市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

21st Century Schizoid Man

(動画を再生するなら、そこそこうるさいので、気を付けて)

さあ、今日は愚痴から入ろうかな。
さきほど、10枚ぐらい書いた原稿を破棄しました。
若者がなぜ政治に向き合ってくれないのかという愚痴をね、書いたんですけど。止めました。

まずですね、このブログでも、「若者よ、投票せよ」みたいな事を言っていましたが、まあ、ど〜でもいいです。心底。
大抵「若者の政治意識を覚醒させるんだ!」なんて文章ってのは、その若者に自分の政治信条を押し付けるって話でしかありません。そしてそれはなぜかっていうと、若者が自分の政治信条 ―それが右でも左でもー に目覚めれば、先行者*1としての自分のアイデンティティが得られるし、本でも書いていたり、こうしたブログでもアフェリエイトで儲かったりするわけだからね。そうした自分のフォロワーが欲しいってだけの話も多い。

それに、そもそも、私の信条からすると、私の文章を読んで、そのまま鵜呑みにするようなヒトは、私の考え方を本当には理解してくれない。私は、何が大切って、ヒトは人それぞれの信条があるのであって、そうしたコアを人様にくれてやる、ドストエフスキーが抉り出した人間の最も弱く、醜悪で、愛すべき特性が大嫌いなんだ。

推敲:
私の文書を読んで、そのまま鵜呑みにするようなヒトは、私の信条とは相いれない。
私は、何を大切に思うかって言うと、ヒトにはひとそれぞれに核/コアとも言うべき考え方があるのであって、そうした核/コアを易々と人様にくれてやる/依存するという態度が大嫌いなんだ。
そうしたドストエフスキーが抉り出したような(後述)人間の最も弱く、醜悪で、愛すべき特性には我慢ならない。

何の話かって?

追記:
言葉が足らない部分がだいぶありますので、その間を補間するぐらいは別稿でします。

お城問題で住民監査請求してましたよね。名古屋市政に残る「合議に至らず」って結論を、それもこれほど現役市長が力こぶを入れている(政治生命をかけるとまで公言した)政策についての疑義で、棄却や却下じゃなくて「合議に至らず」まで詰め寄ったんだから、エライもんだ。*2
しかし、事業自体は止まらないんだから仕方がない。
司法の場に訴え出て、戦うしかないのですが、ここで弁護士が乗ってこない。
確かに伺うと、行政訴訟住民訴訟は読み込む書類も大量で、大変手間がかかるようだ。

相手は、優秀な名古屋市の職員と、行政訴訟に精通している市の顧問弁護士。それに対して数人の弁護士では多勢に無勢。

一般には、民主主義の破壊であるとか、人権侵害などに対する社会的公憤からそういった訴訟に係る弁護士は多いそうですが、この論点は「名古屋城の木造化の是非」であって、例えば、木造にするのがいいのか、現在の天守を守るべきなのかというのは、極めて文化的な価値観の相違でしかない。

「木造天守にエレベータを設置せよ」と身障者団体の方々が訴えていて、それに複数の弁護士が関わってみえるというのは、新築の公共建築にエレベーターを設置せず、入場者を身体的条件で差別するというのは、国民の公平なアクセスの権利を奪う事であり、その事情に依らず、そうした事例が生まれることは人権侵害を容認し、今後も拡大する恐れがあるとの配慮であって、極めてクリティカルな人権問題でしょうし、訴えていく必要性がある。しかし、この訴えをよく見ると「木造化の是非」は問うていない。いや、ある意味木造化を前提とした議論となっている。

私だってそうだ。私もこのブログの過去ログを見ていただければわかる通り。どっちでも良かった。というか、どうせ中途半端な物しかできないと見切っていた。

中途半端なものを、巨額の公費を費やして作ってしまえば、さすがの名古屋市民も「あのボンクラ市長、とんでもない事をやってくれたものだ」となる。

そうすれば、私が散々批判していた意味も分かってもらえるだろうとも考えた。

現に今も、ボンクラ市長の言葉を信じて、木造の名古屋城が国宝になるだとか、世界遺産になるだとか思っている方々にお伺いしたい。私どもの住民監査請求は、この名古屋城の「基本設計が未完成で、その代金を支払っている事は違法である」という主張だった。しかし、監査委員の過半数は、それが違法ではないと主張している。つまり「基本設計はできている」と言っているのだが、では、その出来上がった「基本設計」を見た人はいるのか?

名古屋城の木造化に期待して、寄付までしている人が居るが、「基本設計ができている」という今の段階で、その姿を知っている人はいるのか?

あなた方は、何に賛成をし、何に期待をしているのだろうか?

