市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

河村市長の南京発言について責任を問う

 明日、名古屋YWCAで河村市長の南京発言について発言の責任を問うイベントを行うようです。

12.13「南京大虐殺名古屋証言集会」(第17回目)

■日時 2013年12月13日(金) 18:45〜20:45(開場18:00)

■会場 名古屋YWCA 2F ビッグスペース
@市営地下鉄栄駅下車徒歩3分;愛知県芸術文化センター向い;名古屋YWCAビル

■証言者 王津さん (南京市在住;南京虐殺当時6歳、現在82歳女性)

■入場料 1000円  (高校生 年収200万以下無料)

■共催団体(6団体)
<ノーモア南京>名古屋の会 
河村市長「南京虐殺否定」発言を撤回させる会
日中友好協会愛知県連合会
旧日本軍による性的被害女性を支える会
子どもたちに「戦争を肯定する教科書」を渡さない市民の会
不戦兵士・市民の会東海支部

12.13「南京大虐殺名古屋証言集会」(18:45〜;名古屋YWCA)のお知らせです | 市民社会フォーラム

12.13「南京大虐殺名古屋証言集会」(18:45〜;名古屋YWCA)のお知らせです | 市民社会フォーラム



2013-12-11分 「11月定例会 丹羽市議の質問資料」についての追記部分再掲

追記部分再掲1:

 丹羽市議の本会議質問によると、平成24年7月の未払い分。つまり、その後の説明での誤りについて、黒川市議本人は認めているそうだ。

直接大家に電話までかけて「調査」したという河村市長はいったい何を「調査」したのか。
それとも、その市長の発言自体「嘘」ではないのか。
私は河村市長の発言に対して信憑性を持つに足ると思えない。名古屋市長の発言に信憑性がないなどとは何という事だろうか。

この春、河村氏に「市長」としての投票をした市民44万有余の方々に問いたい。
この一連の事実を見ても、まだあなたは河村氏を市長として信任できますか?
その投票行動は正しかったと言えますか?


追記部分再掲2:

これも記載漏れだった。

丹羽市議の質問の中に次のような発言があった。

 河村市長が、庶民の中から選びに選び抜いた28名の減税日本の議員による不祥事を見ると、「庶民革命」と銘打った事に市民からは「庶民を名乗るとは失礼千万」との声もいただいております。また「ポルシェで当て逃げをしたにもかかわらず、なぜ辞職させないんだ!」と市民から苦情も頂いております。

 この発言に対して河合市議から「私は『当て逃げ』はしておりません、発言の撤回を求めます」との意見が出された。

 結果、丹羽市議自身の発言ではなく、そう丹羽市議に伝えた市民が居るという事実を述べたことであると、質問自体はそのままとなった。河合市議の異議部分は割愛されたようだ。

 この件に関しては私は河合市議に同情的だ。

 私の調査では確かに河合市議は意図的に「当て逃げ」をしたとは思えない。逆に「当て逃げ」という表現は人口に膾炙しやすい表現で出来事を大げさに扱ったのではないかというきらいもある。

 ちょっと話は飛ぶが本日の「リーガル・ハイ2」*1というドラマは興味深い話だった。
 堺は弁護士で殺人罪に問われている女性を弁護している。世間ではこの女性を「毒婦」と決め、裁判所では彼女の死刑を求めるデモ隊まで出ている。
 社会の風潮、「民意」に反して、堺雅人扮する弁護士古美門研介は女性の弁護を行う。

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 「圧倒的な民意」に阿るのは簡単だ。(市場原理主義*2はこの圧倒的な民意に阿る姿だ)
 しかし、この社会にはその時々の移ろいやすい「民意」などには揺るがすことができない真実があるはずだ。「疑わしきは罰せず。疑わしきは被告人の利益に」という法の大前提を覆してはならない。

 今でも覚えている。2011年6月20日。河村市政を自分なりにつぶさに検証し、そのあまりの無茶苦茶さに匿名批判を捨てて実名で、実社会でも活動を始めた頃を。

6.20 ActAgainstKawamura! 河村たかし名古屋市長の暴走を止める - 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0

 あの頃は様々な知り合い、友人に声をかけても理解してもらえなかった。

 衆議院議員を長年務めて、「圧倒的な民意」で市長を務めている人が言う「減税論」に根拠がないわけないでしょう。市長が「正しい経済理論」と言うのなら、誰かの理論なんでしょう?(その後、誰の理論でもないこと、河村市長独自の論理(?)理屈であることが判ったが)と言われた。

 地域委員会制度についても、河村市長が一所懸命広めてくれるのなら、良い制度になるのでしょう。などとも言われた。
 その河村市長の口から、このところ「地域委員会」という言葉をついぞ聞かない。

 リコールを受けた市議、議会も、「民主主義の破壊」などと批判を浴びせられた選挙管理委員会も、「民意」と呼ばれる圧倒的な圧力に、それでも抗して、移ろいやすい世間には、揺るがすことができない真実を守ろうとしてきた筈だ。

 ここで河合市議を「ポルシェで当て逃げ」呼ばわりする事は簡単だ。しかし、真実はそこにない。そうであるならば、彼の弁明にも耳を傾けるべきではないか。私はそう思う。

 ・・・と、実はそういった弁明を彼自身がすべきではないかと私は思っているのですけどね。



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*1:話題作、「半沢直樹」で主役を務めた堺雅人の主演作で、今期の視聴率も良いようだ

*2:新自由主義者市場原理主義者の誤りはここだ。企業はその場その場の売り上げや企業価値の向上を考えればいい。販売とは長期的な視野に立つよりも、単年度、単月、単日の利益確保、売り上げ確保、市場における支持確保が必要となる。例えばユニクロの柳井氏、ワタミの渡辺氏の発言には短期的利益追求重視の姿勢がうかがえる。企業として、特に市場において競争にさらされている企業運営者としては正しい姿かもしれない。しかし、社会の設計者としてはふさわしいとは思えない。社会は中期的スパン、長期的スパンで社会の在り方、国家の姿が描けなければならないからだ。