河村たかし、任期残り１年

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名古屋市:新型コロナウイルス 感染症対策特設サイト

名古屋市が「新型コロナウイルス感染症対策特設サイト」を作ったようだ。

https://nagoya-bousai.maps.arcgis.com/apps/Cascade/index.html?appid=04c0250edfe54ae4af7f1c8755d275b5

作られるのは悪くはないけれども、圧倒的に告知が足らないし、内容も薄い。
下に、「私案」と、愛知県下の主要都市のHP展開を紹介する。

愛知県内には独自に「支援策」を展開している市もあり、名古屋市の「5000億円ナゴヤ信長徳政プロジェクト」のショボさが際立つ。

河村たかしは何をやったか

河村市長の任期が残り一年ということで、中日新聞が特集で取り上げているが、なんとも腰の引けた内容となっている。
市長のコメントをそのまま掲載するというのは、単に「フェイクを活字にしているだけ」と自覚したほうが良い。

河村たかしは自分の実績が「１３０％」と言ったようだが、何を根拠に何と比較して１３０％などと口走ったのか、理解できない。

自身の党名でもある「市民税１０％減税」にしても「５％（実際には、３．７５％）」の減税率にとどまっており*1、これだけでも５０％に至っていないはずで、３大公約と言われた施策についても散々な結果となっている。そもそもこの３大公約覚えていますか？

いわゆる「３大公約」という言葉が表立って使われたのは、名古屋市議会リコールに伴う出直し選挙において、減税日本の市議候補、県議候補が「河村市長の３大公約実現」と主張していたからだ。その時の３大公約とは。

１．市議報酬半減
２．地域委員会実現
３．市民税１０％減税

の３つだ。１については河村市長とは関係のないところで実現している。（彼は自分の成果だと宣伝しているが、実態は違う、実際には市議報酬半減の「最後の抵抗勢力」は河村市長だった。

詳細については

ichi-nagoyajin.hatenablog.com

を参照してください。

２の「地域委員会」こそ、本当にどこへ行っちゃったんだろうか？例えば、中日新聞の名古屋市政担当の記者諸君の中で、この制度について説明できるものは居るのだろうか？居ないんじゃないか？よく判らないのだとしたら、そんな態度でよく河村市政が語れるな。と問い詰めたい気分だ。この~~地域員会~~地域委員会のバカ騒ぎで、どれほどのエネルギーが無駄になったのだろうか。

そして、３の減税は上で述べたとおりだ。３件の内、成立しているのは１件の半分となると、六分の一って事で、１６．７％という事になる。（減税の５％を負けてだ）

どこに１３０％なんて話があるのだろうか。１６．７％の実績を、１３０％と語るのは、これこそ「騙り」ではないのだろうか。

河村たかしは何をしたいのか

そして、河村たかしはまだ「市長」をやる気で居る。記事をよく読むと、どこぞの誰かが、国政に向けての発言力を維持するためには、市長で居たほうが良いといったそうだ。これが河村たかしの台詞であるなら、これこそ彼が、名古屋市長の職を国政に向けての踏み台にしている証ではないのか？

河村たかしは何ができるか

これは私の中でも議論が分かれている考え方だが。現在のコロナ禍というものは、社会の変容を呼ぶだろう。特に、この１～２年、ひょっとすると３年程度は、現在のような「コロナ対応」といった形で社会を維持していかなければならない。

ところで、現在のところ SARS-CoV-2 というウイルスは、年代別に影響が変わる。若者に対してはほとんど影響がなく、重篤ともならない、しかし、高齢者には恐ろしい病気である。現在、社会が「コロナ対応」となっているのは、こうした高齢者や既往症を持った方々のためであるとも言える。

こうした状況を踏まえると、少なくとも公職の重責には高齢者は就くべきではない。

なぜなら、そうした人がいれば、その組織はその条件の下で動かざるを得ない。

そうした現実を強く求めることは、公平性や公正性を損ねるとは、私も理解している。なので、私の中でも議論が分かれているのだが、少なくとも、自分を捨てて、公職の重要性や、組織の目的を思うのであれば、コロナウイルスによって、大勢の参加する会議に出席できなかったり、様々な人々と会う機会を設定できない。などの条件を考えると、高齢者は公職に就くべきではないし、もっとハッキリいうと、７０歳を超えた河村たかしは、名古屋市の市長になど、（自身の多選禁止という主張を無視してまで）立候補すべきではない。

というよりも、本当に恥ずかしいだろう。いったいどれだけ「公職者の多選」を批判してきたのだろう。「既得権」を批判してきたのだろう。そうした既得権（国会議員年金を含む）にしがみついて、後進に道を譲れないというのは、もはや老醜を通り越して、単なる醜悪である。

まとめる。（本人になんぞ言っても無駄だから）
１．中日新聞は河村たかしの公約について、しっかりとした検証をしろ。
２．中日新聞は、名古屋市長の座を国政への踏み台にする者に適正な批判の目をむけろ。
３．中日新聞は、社会がコロナ対応になる中で、高齢者で様々な行動に影響のある候補者（河村たかし）に適正な評価を行え。

市長室の中で、既得権のおこぼれを与ろうとするな。

＜＜名古屋市：新型コロナウイルス（COVID-19）感染症対策特設サイトの内容＞＞
https://nagoya-bousai.maps.arcgis.com/apps/Cascade/index.html?appid=04c0250edfe54ae4af7f1c8755d275b5

