市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

河村市長の支援者たちが

議会リコールを求める署名運動を行うようだ。

3月29日 ウィンク愛知で
会合を開いたそうだ。




まだ私も全部は見ていない。
最後の動画を見たが、酷い説明をしている。

平成24年8月22日 総務環境委員会における
平野参考人(ネットワーク河村市長 名簿管理委員会委員長)の発言

リンク


「署名簿というのはもう選挙管理委員会のほうにこれ、倉庫の中に今眠っているわけなんですけど、我々が使うことはございません。署名簿に関しては使えない状況になってます。」

この発言に反して平成25年8月に中村孝道元市議の事務所から署名簿のコピーが発見されている。

また、会場から選挙に利用、流用しないでほしいとの発言があり、会の主催者は利用しないと説明しているが平野氏は議会で次のように答えている。

「我々、選挙に使います。選挙に使わない署名簿なんていうのはあり得ないわけですから。」


この委員会の白眉は減税日本を離脱した玉置元市議の追求だろう。
なかなか迫力がある。


◆玉置委員 いろいろるる聞いてたんですけど、ちょっと疑問に思ったこと二つあるので、平野参考人にお伺いします。
 まず1点目、問い合わせ窓口の話です。もちろん問い合わせで削除を要請するかしないか、削除を求めるべきなのかどうなのかというのは置いとくとして、本日きょう時点までで問い合わせ窓口というのはどこにあるか。要は電話番号、ファクス、郵便で送るんだったら郵送先、縦覧ができるんだったら縦覧の窓口、ホームページがあるんだったらホームページ、それがどこにあるのかというのをちょっとお伺いしたいんですけれども。


◎平野参考人 東区古出来町にございます。電話番号はちょっと今記憶、今書いてありませんので記憶しておりません。

◆玉置委員 東区古出来町、このはがきに書いてあるこの住所でいいんですかね。ちょっと……

◎平野参考人 いや、持ってませんので。

◆玉置委員 この住所ですかね。名古屋市東区古出来2の5の11。電話番号とファクスが……

◎平野参考人 ええ。おっしゃるとおりですね。

◆玉置委員 この住所というのは、今は何か建物があるんですかね。

◎平野参考人 これ、河村事務所です。

◆玉置委員 これは広く、要は受任者の方にここに問い合わせていただいたら削除しますよというのを広報したことというのはこれまでの間にありましたか。

◎平野参考人 それは削除してほしいという方がいないものですからしておりません。

◆玉置委員 削除してほしいという要望があったときに、どこに問い合わせていいのかわからないと削除の要望も当然出せないというのが本来だと思うんですけれども。
 あともう一つ、さっきしかるべき文書をもってと言いましたけど、その文書の書式とかというのはどこかで公開はしてらっしゃいますか。

◎平野参考人 しておりません。

◆玉置委員 であるなら、やっぱり問い合わせ窓口もわからない、文書の書式もわからないという話になれば当然、要は削除してほしいけどもどこでやっていいのかわからない人は当然やっぱりここに来ますよ。請願権というのは何人たりとも認められてる権利ですから、やっぱりこうやって来るのは当然だと思うんですけども、それに関して、要は団体の自治の介入だという話というのはちょっと筋が違うんじゃないかなという気がするんですけど、そこについてはいかがですか。

◎平野参考人 委員おっしゃるとおりですね。そういう考え方で我々もおりますが、今後それをもう少しわかりやすく設置し、また表記しようということは、我々各委員のほうからも出ております。

(発言と異なり、今日に至るも特段、対策は取られていない)

◆玉置委員 ということは、今回のこの請願に関しては、要はその努力がなされてなかったということなんで、さっきの介入というのは当たらないというふうに思うんですが、その解釈でいいんですか。

◎平野参考人 それは玉置委員もよく御存じのとおり、あなたもそういった意味合いを含めて署名活動を行ったわけですから、そういった事実を踏まえて、だれがしがこうしなきゃいけないとかということはもっと前におっしゃるべきであって、我々が今あなたにああだこうだ言われる筋合いというのは何もないと思いますよ。

(ここも比較的重要だ。平野氏は玉置委員(改選時は減税日本の候補であった)の署名運動への関与実態を把握していないのだ。平野参考人は事実関係を把握していないまま回答している事になる)

