2025-01-01から1年間の記事一覧
久しぶりのブログでもあり、どこから話そうかと迷うところだけれど、国民民主党と山尾志桜里の件から触れてみよう。 山尾志桜里が来る参議院選挙に国民民主党から立候補することとなり、記者会見を開いたところ、山尾がしばらく前に噂されていたスキャンダル…
「体現帝国」第十二回公演『見えない青髭公の城』 なぜ「青ひげ」は「剥製職人」となったか 渡部版『青髭~』にかかる戦争の影 「呼応」「トレース」「自分」 誰の心にもある『見えない青髭公の城』 「体現帝国」第十二回公演『見えない青髭公の城』 名古屋…
前回に続いて、3月22日に守山区生涯学習センターにおいて行われた「減税会」の会合における渡瀬裕哉氏の講演についての検討を続けよう。 渡瀬氏は効率の悪い行政機構による国家運営よりも、減税を行って小さな政府を実現した方が良いのだと主張する。これ…
当ブログでは先の名古屋市長選挙において、河村前名古屋市長を「減税の先導者」のように称賛し、後継市長候補を支持していた「減税会」なる集団に着目していた。その後、いわゆる「103万円の壁」を軸に国政、税制に対しても同会は活発な主張を続けている…
諸事あって「『減税会』に伴う論考」が滞ってしまった。 期間も空いたことなので今までの(1)~(4)を軽く振り返ってみる。 (1)においては事実認識の精度を上げなければならないという話をした。特に昨今では、日本国内における「減税政策」について…
2)「減税会」のオピニオンリーダーと思しき渡瀬裕哉氏の著作を巡って(1) 氏の著作である『税金下げろ、規制をなくせ ー日本経済復活の処方箋』(光文社新書2020年)はまだ理解できる(議論の論点が成立するという意味、同意できるわけではない)が…
1)事実認識の精度をあげなければならない話 精度の低い認識の例(2) トマス・ロバート・マルサスは 1798年『人口論』を発表した。人口増加は指数関数的であるのに対して、食料供給は線形にしか増加できず、どこかで食糧供給の限界に人口が至り、人類…
1)事実認識の精度をあげなければならない話 精度の低い認識の例(1) 名古屋市における市民税減税。いわゆる「河村流減税政策」は、通貨発行権がある国における減税政策とは異なる。ichi-nagoyajin.hatenablog.com SNS上で一般的な公共経済学の標準モ…
名古屋市長選挙の際に「減税会」という集団が現れて、河村前市長を「減税の先導者」のように扱っていたことに違和感を感じたが、市長選挙が終了すると、いわゆる「103万円の壁」を軸に、国政、税制に対して活発な発言を続けているようだ。 納税者として、…