「行動を変えよう」

１．最新の感染動向
２．人の移動状況
３．おうちで過ごそう
４．市民・事業者の皆様へ
　　　名古屋市公式ウェブサイト　→　名古屋市公式ウェブサイトトップ
　　　注目のトピック　「人との接触を８割減らす、１０のポイント」
　　　外国人の方へ（For Foreigners）　→　名古屋国際センター（NAGOYA INTERNATIONAL CENTER）ウェブサイト
５．市長メッセージ
６．その他
　　　ツイッター「コロナに負けるなナゴヤ」
　　　フェイスブック「コロナに負けるなナゴヤ」

＜＜市民広報事項私案＞＞

１．防疫の情報提供
１－１．罹患疑の際の窓口紹介
１－２．受診医療機関の紹介
　　（ＰＣＲ検査受診方法）
１－３．ＰＣＲ検査の説明
　　（様々な情報が錯綜している。根拠をもった見解）
１－４．ドライブスルー検査についての誤解
　　（２００８年に新型インフルエンザ対応演習として
　　日本国内ですでに行われている。今般韓国で成功を収めているが、
　　韓国発祥と誤解されて差別的に忌避する言説が溢れている。
　　それは誤解であり、偏見である）
１－５．市内感染者情報
　　（市内クラスタ動向）
１－６．行動変容状況
　　（行動変容状況をパラメータとした予測感染者数）
１－７．市内検査状況

２．医療の情報提供
２－１．入院患者数
２－２．症状別罹患者数
２－３．空きベット数
　　（ＩＣＵ、人工呼吸器、ＥＣＭＯ等の空き台数も公表が望ましい）
２－４．軽症者・無症状者受け入れ施設空き部屋数
　　（施設受け入れ条件等）
２－５．休日診療案内（連休中の医療窓口）

３．生活扶助の情報提供
３－１．各種資金相談制度の紹介・窓口案内
　　（区役所等窓口案内、郵送手続きの案内）
　　（納税、免許更新等の期限延期案内等）
３－２．休日診療案内（連休中の医療窓口）
３－３．託児施設
　　　（愛知県託児政策の名古屋市内における展開）
３－４．マスク支援
　　　（妊婦へのマスク支援の広報）
３－５．消毒剤の説明
　　　　・消毒用アルコールについて
　　　　（代用品について、アルコール濃度が低いと消毒効果がない）
　　　　・石鹸について
　　　　（界面活性剤の SARS-CoV-2 に対する効果、
　　　　手洗いの有用性）
　　　　・次亜塩素酸水について
　　　　（特に、飲用しないように注意喚起）
　　　　・次亜塩素酸ナトリウムについて
　　　　（次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い、取り扱う際の注意、
　　　　経時劣化による消毒効果の低減等について）
３－６．行動変容の呼びかけ
　　　　・距離を取る
　　　　（商店などでレジを待つ時には距離を取る、
　　　　走ったり自転車で人を追い越す時は距離を取る）
　　　　・食事中会話を控える
　　　　（特に、不特定多数の人が食事するレストランなどでの会話を控える。
　　　　会話を楽しむ飲食店は営業を自粛、出入りを控える。
　　　　カラオケも当面は自粛）
　　　　・手を顔に近づけない
　　　　（手にはウイルスが付着しやすいので、手を目、鼻、口に付けない）
３－７．市内、公共施設の開業状況（連休中の案内）
３－８．市内医療施設における不足資材の募集
３－９．市内、買い物支援、食事宅配の案内
３－１０．子ども向け、学校再開までの案内
３－１１．子ども向け行動変容の案内

４．事業者への支援情報提供
４－１．各種資金支援制度の紹介・窓口案内
４－２．不足医療資材の支援要請
　　ガウン、マスク、フェイスガード、手袋、シューズカバー、ゴーグル
　　消毒剤、アルコール、透明樹脂建材、人工呼吸器、ＥＣＭＯ等
４－３．市内、買い物支援、食事宅配へのエントリー紹介
　　配達業者紹介等
４－４．廃棄予定食品のセカンドハーベストへの紹介

＜＜愛知県内の主要市におけるHP展開＞＞

・豊田市（421,487人）
https://www.city.toyota.aichi.jp/
https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/kenkou/eisei/1037560.html

https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/kenkou/eisei/1037540.html

・一宮市（378,566人）
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/covid19/index.html

https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/covid19/1033848/1034782.html

・豊橋市（376,665人）
(トップページでセキュリティ上の警告が表示される)
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/72712.htm

・岡崎市（372,357人）
https://www.city.okazaki.lg.jp/
https://www.city.okazaki.lg.jp/1550/1551/1579/p025812.html

https://www.city.okazaki.lg.jp/300/306/p026168.html

・春日井市（305,569人）
https://www.city.kasugai.lg.jp/
https://www.city.kasugai.lg.jp/information/1019690/index.html

https://www.city.kasugai.lg.jp/information/1019690/1020104/index.html

・豊川市（181,928人）
http://www.city.toyokawa.lg.jp/
http://www.city.toyokawa.lg.jp/singatacorona/index.html

http://www.city.toyokawa.lg.jp/kurashi/fukushikaigo/sonotafukushi/fukushika2020040617.html