◆玉置委員 1点訂正させていただきたい。僕は署名活動には参加しておりませんので、それだけははっきりさせておきたい。(「署名簿を使ったということですか」と呼ぶ者あり)署名活動に今参加したというふうにおっしゃられたので、私は署名活動には参加しておりませんという訂正をまずさせていただきます。
 その上で、今署名活動に参加した云々かんぬんの話、僕は当時地域委員会の委員だった、公務員だったもんですから、そういう活動には参加するのは適切ではないということで参加しなかったんです。その事実はお伝えしてなかったんだったらお伝えしておきますけれども。
 その上でもう一つ、この件に関してはいいんですけどもう一つ、このはがきに登録された個人情報は、上記団体以外の第三者に開示提供せずというこの文章ありますよね。さっき8月の段階で、ネットワーク河村市長から減税日本に名簿引き継ぎされたというふうにおっしゃいましたけど、これ抵触するんじゃないです。要は、この文章見ると上記団体以外の第三者に開示提供をしないことと、市政改革活動の目的に限定して厳重かつ細心の注意を持って管理することというのは別概念、要は二つが並立してるというふうに書いてあるはずなんですけれども、その点はいかがですか。

◎平野参考人 別団体といえどもネットワーク河村市長の下部団体としてやってきたわけですから、これは第三者ではないですね。

◆玉置委員 さっき、たしか別団体になったという話ししてませんでした。

◎平野参考人 去年の党大会で別団体になったということはあります。

◆玉置委員 ということは、その党大会で別団体になったということは、第三者になったわけですよね。その第三者に何で要は提供しちゃったんですか。

◎平野参考人 政治団体に名簿を提供することは、任意団体から政治団体に名簿を提供することに対して何ら法的な縛りはないわけですから、そういったことをきちんと認識していただいて御発言をお願いします。

◆玉置委員 はがきに上記団体以外の第三者に開示提供しないと書いてあるにもかかわらずそれをしたのは何でですかとお伺いしてるんで、要は法的にどうこうというのを今聞いているわけではないんです。要はお約束事をやって、受任者に要はこれ書いてくださいとお願いしたにもかかわらず、要は受任者との約束を破ったことについてどう思うんですかという話をしてるんです。

◎平野参考人 その時点では第三者にはなってないはずなんですね。

◆玉置委員 この時点では減税日本という団体はたしか存在してないはずですよね。これ何月だったかな……

◎平野参考人 減税日本はおととしの4月に政治団体として登録されてます。

◆玉置委員 じゃ、登録されてる。そのときは第三者じゃなかったわけですよね。でも、8月に第三者になったんですよね。なった団体、なって第三者になった団体に何で要は提供しちゃったのかというのを聞いてるんです。

◎平野参考人 何に提供、提供した……

◆玉置委員 要は、名簿を8月に引き継ぎしたんですよね。要は第三者に引き継ぎをしたんですよね。要は、ここには第三者には開示提供しないと書いてあるにもかかわらず、何で提供しちゃったのかというのを聞いてるんです。

○湯川委員長 玉置委員にお尋ねします。提供してしまったというのはいつ提供してしまったということでしょう。

     〔「関連」と呼ぶ者あり〕

◆田口委員 要するに、去年の8月以降ネットワーク河村市長は減税日本とは違った形の団体として活動していますと私のお尋ねにお答えになりました。それなのにもかかわらず、つい最近も減税日本にネットワーク河村市長として相談があったので、ネットワーク河村市長のほうから減税日本に受任者名簿を提供されてるわけですよね。第三者への提供じゃないですか。減税日本と違う形でやってますと、そうおっしゃってるわけですから。

◎平野参考人 ですから、玉置委員の問題は、要するにその時点でこの先回のはがきに対して提供してるかどうかということに対して答えよということでしょうか。

◆田口委員 今私が聞いたことにお答えください。

◎平野参考人 玉置委員の問題が違うということですね。違うということですね。

○湯川委員長 田口委員の質問にお答えください。よろしくお願いします。

◎平野参考人 確かにそうでございます。第三者にということは、開示しないということは、我々もネットワーク河村市長、これは一つの運動体であって、第三者に開示しないということは、これは確かなことでございますが、今回につきましては、我々はぜひともそういった部分での、これはちょっとテーマが違いますが反原発、それから反増税、そして、そういったものに関しては使っていただいても構わないという判断をいたしました。これは判断でございます。判断に対して使わせないというようなことはございませんので、我々の判断でそれを使うということをきちんと今後もやっていきたいと、こう思っております。

◆田口委員 ちょっと話がずれてきたので確認しますけど、今反増税、反原発に使ったと。これは9月5日に減税日本名古屋市公会堂で開かれる「反増税脱原発!国民集会」に受任者名簿を提供したと、こういうことですか。

