今日は、ご案内から。
12月10日 (月) 18時半〜
「名古屋城天守閣木造立て替えはいらない」住民訴訟 説明会
「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」は、12/17(月)に名古屋城天守閣木造化基本設計の費用8億4693万6000円の返還を求める住民訴訟を提訴致しますが、住民監査請求人、原告希望者ならびに関心のある方に対して、名古屋城天守閣木造化の問題点ならびに住民訴訟の説明会を以下開催致します。
※どなたでもご参加いただけます。
日時: 12月10日(月) 18時半-20時
会場: 北生涯学習センター 第一集会室(名古屋市北区黒川本通2-16-3)
地下鉄「黒川」下車4番出口より黒川交差点北へ約50m(東側)
北生涯学習センターHP
タイムテーブル
・「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」の説明 10分
・住民監査請求結果の説明 15分
・住民訴訟のポイント 15分
・質疑応答 50分
入場無料
佐藤あつし市議の政治資金収支報告書と、政務活動費について、ご指摘をいただいた。
平成28年(2016年)の1月から3月までの事務所家賃領収書がある。
事務所賃料(1月〜3月)として按分比率70%で
政務活動費充当額が¥226,800ーとなっている。
(賃料は¥324,000ー / 一月の賃料は¥108,000−)
この内、30%を政治資金管理団体から支出しているとすると、
一月の賃料負担は ¥32,400−となる。
これは符合する。
では、問題ないのかというと、少々疑問が起こる。
佐藤あつし市議は、以前県議を務めており、事務所自体は移転していない、同じ物件を使っている。県議時代の事務所賃料(政治資金管理団体支出額)は¥54,000−だ。
これは政治資金管理団体からの支出が¥54,000−という事で、実質の賃料は¥108,000−であり、県議の政務活動費から50%充当していたという事だろうか。
それとも、県議時代は一月の賃料が¥180,000−で、按分比率70%で、自己負担金が¥54,000−であり、市議に移行するに伴って、家賃賃料が¥180,000−から¥108,000−に改定され、自己負担金が¥32,400−となったものなのだろうか?
県議の時代と市議の時代では事務所自体は変わっていない。
県議の頃、政務活動費充当率が50%であったものを、市議になって70%に変えた。
つまり、事務所における後援会活動等を20%削減したのだろうか?
この金額の変更を指摘された方は、以前地方議員において政務調査費から支出された家賃が、議員個人に還流されて活動費として使われていたことを危惧されていた。
この佐藤あつし市議の事務所を貸している法人と、政治資金管理団体に多額の寄付をされている個人、これは関係はないのであろうか?
家賃を政務活動費から一定の按分率をもって充当することは適法である。
また、個人が政治資金を献金することも適法である。
しかし、その政治資金を献金する者が政務活動費から負担された家賃を受け取っているものと不可分であるとすれば、あたかも政務活動費が個人の政治資金に「還流」しているように思えるのだがどうなのだろうか?
また、この方は次のような指摘もされている。
佐藤 敦 - 9月議会が無事に閉会。 9.14〜10.17 (会期35日間) | Facebook
(2) Atsushi Sato - 9月議会が無事に閉会。 9.14〜10.17 (会期35日間)
佐藤市議は10月19日に、9月議会が閉会したと報告している。
その下の「9.14〜10.17(会期35日間)」というのは、9月14日から10月17日が会期であるとの謂いであると受け止められるが、今年の9月名古屋市会は「平成30年9月14日(金曜日)から10月18日(木曜日)、35日間」である。
10月18日は「予備日」であり、議事の都合によっては議会が開催される、非常に重要な日程であり(政治にとって、状況によっては議題が成立するかしないかといった決定に係るのが「日程」であり、それは今の国会における「入管法」の審議でも首相の外遊をにらんだ審議日程が問題とされたことから明白である)まともな議員であれば誤認しようがない。
いったい、この佐藤市議という方は、こうした日程管理もできずに議会においてどのような活動をされているのだろうか?というよりも、何か活動らしい活動をしているのだろうか?
