市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

子どもを産んだら育てましょう

 今日もあれこれと。

追記:明日、4月6日に減税日本ゴヤの人事選挙が行われるとの事だ。
副議長に納まった田山市議の後を継ぐ幹事長は湯川市議か、中村孝道市議だろうと言われていたが、この「沖縄旅行」で湯川市議にググッと秤が傾いたか?
 ここにもう一人立候補を予定している市議も居るらしいけれど、私の感想では、止めておいた方が良いですね。

平成23年12月6日財政福祉委員会

 平成23年12月6日財政福祉委員会というのは、減税7%修正案が提出された委員会である。この委員会の議事録がネットで公開された。
http://www.gijiroku.jp/gikai/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?A=frameNittei&USR=nagoya&PWD=&XM=000000000000000&L=1&S=15&Y=%95%bd%90%ac23%94%4e&B=-1&T=-1&T0=-1&O=-1&P1=&P2=&P3=&P=1&K=12&N=133&W1=&W2=&W3=&W4=&DU=1&WDT=0

追記(2012年11月14日):上のリンクは別の議事録を指すようになっている。動的に動くのかね?こまった仕組みですね。今日のところは下のリンクで参照できます。それでも変な場合は、上に記述した日付と委員会名で辿ってください。

http://www.gijiroku.jp/gikai/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?A=frameNittei&USR=nagoya&PWD=&XM=000000000000000&L=1&S=15&Y=%95%bd%90%ac23%94%4e&B=-1&T=-1&T0=-1&O=-1&P1=&P2=&P3=&P=1&K=25&N=313&W1=&W2=&W3=&W4=&DU=1&WDT=0


 この議事録については、捨て置けない点が2点ある。

その1)恥ずかしく思ってほしい発言

 当時の(あの)中日新聞社説で(すら)

委員会審議で野党の追及に窮した減税議員が「このような議論が必要なのかと思う」と発言した。言論で説得することが最大かつ唯一の武器である議会人として恥ずかしく思ってほしい。

http://d.hatena.ne.jp/nagoya_ac/20111207/1323222821

と指摘した発言が含まれている。(P.16 の山田委員の発言となる)
中日新聞の猛省を促す - 市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

その2)この委員間答弁を信じることができるか?

 7%修正案が否決された最大の原因であろう「減免」についての委員間討議。

◆横井委員 (略)地方税法第45条というのは、今回のように減免をした場合に、これは県のほうの県民税のほうにも適用しなければいかぬという条文なの。そうすると、名古屋市が減免したら県のほうも減免しなきゃいけないから、当然適用になるんだ。(略)
 
◆山田委員 (略)そのとおりです。

◆横井委員 そうすると、これ県のほうも減免条例を変えなきゃいかぬことになっちゃうね。その話し合いは、ちゃんと県とされてますか。
◆山田委員 これは、減免条例によって県のほうが自動的に減免されるということになりますので、そのほうの確認はとれているということになってます。

◆横井委員 確認とれていたら、第45条は知ってるでしょう。確認とれてないんではないですか。

◆山田委員 申しわけございません。その条文の第45条そのものを知ってたわけではございませんでして、県民税のほうが減免されるということの事実のみを知っておりました。申しわけございません。こちらの不勉強でございます。

◆横井委員 だれが県のほうに確認とったんですか。とったと言うなら。

◆山田委員 河村市長がとりました。

◆横井委員 いや、悪いけど、あの人が知ってるわけないよ、これ。市長が県の税の担当者の人に連絡をちゃんとしましたか。それ、いいかげんな答弁しないでくださいよ。

◆山田委員 この問題に関しましては、以前、修正案のほうで100円の議案が出たときにも、同じことが第45条によって起こりますということで、そのときにまた確認しておりましたが、またこちら、今回この1000円のほうになると県のほうにもかかわりが起こるということは、もう市長も存じ上げておりましたので、そこの確認はとっておると。

◆横井委員 でたらめ言わんでくださいよ。100円は減免ではありません。100円は減免ではない。
 今回は減免条例なんです。これ、減免してるんですよ。減免だから県のほうに適用されるんですよ。
 それから、河村市長さんがくしくも調整してるとおっしゃった。やっぱり河村市長がやってるんではないですか。さっきの答弁は市長ではないと言った。今は市長がやってると言った。どっちなんですか。

◆山田委員 前回の公明党さんの修正案のほうで、均等割のほうが100円ということの記述を参考にさせていただきまして今回のほうの1000円をつくらせていただきました。
 100円議案のときに関しても、県民税のほうに影響を及ぼすということでしたので、今回もそういうことは問題というか、そういうふうに起こるであろうということを踏まえまして、我々の会派から市長のほうに申し入れいたしまして、それだったら、まあまあやってみようかということで県のほうに連絡をしていただいたということです。

