日本について批判を行っています。河村市長についてはとても市長など務まるような能力は持っていないし、働こうともしていないと思っている。減税日本にしてもそうだ。大部分が1年生議員という事を差し引いても議員としての器、能力が見受けられない。

 しかし、当ブログで河村市長に市長を辞めろとか、減税日本の議員に辞職しろと求めた事があったか。(減税日本ゴヤの山田、冨口両氏については別で、この両者は私にめんと向かって虚偽を並べ立てたのであるからとても議員とは認めがたい。しかし、私が認めがたい事と彼らが議員を続けることもまた別なことは承知している)

 ましてや河村市長や減税日本の議員を排除しろだとか人格攻撃に当たるような事も言ってはいないと思う。(仕事ができない、しない人間に向かって「無能」というのが人格攻撃に当たるとは思えない)

 けれども言わせていただきたい。

 「このうすらトンカチの、盆暗の愚図の頓馬の抜作の低能の阿呆の鈍間の無能市長河村よ、いい加減に恥を知れ

 私が気になっている事とは何で、ここまで言う理由は何か、それはここにある。(クリックすると拡大して見れます)

 このイメージは「河村たかし第2期名古屋市政 新新新マニフェスト」の「政策2 最強の防災対策」部分である。

 ここには「市長直属の南海トラフ地震防災チームを立ち上げ、企業・住民と協力する仕組みを設けて、大地震に備える」と明記してある。

 さて、「市長直属の南海トラフ地震防災チーム」とはどこにあるのか?


 無い。




 河村市長のいつもの事だ。思いついて、言ってみたけど、言っただけ。まったく実行しない。やらない、やれない。

 決められない、実行しない。

 私が使う「無能市長河村」という言葉が酷過ぎるものだろうか?

「このうすらトンカチの、盆暗の愚図の頓馬の抜作の低能の阿呆の鈍間の無能市長河村」ぐらい言ってもそれは正当ではないのか?

 当ブログは基本的に河村市政の失政は指摘したくない。
 指摘する事で、河村市長や減税日本がその誤りを正せば、市民の目に彼等の実態が映らなくなるかもしれない。当ブログが河村市長や減税日本を補完し、彼等の問題を市民の目から隠す働きをするとしたらこんな馬鹿げたことは無い。
 しかし、事は防災の話だ。5,300人の命に係わっている話だ。

 このうすらトンカチの、盆暗の愚図の頓馬の抜作の低能の阿呆の鈍間の無能市長河村よ、とっととマニフェストに掲げた「市長直属の南海トラフ地震防災チーム」とやらを作ったらどうなんだ。



 そもそもこのマニフェストを見れば河村市長やその周辺の人々(つまり、このマニフェストもどきを作った人々)の防災に対する認識の程度が知れる。

 被害想定の一番上に掲げられたものが人的被害ではなく経済被害。

 今回の被害想定でも指摘されているように、初期の建物倒壊等で多数の被害が想定される、この初期被害を防止するためには、建造物の耐震性を高める事が急務だろう。

 マニフェストでは「命を救う事を最優先する」「命はかけがえがない」と言っておきながら「耐震診断・改修支援」程度しか対策を打ち出せていない。

 名古屋市には「名古屋市建築物耐震改修促進計画」というものがある。
 名古屋市:名古屋市建築物耐震改修促進計画(市政情報)

 これが策定されたのは平成20年3月であり、この計画自体国の「耐震改修促進法」や県の「建築物耐震改修促進計画」を受け、「名古屋市新世紀計画2010」を元に策定されたものだ。勿論、東北大震災の教訓や南海トラフの被害想定は反映されていない。

 また、愛知県が策定したような基幹道路の沿道建築物に対する耐震強化に対する補助であるとか、静岡におけるような耐震診断事業に対する補助。昨今話題ともなっている都心の空き家について、取り壊しを促進するなどの対策も必要となるだろう。

このマニフェストには通り一遍の「作文」以上のものを感じない。

 本当に、本当に。このうすらトンカチの、盆暗の愚図の頓馬の抜作の低能の阿呆の鈍間の無能市長河村に、「市民の安心安全」だとか「命はかけがえがない」だとか言ってほしくない。くどいようだがどうか、少なくともマニフェストに掲げて市民に約束した「市長直属の南海トラフ地震防災チーム」ぐらい作ってから、そういった御大層な事を口にしていただきたい

 というか、豆腐の角に頭をぶつけて●●、このトンマ!



河村市政の裏表

河村市政の裏表