市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

減税日本ネタ

 最近当ブログが「減税日本ネタを扱わなくなっている」というご意見がある?

 そもそも当ブログは地域委員会制度について考えるブログだったはずで、名古屋市政については興味はありますが特定の政党について興味はありません。

 特定の政党の支持を得ようとも思いませんし、逆に特定の政党を貶めるつもりもありません。

 敢えて言えば減税日本ゴヤの行状があまりに酷いので、目についた事柄についてご報告申し上げているだけです。

 当ブログで減税日本ゴヤの行状が報告されないという事は、彼らの行状自体が無いに等しいと言っても良いのかもしれません。

 本当に、逆に聞きたい。

 減税日本ゴヤは何かやりましたか?と。

 減税日本ゴヤの存在が名古屋市政に何かプラスになったのでしょうか?



 先の11月定例会において「名古屋市議会の解散請求に係る署名簿及び受任者名簿の目的外使用に関する決議」が採択された。( 参照 )

 なんでもこの決議に対して、その無効を訴える市民からの請願が出されるようだという噂を聞いた。その請願は減税日本ゴヤの市議を紹介議員として実際に提出されたようだが、結果として文書の不整備で提出が遅れているようだ。

 この逆請願とでもいう書類が出てくれば、それなりに面白い事になったかもしれない。


 なぜなら、その逆請願はこの文書の意を汲んだものであったようなのだ。

 この文章の主張はメチャクチャだ。
 理屈にもなっていない。そもそも事実誤認も甚だしい。

 それでもそういった請願が提出され、恥も外聞もなくその事実誤認に基づく、没論理の請願を議会に提出する議員がいれば、その誤認と論理の破たんを指摘する事はできただろう。

 ところが、その請願を議会に提出する事さえできない。
 事務手続きの一つもまともにできないというのであるから、もはや批判の対象にすらならない。


 こちらが「同じ土俵に上りたくない」のではなく、先方がその土俵にすら上がってこれないというのが現状のようだ。


 すでに予算を審議すべき2月定例会は始まっている。

 始まっているにも関わらず、アナウンスにあった中村孝道市議、黒川市議の会派離脱も正式に手続きが済んでいないようだ。

 代表である河村市長が東京事務所の元職員から給与未払いで訴えられているようだが(まるでブラック企業かヨ)。減税日本ゴヤも、中村孝道市議との間で立て替え金の支払いについて訴訟を抱える事となっているようだ。

 更に、議会運営を行う「幹事長」についても定まっていない。

 そもそも今年度人事の残り任期は、あとわずか2か月程度なのではないだろうか?
 この2か月程度を担う幹事長すら選出できないというのは異常だ。

 党内ガバナンスの一つも満足にできないものが、名古屋市をどうだこうだという事自体、片腹痛いという以外にない。

 その河村市長は週末には大阪に出かけて行って橋下市長の選挙応援を行ったようだが、写真を見ると別に橋下市長も松井知事も同席はしていない。大阪維新の会の街頭宣伝に参加しただけのようだ。
 何人かの減税日本の市議や県議も付き従って出かけたようだが、そもそも橋下市長の選挙にすら大義名分がないと言われている。
 そこにノコノコ出かけて行って応援演説をしたところでやはり意味があるのだろうか?

 大阪市においても予算審議の大切な時期である筈だし、それは名古屋市や愛知県においても同様だ。

 この大事な時期に、本来行うべき業務をほっぽらかして大阪に出かけているようだから、全然仕事も話も前に進まないのではないのかね。

 なんでも、河村市長は仕事が進まないので秘書を設置してくれと言っているようだが、誰がどう見たって河村市長は充分暇そうに見える。仕事が進まないのは(相生山の問題や、敬老パスの問題でも明白になったように)河村市長自身に決断力や政治力が無いからだ。(政治力の無い政治家というのもすごいね)

 このようにただでさえ無能な上に、そういった課題も放置したまま、このように大阪に出かけているようでは、市政が停滞するのも当然だ。

(その挙句の果てが、名古屋市の歴史始まって以来の霞ヶ関からの「天下り受け入れ」「名古屋市植民地化」なのか? 本当に、名古屋市の市政に残る無能市長という事になるだろう)


