本日は手短に。
本日、名古屋市会2月定例会の委員会審議が最終日を迎えた。
予算案に関しては自民・公明・民主・新政会の4会派が共同提出した修正案が可決された。これは保育料の一部値上げ(約4.3億円)を撤回するという修正案で、減税を最優先にし、その減税で福祉を後退させないとした河村市長に対する批判をこめた修正案であるとも言える。
この修正案に対して財政福祉委員会の審議で提案者の自民党藤沢委員に減税日本ナゴヤの山田委員から質問が提示された。
この様子を見ていて捨て置けないと思ったので筆を取った。
もうすぐ録画も掲載されるだろう。
2013年3月22日の財政福祉委員会。午後の審議。
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この藤沢委員と山田委員のやり取りは是非見るべきだ。
この山田さんを本会議質問において評価したオンブズマンは特に見る義務がある。
ここで何が議論されていたか。
ここで審議されているのは、上記で述べた4会派が提出した修正案であって、これについては市長は説明できない、もちろん説明責任も無い。その4会派提出修正案に対して、減税日本ナゴヤの山田さんは市長を呼んで意見を述べさせろと提案している。
これは政治的価値観やスタンスの問題ではない。
何が論点となっており、その論点に対して何を議論すべきであるかという事が判っていない。この山田さんが早口でまくし立てる言葉のどこかに意味があるのだろうか?
いったい、彼女は何を言いたいのだろうか?
サッパリ判らない。
彼女の思考の2番目の弱点がこの論理性のなさだ。1番の問題が何かは言わない(そしてそれは、私がこの人物を市議として認めない理由ともまた違う)
それをオンブズマンは彼女の本会議質問が論理的であると評価していたわけだ。
オンブズマンが言うように、減税日本ナゴヤの山田さんが論理的な議論をしているか否か、この委員会審議を見て評価していただきたい。
それと、これももうすぐ掲載されるでしょうが。
3月19日の土木交通委員会もなかなかの見ものらしい。
自分に対するリマインダーとしてここに記しておく。