市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

なぜ、「減税日本」が市議団から党費を徴収しなければならないのか?

 あ〜、
呆れた噂を聞きつけましたので。
緊急にブログを更新します。
(本当は、この週末はあの「壊れかけのRadio」の替え歌でやり過ごそうと思っていたのですけれど)

 なんでもですね。この週明け(8月8日)に減税日本ゴヤは団総会を開くそうです。何かと言うと、減税日本ゴヤは団総会を開くのですが、実は、「なぜ減税日本ゴヤは一々団総会を開かなければならないか」という理由は、6月16日の規約から論理的に求められるのですが(つまり、この規約は制度的欠陥があるのですが)指摘しません。減税日本ゴヤの市議の人々(彼等の業は、条例を制定し、制度を設計する筈なんですが)は気がつかないかもしれません。

 まあ、そんな事はよろしい。
 それで「約束」を蔑ろか、軽視された可能性もあるのだけれど、それもまあ無視できる範囲です。

 事はそんな事ではない。

 私が聞いて呆れているのは、28日の「減税日本」の立党にあわせて、減税日本ゴヤの市議団に「党費の納入」を求めるのだそうだ。

 どこまで「ひとがいい」どこまで「バカ?」


 お人好しも、自分だけの被害なら「お好きにどうぞ」と言えますが、その影響が広く市民に分散するのであれば看過できない。
 こんな筋違いの金は断るべきだろう。

 逆に、河村代表は「市民からの寄付で賄う」と言っているのだから、減税日本ゴヤの市議はそのノウハウを追求しなければならない。
 そうしないと、八年以上市議を続けて、年間で20万円も寄付金を集められなかった前団長のような事になりますよ。「減税日本」と言う政党が名古屋市議会や名古屋市民にどのようなご利益があるか不明ですが、そこに党費を納めるような「お人好し」はよしなさい。逆に、河村市長に寄付を(または、寄付のノウハウを)求めるべきです。
(そういえば、中日新聞の記事で、恥も外聞もなく「バス旅行」の話が出ていたなぁ。中日新聞は最近、全体のトーンは相変わらず「親河村」だけれど、ちょこちょこ嫌な話を残す)

 か、または「ネットワーク河村市長」にでも寄付を求めるべきですね、逆に。市議はこの運動体以上の入金をするべきではないです。いろいろとみてゆくと、そもそもの問題は河村たかし本人にあるのは間違いありませんが、次に責任を持つべきは「ネットワーク河村市長」なのですから(その根拠は、彼らの自認する「要望書」の1に述べられている)
( http://ameblo.jp/ichi-nagoyajin/entry-10957987084.html )

 そして、市議の活動を市民からの寄付で賄うのが河村市長の持論なのですから、言行一致。これ以上、私なんてものに「嘘」と言われないように、寄付を運動体に求めるべきです。


 なんでも、この中の「新生名古屋政策研究会」というところは特にお金があるそうで、週明けに幹事の方がここにお金の無心をしにいくというような話も聞きますが。まあ、追い返されるでしょうね。ここには代表が電話をして無視されて、仕方がないので奥さんが電話をしたところ、出てはもらえたけれども、お金の「お」の字を言った途端に電話を切られたといいますから。(もちろん、噂ですよ)
 ただ、こんな噂が立つ背景と言うのはあるそうなので、そんなところにひょこひょこひよっ子の幹事が出張って行っても、良くていなされて、悪くすると喧嘩でもしてきかねませんからね。


 それよりは、「ネットワーク河村市長」に話を持ってゆくのが優先事項ではないですかね?なにせ、彼らは、「要望書」の4に「減税日本ゴヤ議員諸氏が望むならばいかなる時も物心両面で協力を惜しみません。何なりとご相談いただきたい」(ああ、気持ち悪い猫なで声)と明言しているのですからね。

 なんにせよ。市議に対する報酬は、名古屋市民のための活動に渡されているのですから、逆論理のお金を思慮浅く出されないように。


追記(8月7日):地域政党減税日本」は「立党」といえるような理念や政策があるのか?
「減税により、名古屋に人や企業を誘致する」という政策(?)も、全国に展開するのなら意味がなくなる。そもそも「減税」(=歳入キャップ)などというのは「政策」とも「理念」ともいえない。行政の公共圏からの撤退であり、つまりは「粗野な新自由主義」の一断面でしかない。(断面であるから「理念」とはなりえない、これを「理念」にまで練り上げればその姿のグロテスクさは誰にでも理解できる)

地域政党減税日本」は党と言えるような党則や党是があるのか?
漠然と「党首」または「代表」の(無批判な)独裁を許すだけの組織であれば、そんな組織に無条件にお金を入れる事は無責任も甚だしい。そのお金で成り立った組織が、どのような悪影響を及ぼすか、「オーナー」は責任を持つべきだ。で、あるならば党費を納めたものの責任と権限の明示がない限り、金は払うべきではない。
 と、いうよりも。こんな泥縄で金を集める者がどうかしている。本当に社会人として成り立っているのか?「頭が大人になってしまった」としか思えない。