市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

アメブロにおける「コメント」を転載します

1. 議会のPDCA
1.市民の意見を議会が聞くという視点がないのではないか?

政務調査費の目的が地域性に考慮した調査や研究・資料収集等活動に必要とされる費用を交付しその成果を報告するのが目的す。
議会が聞くとは、議員ではない?のですよね。
議員や会派は議会の一構成要素ですが議会ではありません。
この点からもおっしゃるように矛盾していると思われます。
意見を聞く点については議員個人が集約するのが基本であり、議会は代表者たる議員が意見を述べる場であります。
議会が聞くのは、条例の定めるところ「報告のみならず意見聴取」とすべきではないでしょうか。
現行を変えていく姿勢で望まれていますのでこの点を押していくのが姿勢としてはいいのかと考えます。

2.そもそも2ヶ月前の中村議長の所信表明との整合性は?

まず話の前提が市会派ではなく個人である点からも、整合性を取る事はいと考えます。
個人の考えであり会派ではないからです。
話の中で出てくる少数意見に当たるのかもしれませんがね。

私は彼女の考えを否定するつもりはありません。
現行の問題点を改善するだけでよい方向に向くのであれば進めればよいと考えます。

何がいけないかってそりゃ問題点を改善する議会になっていないのが問題ですよ。
plan-doで終わって市民評価を避けて自己満足で改善するそりゃ独りよがりな議会になりますわな。
ながの 2011-05-14 10:53:21



2. 報告&相談会
ブログでは、はじめまして。
①「議会」と「議員・会派」は違う。全くその通りです。政務調査費で「議会」報告会は開けないと思います。
山田市議は市民の声を聞く視点に欠けているとは思いません。この意見は、ただ言葉尻をとらえているだけに思えます。
「報告会」はあくまでも報告することが目的であり、市民の声を聞くことは含まれません。
市民の声を聞く必要があるなら、タイトルを「報告&相談会」にすれば良いのです。タイトルを変える方が重要。タイトルは、その会の内容を端的に表すものであり、報告会なのに意見を聞いてしまったら、逆に「報告会かあ、報告を聞くだけなら行っても意味ないや」と思った市民が、「なに〜?やっちまったなあ!(違)意見言ってもいいんかい!行けば良かった!」となります。従って、タイトルを変えなさい、が正しい指摘かと。
高柳正樹 2011-05-14 16:02:40


3. Re:議会のPDCA
>ながのさん

一般的な話として、議長は最大会派から選出されます。そして様々な意見の衝突を他会派と調整する必要があるのです。

議長は会派から離れ、採択から離れますが、その行動原理まで会派の利害から離れる必要はありません。

つまり、建前上、中立を装いつつ、実際は自会派の利益を追求する事を想定されています。

であるならば、その調整も結果として特定会派の利益のためではありますが、どこかで合意点を見出さなければ毎回毎回、住民投票でもして直接選挙で民意を聞かなくてはなりません。

そんな事はまともな議長であるとか市長は普通しません。必ず調整の労を厭いませんし、それが出来ないなら長である資格がないとも言えます。そうなんです、それが長の説明責任であって、人の上に建つものの本来の姿です!(あ、興奮して、つい話が脱線してしまいましたが)

なので、議長が「食言」してはならないのです。
「食言」した人がその後「約束」を結ぶ事はできないでしょう。なので、「食言」した議長は辞職せざるを得ないのです。
一名古屋人 2011-05-14 16:58:09



4. Re:報告&相談会
>高柳正樹さん

山田市議が総体として、「市民の声を聞く視点に欠けている」と思っているわけではありません。これは誤解されやすい表現でした。すいません。
「議会報告会」についてそのように思われているのではないかと感じたまでです。

また、名称に関しては既に「条例」に明記されておりますので、それを改正するかは今後の議論となるのでしょう。
一名古屋人 2011-05-14 17:02:03



5. こうやってブログ行き来するのは、とても楽しいですね!
一名古屋人さま

いつも様々なご意見を多角的にお伝えくださってありがとうございます。
減税日本HPは来週の頭から管理者が正式に決まることになります。今のところ、ブログを拝見していますと、①プライバシーポリシーが意味不明、②市議・県議の経歴が載っていない、③その他いろいろ更新してなさすぎ、 というご指摘をいただきました。お恥ずかしく思います。ご指摘の点は改善してまいりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

さて、また後程、自分のブログに私の意見を書かせていただきます。が、市長がNOと言ったから、反対をしているわけではありません(これまでも足りない頭で自分なりに判断してきたつもりです)。やはり「政務調査費の使い方・これまでの使われ方」を話し合うのがまず第一だと思います。議会費を要求すべきだと思うのです。(そして、法制度上、議会費を政調費から出せないのであれば、政調費減額→その財源でもって議会費にあてる、くらいすべきかと) 報酬に切り込んだので、次は政務調査費かと。市民オンブズマンの方のHPでも、再三にわたり、不正を指摘されています。その使途基準の曖昧さが、議員を甘えさせてしまっていると思います(論点ずれましたねorz)。

また、議長・中村孝太郎さんの言う、「議会報告会」とは、「各議員が行う議会報告会」か、または「議会全体で行う議会報告会」か、その予算は、政調費か、新たな予算か、何もご発言されていません。(議会報告会のあとに、政調費不正・不透明使用の話に繋がっているのも、何か不思議な感じがしますね。意図的ではないと思いますが)

また後で書きます。よろしくお願いします。

山田まな 2011-05-14 21:31:23



6. Re:こうやってブログ行き来するのは、とても楽しいですね!
訂正します…

>やはり「政務調査費の使い方・これまでの使われ方」を話し合うのがまず第一だと思います。議会費を要求すべきだと思うのです。(

やはり「政務調査費の使い方・これまでの使われ方」を話し合うのがまず第一だと思います。「それから、」議会費を要求すべきだと思うのです。

でした…!
山田まな 2011-05-14 21:34:42



7. 無題
2.そもそも2ヶ月前の中村議長の所信表明との整合性は?