◆横井委員 県は何と言ってましたか。

○渡辺委員長 いいですか。答弁できますか。

◆山田委員 1回確認をしたほうがいいんでしょうけど、まあまあということだったと思います。

◆横井委員 あのね、県がそんなことを言うわけないんだわ。常識的に考えてだよ、例えば名古屋市に住んでいる256万円から271万円の人は、県のほうも1000円安くなりますと。ところが、道路1本隔てたすぐ隣の日進市の人は、同じ所得の人でも県税が変わっちゃうんだよ。同じ人が県市民税が変わっちゃうんだよ。これのどこが税の公平性なんですか。だから、そんなことを県が言うわけないんだよ。県、大混乱になるよ。本当ですか、それ。

◆山田委員 一度確認をとりたいのですが、こうやって委員会の議論の場ですので、正式なお答えを一度こちらに持って帰りたいと思います。

○渡辺委員長 横井委員に申し上げますが、この件を除いて、何でしたら、一度真意を確かめるというお話もございましたもんですから、一遍正副委員長で相談いたしまして、市長を一遍呼んで、この真実をというのでやってもいいと。

 果たして減免について県に確認したのか?
 河村市長が県に確認したのか?河村市長は7%修正案は知らないといっていた。減税日本ゴヤ市議団が修正案をまとめた筈であるのに、なぜ、河村市長が県に確認するのか?

 そして、県の税の担当者が「まあまあ」などと回答したのか?

 ご本人にまだ、責任能力があるような正常な判断ができるのかどうか不明ですが、山田市議のご家族に忠告します。この痛々しいやりとりを見ても、まだ市議を続けさせますか?

 河村市長の下で市議を続けることが、お嬢さんにとってどのような意味を持つか、再度考えられた方が良い。

河村市長の「ネグレクト」

 ふざけて「噂の真相」のようにネタを募集したら、早速寄せられた。
 というか、タイミングよく馬鹿な事をするのが減税日本なのかもしれない。
 ひとつは横に「一行ネタ」として掲載してみた。(毎度!)

 もう一つは守山区の県議、野田るみ氏にまつわるものである。
http://www.nodarumi.com/mailbbs.php

 正直言って、 減税日本の市議だけで「手一杯」なので県議の動向については、敢えて無視している部分もありますが、それでも「市議選に落ちるだけあって」県議の行動は市議以上のものがあります。

 次期市議選で「減税日本」のマークが付いた市議に投票する人はいないと思いますが、県議選ではそれ以上ですね。正直、正気を疑います。

 さて、この野田県議が昨日(4月4日)に河村市長を訪ねて要望書を提出したそうです。その要望書はマスコミにも配布されたようです。

 どうも、要望事項は2点で、「志段味総合整備推進室」の統合反対と、公園用地の買収、または整備に関るものだったようです。

 この「志段味総合整備推進室」の役割は「志段味地区の土地区画整理事業の指導監督」となっていましたが、同地区の区画整理事業が9割以上進捗したことを受けて、本庁のまちづくり企画課に統合される事になったらしい。
 これ自体は行政改革というほどの事もない、対象業務の終結に伴う組織改変だから何も問題はないだろうに、地元とはいえ県議が市長に直接要望をする?

 また、公園用地に関しては予算議会が終結した直後に、これも県議が直接市長に要望をする?

 守山区には冨口、松山という「優秀な減税の市議」が二人もいるのだから、そちらと打ち合わせてからでも遅くはないのではない?というか、予算要望であれば遅すぎるだろうけど。

 また、「志段味総合整備推進室」の廃止統合にはこの2月定例会の委員会でも取上げられているようなので、それを飛び越えて県議が市長に直接要望を出すというのは、この市会軽視に当たらないだろうか?

 まあ、この野田県議は、昨年の台風災害の際には、ご自分の農場が浸水して(それはご同情申し上げるが)県をはじめ、市長や挙句の果ては守山の自衛隊にまで直接電話して「支援要請」したそうで、自衛隊としてもどう扱っていいやら困ったそうですが。

 河村市長は、政治塾でマスコミ向けにパフォーマンスじみた事をする前に、ご自分が産み落とした、県議やら市議への教育をちゃんとしていただきたいものです。(産み落とした子どもへのケアを無視することが、本来の「ネグレクト」ですよね)

 産み落とした子どものケアを怠る親ほど、次の子どもを作ることには熱心で。とか言うと、少々品性に欠けますかね。

おまけ

 現在のデフレ局面に対する「正しい経済学」を主張されている藤井聡教授の動画がありましたので、どうぞご参考に。

 最初は、平成24年3月22日の参議院予算委員会公聴会における公述人としての意見陳述で、時間が15分ですので超高速の語り口になっています。
藤井教授のHPに当日の資料が掲載されていますので、そちらをご覧頂ながら動画を見られると理解し易いと思います。

"参議院予算委員会公聴会 藤井聡公述人資料"

 次は、ネット内の動画サイトが作った番組のようです。
放談風に語られていますが、主張にはうなずかされます。

 次は、同番組の2月13日版だそうです。
 「地方分権」が住民の幸せを形成するのか、
 「二重行政」とは「悪い事」なのか。