もう一つ、田山幹事長についてご指摘があった。
私は一般論として、上には媚び諂い、下には厳しく当たるという人間が大嫌いだ。
こうした人物はどの組織でも居る。
上司の指示に対して、まったく反論もせずに媚び諂い、その指示が矛盾していようと、あるいは組織にとって害をなす、或いは違法な事であろうと実行し、または自分の部下に実行させる。
そうやって「上の引き」だけに気を使い、やたら上昇志向だけ強い。
そして確かに、こうやって「部下の成果は、自分の手柄、自分の失敗は部下の責任」と「ひらめ」よろしく上の顔色ばかり窺っていれば組織の階段を上っていけるかもしれない。
ここのところ、企業や地方公共団体における「組織の劣化」ともいえる不正が露になっているが、こうした「ひらめ」がいると、組織は腐る。
面白いのは「ひらめ」は無能なくせに、自分は有能であると誤認してしまう癖がある。
部下の成果ばかりを攫っていると、実態的な課題解決能力が失われる。例えば、まともな文章一つ自分では作れない無能となる。*1
また、上司の矛盾する指示にも疑問を持たずに従う癖をつけてしまうために、思考停止は大好きだ。つまり、深く思考し、物事の本質をつかむという事ができずにいる。
情けない事に、昨今の経済界や政界のトップまで、こうした思考停止は蔓延っており、そうした「ひらめ」がトップについてしまった日本という社会の先行きが不安でしょうがない。
私は、日本史の中で最も注目すべき「ひらめ」を東条英機であるとみている。
国まで亡ぼすのが、組織における「ひらめ」だ。
さて、こうした一般論はおいておいて。
(くどいようですが、ここでは優秀な減税日本ナゴヤの幹事長であらせられる田山市議を、「ひらめ」と言っている訳ではありませんから、誤解のないように。私は一般論を語っているにすぎません)
さて、その優秀な田山幹事長の政務活動費について、良く判らないところがある。
の図の部分。(平成28年11月29日 整理番号:f0914)
1.リーフレット”活動報告” ¥2,752−
2.封筒への印字、封入、送料 ¥289,980−
3.長3封筒印刷代 ¥97,200−
の3件を合算して計上し、優秀な田山幹事長閣下は 政務活動費充当額を ¥474,935− とされているようだが、私が計算すると3件の合計金額は
¥389,932−となる。(私の電卓が算出した政務活動費充当額は ¥370,435− )
政務活動費充当額が¥474,935−となるためには、
支払額が ¥499,931.5789473684− となり、日本の通貨では支払えない。
というか、¥104,500−を返せ。(住民監査請求してやろうかしら)
¥104,500− を返還せよとの根拠は、上記3件の合計額、¥389,932−を按分率95%で計算した場合の政務活動費充当額 ¥370,435− と、ここに計上されている ¥474,935− の差額だ。このまま政務活動費が支払われているとすると、田山市議は公費である政務活動費を ¥104,500− 余分に懐に入れている事になる。
これは違法行為だ。
ここにある政務活動費領収書というのは、一旦議会事務局市会議長に提出した正式な報告であり、十分な検査をしてあるはずだ。公費支出なんだから当然、念には念を入れ、一円も市民のお金を無駄にしないと言っているのだから、その重みは他の会派より大きい筈だ。ところがこれは何だろうか?この緊張感の無さ。乱雑さ、無責任さ。
追記:
当該チラシはこれのようだ。
このチラシについての政務活動費按分率については敢えて指摘しない。
しかし、気になることがある。
このチラシによると、不特定多数の人々を集めて「本物の名古屋城を世界遺産にしよう 鯱城ホール(中区)」という会合を開いているようだ。
これは、現在行われている名古屋城木造化事業によって復元される復元天守を「世界遺産」にしようと言っているという事だろうか?
現在の「世界遺産」の定義では復元天守は「絶対に」世界遺産にはならない。
完全に虚言である。
虚言を弄して不特定多数の者から、金員をせしめる行為は違法行為だ。
名古屋市及び、金シャチ募金なる募金行為は違法行為となる。
名古屋市は復元天守が「世界遺産」になる根拠か、その先行事例を示してみよ。
市民にウソをつくな!
市民にウソをついてまで金をせしめるな!
名古屋市は一体いつから詐欺まがいの商法を展開する業者のようになってしまったのか。
追記の追記:
ご投稿があった。
長野県松本市で「国宝松本城を世界遺産に」
世界遺産フォーラム in 松本 という会合があったらしい。
http://www.oshiro-m.org/wp-content/uploads/2015/05/20140222.pdf
その講師に名古屋工業大学大学院の教授で名古屋城天守閣部会委員でもある
麓教授が参加している。
こんなインチキ(名古屋城天守閣部会*2の事ね)にコミットしていると、麓教授自身の信憑性も落ちるんじゃないんですか?
麓教授、名古屋城天守が、木造復元されたら、それは世界遺産に成り得るのですか?
追記の追記:
電電公社が民営化され、NTTとなってサービスは向上しただろうか?