とっても勘違いしてます。すません。

まず話の前提が議長である点からも、整合性を取る事は必要と考えます。
ただ個人(山田氏)の考えと会派との意見に相違はあるかもしれません。
個人でも開けばいいと考えているわけですから。
話の中で出てくる少数意見に当たるのかもしれませんがね。

と書きたかったんです。

指摘されている点「食言」はまさにその通りです。
ただ自会派の利益が誰を指すか何を指すか。
それが好転するとは限らない点が明白でありたいへん遺憾です。

ながの 2011-05-14 22:19:28



8. Re:こうやってブログ行き来するのは、とても楽しいですね!
>山田まなさん

政調費が完全透明化されるのであれば、活動費として盛大に支出して、盛大に活動していただく方が市民の為になるように思うのですけどね。

なにせ、完全透明化ですから、例えばどんな本を読んだか(または、全然読んでいないか)も判るのは、市民にとって貴重な情報であると思うのです。
な〜にせ、パブリック・サーバントなんですから。略歴も公表されないのなら、せめてこういった費用の使い方で人となりを知りたいではないですか。

中村議長の言う「議会報告会」が、どのようなものであるか定義されていない(予算措置についても)というのはちょっといただけません。議会条例に明示されており、更に既に実施実績もある制度について、新たな概念で所信表明されるのであれば、そう明言されなければ駄目でしょう。特に予めの断りも無く(以降も無く)指摘後にそういった「無理な立論」をされると、「食言」になりませんか?より一層信頼を失うと思いますよ。

この件は、従来どおり開催、予算をつける。が、あなた達減税日本ゴヤの市議団ご自身の自立の為でもあるのですから、上に書いたような法論理的に政調費の援用は無理である旨を代表に進言され、議長の所信表明を守るべきです。

HPについては、そうですね。「その他いろいろ更新しなさすぎ」という指摘ですので、いろいろ更新してください。楽しみにしています。
一名古屋人 2011-05-15 00:28:32



9. 無理な立論ですか?
>一名古屋人さま

名古屋市議会基本条例第四条第5条には、財源について書かれていません。念のため、名古屋市議会基本条例研究会の報告書を読みましたが、やはり財源には触れていません。ならば、(政務調査費が議会費に援用できないという立場をとるとして)、「政務調査費減額→減額分を議会報告会費に」することは可能です。そう予算提案されるのなら、納得できます。政務調査費の使い方を検討すべきです。年間600万円でどんな本を買い、個人で後援会以外に市政報告会を何度開き、海外や国内視察後はどのように報告書を作り、どう名古屋市政に活かしたのか。新人の我々に問う前に、「今まで」が問われるべきではありませんか。各議員存分に市政報告会を行っており、市民オンブズマン住民訴訟されることなく、きっちり従来期待される使用目的で使われていて、さらに、「議事機関である議会全体で報告がしたいから、税金遣わせてください」なら、理解できます。

まずは、これまで政務調査費の使われ方の徹底検証と、今後曖昧な境界を名古屋市条例によって明確にするのが先決です。
山田まな 2011-05-15 02:00:39



10. Re:無理な立論ですか?
>山田まなさん

「議会報告会」の開催主体が「議会」であることは条例に明文化してありますね。明白です。
では、「議会」とは何かなのですが。
「議会」の定義は憲法の第93条にまで遡ります。
そして、「議会」の設置義務(つまり、議会に予算を付ける義務を有する者)は「地方公共団体」にあるとなっています。
つまり、「市」が「議会」の運営予算を賄う。
という在り方は憲法の規定から来ている物であり、また一般通念と齟齬を生じさせるものではないでしょう。

基本条例の中で「議会報告会」の開催主体が「議会」と明示されていれば、その予算は「市」が出すのが(憲法が要請する)論理であり、同条例内でわざわざ既定しないことは<あたりまえ>の事です。

以上のように憲法−基本条例によって、地方公共団体−議会−議会報告会の開催主体(予算支出義務主体)は定義できているわけですから。

「議事機関である議会全体で報告がしたいから、税金遣わせてください」と、ここの市議が政務調査費を「議会報告会」(個々人の市制報告会ではない)に支出するとしたら、本来ある制度を使わずに、同じ名目で支出を行っているということになり、税金の無駄とみなせます。

憲法を元に素直に読み解けば議会報告会の予算を市が付けるのが当然」であるのに。それを<わざわざ>止めにして、「予算を付けない理由」が分かりません。

(そうですね、議論が飛んでいます)
「市」が予算を付けないから、政調費で賄う云々は横に起きましょう。

(まず、ここの法的な根拠を押さえたい)
なぜ、上に示したように保障されるべき「議会報告会」の開催経費を「市」が支出しないのか。

その法的根拠と、理由を知りたい。

その上で「政調費」で賄うか云々の話をしなければならない。
「政調費で賄ってもらうため」という言葉は理由になっていない。なぜなら、それは憲法と基本条例の違反に当たるから。
一名古屋人 2011-05-15 09:55:42



11. なるほど
>一名古屋人さま

課題がようやく見えました。ご丁寧に説明してくださって、ありがとうございます。心から感謝します。政務調査費の完全透明化と議会費は別問題という法論ですね。ここから、会派に持ち帰って話し合ってみます。
山田まな 2011-05-15 10:23:28