この月曜日にも、あのボンクラ市長は、長島温泉にIRを誘致すると放言して、即座に三重県知事や愛知県知事から苦言を呈されている。名古屋もIR誘致の可能性を探る専門家を雇って、懇談位はしたそうだが、この長島案は、そうした専門家から出た物でもないそうだ。

単なるボンクラの思い付きに過ぎない。

地域委員会も、某大学教授の構想を剽窃して、よく理解もしないまま展開し潰れた。減税政策だって、この広い日本で名古屋以外にはすべての自治体が取りやめた。SL走行や、科学館に展示されていたB6だって単なる思い付き。1000mタワーというのもあったし、そういえば尾張名古屋共和国構想とかってのも有ったな。

このボンクラが口にすれば、その調査やPT(プロジェクトチーム)として、数千万円の予算が浪費されていく。

名古屋城天守木造化だって、こうした無責任な思い付きでしかない。

しかし、弁護士は乗ってこんですよ。

優秀な弁護士は忙しいですし、暇な弁護士は要りませんから。

なので、本人訴訟になるでしょう。これは昨日158名の監査請求人にご報告とご案内をお送りしましたので、情報開示して問題ないでしょう。

まあ、興味のある弁護士さんが居れば、お話をさせていただくのにやぶさかではありません。

今回、住民監査請求で稀な「合議に至らず」になった理由というのは、それなりに有って、ひょっとすると「彼の有名市長の花形政策を住民訴訟で停止に追い込んだ弁護士」てな肩書が手に入るかもしれませんが。

もうこれもど〜でも良いです。本人訴訟で十分ですし、若者に手伝ってもらおうとも思いません。手伝うのではなく、独自に公憤をもって動きたいというヒトなら、そのお手伝いをするのにやぶさかではありません。

名古屋城天守閣の意義

この番組ではありませんが、現在の名古屋城天守に対して、涙を流して話される人が居た。
そうした思いのある建物を、「シメシメ、これを壊せばボンクラ市長の悪行が判る」と政治利用しようとしていた自分が恥ずかしい。

名古屋城天守の有形文化財登録を求める会

ここで、止められないまま、壊されてしまえば、平成30年の名古屋市民はなんてバカなんだと言われるだろう。言われても仕方がない。しかし、止めたい。なんとか、昭和34年の名古屋市民が復元した建物を、次の世代の名古屋市民に引き渡したい。それが「今」を生きる名古屋市民の義務だと感じるから。誰の為でもない。私自身の為に成し遂げたい。

もう、ボンクラ市長も関係ない。

さて、とは言うものの。戦略は様々にある。ここでボンクラ市長の悪行が暴かれれば、市長の椅子を失い、自動的に事業も沙汰止みとなり、現天守は守られるかもしれない。

と、いう事で。

日産ゴーン記念
内部告発者絶賛募集キャンペーン
を開催いたします。 → G-mail

このボンクラ市長の悪行を内部告発してください!
当ブログ、私の情報管制はなかなかの物でしょ?

いいですか、名古屋市職員の皆さん。
ズブの素人の私が、あそこまでの監査請求書を書けると思いますか?

そして、今また、住民訴訟に移行するにあたって、色々と「仕掛け」をご用意しています。

こうした事が、名古屋市職員の皆さん以外にできるとお思いですか?

今こそ追い込む時です。

内部告発にご協力いただいた方には、素晴らしいプレゼントがあります。
それはボンクラ市長の居ない名古屋です!


人間という哀れな動物は、もって生まれた自由の賜物を、できるだけ早く、ゆずり渡せる相手をみつけたいという、強い願いだけしかもっていない

カラマーゾフの兄弟

人間は、自由が嫌いなんだ。自ら首に鎖を付けて、その鎖を持ってくれるご主人様を探しているんだ。とか言ったのは三島由紀夫でしたかね。

ある若い人と話をして、現代の社会に政治は成立するのかと悩んでしまったが、しかしこういう歌を聞いていると、それなりの可能性は感じる。

「潮溜まりで野たれ死ぬんだ
(略)
今サイコロ振るように/日々を生きて/ニタニタ笑う/意味はあるか
誰も興味が無い/そのGコードを/君は酷く/愛していたんだ」

このGコードとともにスネアがリズムを刻み、曲は走り出す。

「煩わしい心すら/いつかは全て灰になるのなら/その花弁を瓶に/詰め込んで火を放て/
今ここで」

ちょっと前であれば、こういった曲もあった。
最近、新譜が出るようだ。

「まだ血を帯びたまま/この胸の殺された想いを・・・ぶっ生き返したいんです。」

こうくれば、これを忘れるわけにはいかない。

「少年の声は/風に消されても/ララララララ/間違っちゃいない」

こうやって遡ると、こんなのも出てくるわけだ。
「臓物でも喰らいやがれ!」

ああいった事態がわが国で起きないようにするには、私たちは(一般市民に)説明するだけでなく、話を聞いて理解しなければなりません。パリのレストランに誰かを招いて食事をすればワイン無しでも200ユーロ(約2万6000円)はする今の世の中で、月950ユーロ(約12万円)で暮らすというのはどういうことなのか、耳を傾け、理解しなければならないのです