◎平野参考人 そういうことです。

◆田口委員 しかし、私が聞いてるのは、減税日本というのはネットワーク河村市長から見れば第三者じゃないですか。先ほどの8月の減税日本の党大会以降、分かれて違う形で活動しているとおっしゃってるわけですから、減税日本は第三者じゃないですか。あなたの団体からすれば。

◎平野参考人 おっしゃるとおりでございます。

◆田口委員 だったら、このはがきにあるように、受任者を募集されたときのはがきがあるように、第三者には開示提供せずと書いてあるんですよ。第三者に開示提供せずと書いておきながら、第三者である減税日本に提供したということになるんですよ、あなたの言ってることは。そういうことだけ申し上げておきます。


前回の議会リコールの要旨だ。


「1.市民税10%減税の継続」 ・・・いつしか5%になってしまっている。
 減税日本の宣伝車の看板も10%から5%に書き換えられている。あの議会リコールは何だったのだろう。上のハガキには「減税解散」と大書されているというのに。

「2.地域委員会継続」 ・・・・ほんとうに、どこへ行ってしまったのか?
3大公約ではなかったのか?
「民主主義のつくしんぼう」ではなかったのか?
芽を摘んだのは誰だ。

「3.800万円」 ・・・・ここには800万円にすれば「家業化・指定席化」が阻止できるというような事がかかれているが、報酬800万円が実現した昨年の市会議員選挙で議席が大きく入れ替わったとは言い難いだろう。

追記:新聞報道によると、リコール運動を進める理由は、議会が市民の意見を取り入れないかららしい。議会は4年前、市民の意見を容れて報酬を半額にした。800万円削減した。
そして、その間に成案を得るとした。
成案を得、市民に適正な報酬を定めてもらうためには報酬審議会に諮問し、そののち市民意見を聞く機会を開く必要がある。(額の具体化が為されないまま市民に意見を求めても適正な額は定まらないだろう)

これが今の制度で、市民意見を取り入れる方法だ。
議会はそれを否定などしていない、いや、報酬審議会や議会改革推進会議、協議会でそれを求めている。報酬審議会や市民意見を聞く機会を阻害しているのは河村市長ではないか。

市民意見を取り入れない者をリコールするというのなら、市長をリコールせよ。
名古屋城天守閣木造化の費用は500億円だそうだ。金利1.2%なら金利だけで6億円。
議員報酬半減はこの1.2%の金利で吹き飛ぶ)

そして、問題の課題となった流出問題。

河村市長も、ネットワーク河村も、この報告書1枚以外、何も対応していない。

そして、くどいようだが、この報告の後、平成25年8月に
説明とは裏腹に中村孝道元市議の手元から署名簿のコピーが出てきている。


また、会場で「議員報酬について、昨日出して今日決めるというような決め方をした」と説明されていたそうだが、酷い話だ。
この議員報酬の議論はすでに5年間続いている。「昨日出してきて」という方は、昨日まで見ていなかっただけだ。

5年間の間、結局 半減800万円にする利点も道理も説明できていない。

こうした議論も把握せず、あまつさえ流出、流用の責任さえ果たしていない者たちが、その始末もつけないうちに(流出した署名簿については、私の手元にもある。(手元にある経緯は当ブログの過去ログを参照されたい)これについて回収の要請も無い。結局、何もしていないのだ)
またぞろ、リコールを行うという。
名古屋市民の個人情報をおもちゃにしようという。

呆れてモノが言えない。



追記:
最後に恥ずかしくて顔から火が出そうな物件をご紹介する。

2009年12月23日の中日新聞 社説だ。
転載されているのは「ネットワーク河村市長」のサイトだ。

題して「10%減税成立 地方自治は変わりうる」
 河村サポーターズ オフィシャルブログ | ネットワーク河村市長 | 名古屋市議会リコールについて掲載しています。:【社説】10%減税成立 地方自治は変わりうる(CHUNICHI WEB)

 同キャッシュ

その額以上に重要なことは「お役所仕事には、まだむだがあるはず」「民間と同様、一円でも安く行政を行う努力をして当たり前」という市民の常識が、行政をともかく変えたということだ。役所も役人も、これを機に税の使途についてこれまでの意識を変えてほしい。

 縮小均衡の経済政策が、日本をこの苦境に陥れた。
 それを主導したのはこういった誤った考え方だ。

 ピケティ、スティグリッツ、そしてクルーグマン
 こぞって財政出動を求め、経済の拡大策を指示している。

 役所や役人の意識を云々する前に、中日新聞は自身の意識について、再評価、自己反省が必要なのではないのか?



まあ、春になると色々な ネジ が緩むけれども。

名古屋市民を巻き込まないでくれ。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00320147.html