情報が重要な社会インフラとなっている今、電電公社からNTTへ移行した事による質の低下は、日本という社会の質の低下につながる。
世にも恐ろしいフレッツのウイルス対策のお話 - 週末プログラマーのだらだら日記
なぜか断ったはずの契約が結んだことになるNTT東日本の「仮契約システム」が厄介…多数の被害者の声も - Togetter
民営化され、グループ企業化され、色々と問題が起きている。
名古屋市役所を民営化しようと言いだした ボンクラ もいたが、
民営化される前に、すでにこんな詐欺まがいの集金を行っているのでは、
民営化されると、いよいよ壺や絵画でも売り出すんじゃないか?
あ! ボンクラ は元々、陶器や絵画を売っていたんだった!
追記の追記:
非常に興味深いけど、ちょっと時間的に余裕が無い。
it is (not) , "We are giving you the reproduction so that you will want the original " but rather, "We are giving you the reproduction so you will no longer feel any need for the original." Faith in Fakes / Umberto Eco
オリジナルの論考(というか、その英訳ですけど、か、できれば和訳)に当たらないとなんとも。
一つ突き付けられて考えるのは、シミュラクルとして消費するという事が、ポピュリズムとの親和性が高いという事。内面を持たない外観復元である現天守には文化財としての真実性があり、内面まで reproduct しようとしている「木造復元」にこそ、内実を失い、よりシミュラクルとして実体を欠いているという事。
こうした側面から、この騒動を捉えると、現代日本(21世紀というか、平成的というか)の問題を象徴的に捉えられるかもしれない。ケド、手に余る。
しばらく、この記事のこの部分については特に繰り返し掲載しよう。
そしてこうした「ウソ」が正常化されるまでは
河村たかし は呼び捨てで構わないだろう。
平成18年1月27日、衆議院の議院運営委員会において、次のように発言した人物が居た。
私の個人のことは、私の責任で答えさせていただきたいと思います。
私はかねがね、非常に孤独な闘いでしたけれども、議員年金というものは、先がた言いましたように、議員は国民と同じ年金で生活すべきだと言っておりましたから、仮に廃止できなかった場合は全額寄附すると……(鈴木(恒)委員「寄附はできないです」と呼ぶ)いや、退職していますから、当然、議員年金をもらうときには。退職してからのことですから、それは間違いなんです。そう言っておりました。
今回の場合は、まだ私たちの案がかかっておりますので変なことは申し上げられませんが、納付金につきましても、これは先ほど言いましたように全額税金でございますし、加えて、これは既に所得税三〇%それから住民税一三%の社会保険料控除があるのですね。それをもらうということは、私は潔しとはいたしません。
ですから、一円もみずからのものにはいたしません、絶対に。それだけはここで、せっかくのチャンスが与えられましたので約束しておきます。
衆議院会議録情報 第164回国会 議院運営委員会 第4号
議員年金を一円も受け取らないと国会で述べた人物。その発言がこのように国会における議事録に残っている人物。これは誰あろう、河村たかし(当時は衆議院議員)である。(ちゃんと標準語で話している)
さて、その河村氏、現在は皆さんも御存知のようにこの名古屋市の市長をされており、すでに議員年金を受け取れる年令に達している。
そして、国会議員年金というのは、一括で受け取る方法と、月ごとに分割して受け取る方法があるそうだ。これは手続きをしなければ支給されない。
国会事務局は年金の支給について、個人情報として情報公開してくれない。確かに、河村氏が年金を受け取って、それをどこかに寄付したという話は聞かない。
しかし、不確かな情報ながら、河村元衆議院議員は年金受給手続きを取っていないということだ。
「一円も受け取らない」とするのであれば、受給年齢に達した時点で一括支給を受けて、全額をしかるべきところに寄付してしまえば簡単なのだろうに、その「約束」は果たされていない。
※河村たかしは、国会議員年金を受け取っているそうだ。受け取って通帳に積んでいるそうである。しかし、その情報は公開されていない。
また、処分の方法については不明であり、減税日本ナゴヤが各被災地に寄付をする際に、河村たかしが支出をしたという話も聞かない。
こちらも、しばらく連続投降しておこう。
名古屋市 平成28年 6月 定例会 06月14日−11号
木造復元となれば、(略)名古屋市民の皆さんに夢と希望と勇気を与えるものは本物の木造天守閣であり、まさに時代を超えた人々の願いになると私は信じています。
名古屋城を名古屋のシンボル、日本の宝、世界に誇れる宝物として、未来の名古屋の子供たちに残すために大きな一歩をともに踏み出そうではありませんか。どうか議員の皆さんにおかれましても、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。私自身、命がけ、不退転の決意で臨んでまいります。
本当の命までは取らない、しかしここまで言ったのだから、政治生命ぐらいはかけるべきだろう。さあ、いざとなったら潔く、辞めていただこう。