 つい先日も名古屋駅、笹島で自動車を人だかりに突入させるという事件が起こった。幸い死者は出なかったものの、それでも13人の重軽傷者という被害を出したそうだ。

 犯人の車は道路脇の街路樹にぶつかって暴走は止まった。
 
写真は今朝、ツイッターに流れてきたものだが、何人かの市民が傷ついた街路樹に「絆創膏」をはって「感謝の気持ち」を表しているようだ。(引用元 あろえ姐さん on Twitter: "名古屋の事故の木見てきた!
絆創膏貼ってあって感動‼︎‼︎‼︎
そしてあろえさん謎の取材をうける! http://t.co/IQ7aCnV08K"
)

「被害者も犯人さえも救ってくれてありがとう」

 非常に深い言葉だと思う。

 さて、月曜日。

 この事件の記憶も生々しい中で、フィギュアスケート浅田真央さんたちを称賛したいと、大津通りの中央分離帯を撤去してパレードをやりたいと、河村市長は言い出した。


 以前には選手たちも自転車に載せてパレードをすると言っていたようだ。
 (それは単に自分の「自転車街宣」に浅田選手たちを駆り出しているだけではないのか?)


 果たして大津通りの中央分離帯撤去は正しい選択なのだろうか?


 ちなみに。

 河村市長は名古屋市会の議場における名フィルニコンサートが「利益供与」に当たると批判されているようだ。(なんでも、減税日本ゴヤもこの意見に賛同したようで、その為に、そんな事のために議運が遅延したらしい。くだらなすぎる)

 議場における名フィルコンサートは、名フィルに対して名古屋市が税金で補助を出している。市民の税金で補助しているものに対して、その支出の審議をすべき立場が演奏を無料で楽しむことは「利益供与」になるという理屈のようだ。

 では、

 昨年。あおなみ線をSLが走行した。
 このために名古屋市は4000万円の費用を支出しているそうだ。

 このSLに乗るために、一般参加者は運賃を払い、抽選を受けなければならなかった。

 ところが河村市長は、抽選も受けなければ運賃も支払っていない。
 それどころか一般客席ではなく運転席で警笛まで鳴らしたようだ。

 鉄道ファンであれば高額の料金を払ってでも受けたいであろうサービスを、河村市長は無料で受けたという事にはならないだろうか?

 これは名フィルの演奏を聞く事と論理的にどう違うのだろう?


 更に、浅田選手、鈴木選手、村上選手。皆名古屋市民であればこぞって会いたいと願う大スターだ。

 それらの大スターとパレードの車に同乗するであるとか、特別な観覧席からパレードを見るという行為は、やはり誰しもが願う事だろう。

 これらのパレードが名古屋市民の税金で賄われる場合、その税金で賄われた催しで、市長や知事が一般市民以上の「サービス」を受けるという事は「利益供与」にならないのだろうか?

 このソチ・オリンピックに名古屋市、愛知県からも多数の選手が出場して力の限りの競技を見せてくれた。そうした行為を称賛することは無駄ではないと思う。

 しかし、そうした方々への称賛を「大津通りの中央分離帯排除」という(幼稚な)政治的目的に利用してみたり、「パレードの車に同乗して自分もパレードに参加する」というような「売名行為」に使おうとするのであればこんなに見苦しい行為はあるまい。


 くだらない。

 くだらなすぎるのだ。

 河村市長の言動はくだらなすぎる。批判する事すらバカバカしい。

 その河村市長は減税日本ゴヤに「戦え」と指示を出しているそうだ。
 つまり「既存議会」や「既存政党」と戦って、減税日本の存在感を示すように指示を出しているようなのだ。

 その一端が議会における名フィルコンサート批判だったようだが。

 あまりに、くだらなすぎる。


 ある意味結構な事だ。

 こうやって減税日本ゴヤに「戦え」と指示を出すことは正しいかもしれない。

 しかし「2つ」大切な事柄が抜けている。

 この「2つ」が何か?

 ・・・・・それは内緒だ。