庶民への共感呼び掛けたはずが……仏公会計相の食事代発言に批判 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

マリー・アントワネットが言ったとされる「パンがないのならケーキを食べればいいじゃない」というセリフは誤解だったようだが、それに匹敵する「格差」と「社会の歪み」を表しているじゃない。

日産ゴーンが50億円の所得を隠していたとされる紙面の下には、賃金9万円の外国人実習生の話題が載っていた。

こんなツイートもあった

福祉薄きこと 自由主義国の如し
負担重きこと 高福祉型国の如し
政府腐敗すること 独裁国が如し
縁故蔓延ること 社会主義の如し

残念ハイブリット国


この国も、竹中平蔵やらが頑張って、格差社会になればよ。
こんな社会(第8病棟)がやってくるのかな?

オラ、ワクワクすっぞ。

というわけで、こんなのばかり聞きながら、資料を読みふけっているのですよ。



しばらく、この記事のこの部分については特に繰り返し掲載しよう。
そしてこうした「ウソ」が正常化されるまでは
河村たかし は呼び捨てで構わないだろう。

2018-10-30 お金はどこに消える?

平成18年1月27日、衆議院議院運営委員会において、次のように発言した人物が居た。

私の個人のことは、私の責任で答えさせていただきたいと思います。

 私はかねがね、非常に孤独な闘いでしたけれども、議員年金というものは、先がた言いましたように、議員は国民と同じ年金で生活すべきだと言っておりましたから、仮に廃止できなかった場合は全額寄附すると……(鈴木(恒)委員「寄附はできないです」と呼ぶ)いや、退職していますから、当然、議員年金をもらうときには。退職してからのことですから、それは間違いなんです。そう言っておりました。

 今回の場合は、まだ私たちの案がかかっておりますので変なことは申し上げられませんが、納付金につきましても、これは先ほど言いましたように全額税金でございますし、加えて、これは既に所得税三〇%それから住民税一三%の社会保険料控除があるのですね。それをもらうということは、私は潔しとはいたしません。

 ですから、一円もみずからのものにはいたしません、絶対に。それだけはここで、せっかくのチャンスが与えられましたので約束しておきます。

衆議院会議録情報 第164回国会 議院運営委員会 第4号

議員年金を一円も受け取らないと国会で述べた人物。その発言がこのように国会における議事録に残っている人物。これは誰あろう、河村たかし(当時は衆議院議員)である。(ちゃんと標準語で話している)

さて、その河村氏、現在は皆さんも御存知のようにこの名古屋市の市長をされており、すでに議員年金を受け取れる年令に達している。

そして、国会議員年金というのは、一括で受け取る方法と、月ごとに分割して受け取る方法があるそうだ。これは手続きをしなければ支給されない。

国会事務局は年金の支給について、個人情報として情報公開してくれない。
しかし、不確かな情報ながら、河村元衆議院議員は年金受給手続きを取っていないということだ。
確かに、河村氏が年金を受け取って、それをどこかに寄付したという話は聞かない。
「一円も受け取らない」とするのであれば、受給年齢に達した時点で一括支給を受けて、全額をしかるべきところに寄付してしまえば簡単なのだろうに、その「約束」は果たされていない。

河村たかしは、国会議員年金を受け取っているそうだ。受け取って通帳に積んでいるそうである。しかし、その情報は公開されていない。
また、処分の方法については不明であり、減税日本ゴヤが各被災地に寄付をする際に、河村たかしが支出をしたという話も聞かない。



こちらも、しばらく連続投降しておこう。

会議録表示

名古屋市 平成28年  6月 定例会 06月14日−11号

木造復元となれば、(略)名古屋市民の皆さんに夢と希望と勇気を与えるものは本物の木造天守閣であり、まさに時代を超えた人々の願いになると私は信じています。
 名古屋城を名古屋のシンボル、日本の宝、世界に誇れる宝物として、未来の名古屋の子供たちに残すために大きな一歩をともに踏み出そうではありませんか。どうか議員の皆さんにおかれましても、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。私自身、命がけ、不退転の決意で臨んでまいります。

名古屋市 平成28年6月定例会 06月14日 市長(河村たかし)発言

本当の命までは取らない、しかしここまで言ったのだから、政治生命ぐらいはかけるべきだろう。さあ、いざとなったら潔く、辞めていただこう。

内部告発者絶賛募集キャンペーン
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*1:中国のアレではなく

*2:誰も言わないから、自分で言ってやる