本日は昨日行われた「平成26年度 減税日本 総会」の模様をご紹介しようと思いますが、その前に本日、名古屋市内の保育所待機児童数が公表されたようですのでその話題を。
各社報道していますが私はメ〜テレのこの報道が取りあえず気に入りました。
名古屋市の保育所の待機児童の数が、4月1日現在でゼロになったことがわかりました。
名古屋市では去年280人の待機児童がいましたが、4月1日現在では、保育所の新設などで統計開始以来初めてゼロになりました。名古屋市の河村市長は「いわゆる待機児童数が名古屋がゼロになった。少しでも働くお母さんの応援ができたんじゃないか」と話しました。一方で、保護者が育児休業中の場合など、待機児童にカウントされない子どもは756人います。市は来年4月までに、過去最大となる2630人分の入所枠を拡大する予定です。
http://www.nagoyatv.com/news/?id=77665&p=1
(メ〜テレ 2014年05月22日 12:15)
実は4月の早い段階で「名古屋市内の待機児童ゼロは達成できなかった」という情報が寄せられた。つまりその人の目の前に「待機児童が居る」状態だったようです。しかし、国の基準による「待機児童」の定義には様々な条件が加えられており、こうした条件を除外すると現に存在する「待機児童」も居なくなる事になるようだ。
つまり「すでに兄(姉)が特定の保育所に通っているので弟(妹)も同じ施設に預けたい」「送り迎えが可能な施設に預けたい」などの理由から、斡旋を拒否した者は除外される。またこの報道にもあるように保護者が育児休業などの場合にも除外される。(しかし、預けられないために休業しているという原因と結果が逆転しているような事情は考慮されていない)
実は名古屋市内においては受け入れ人数に達していない施設もあるようだ。
更に、これら託児施設の内容という問題も指摘されている。
そもそもこうした都市圏における待機児童問題というのは若者の貧困の問題であると思える。特に女性の貧困というのは酷い状態だ。
データえっせい: 母子世帯の相対収入の国際比較
こういった問題に目を向けなければならないだろうし、「待機児童数」はゼロになったとしても、まだ「預けたくても預けられない子どもが756人」居る事には違いがない。
「待機児童ゼロを達成した」と胸を張るような事はよしていただきたいものだ。
というか、遅すぎるし、みみっち過ぎる。*1
さて、昨日「平成26年度 減税日本 総会」が行われていたわけだが、その裏でこんな事も起きていたようだ。
橋下氏と石原氏、分裂回避で一致 維新、結いと合併巡り
日本維新の会の橋下徹、石原慎太郎両共同代表が21日、名古屋市内のホテルで会談した。(略)
http://www.asahi.com/articles/ASG5P7FY3G5PUTFK014.html
(朝日新聞デジタル 2014年5月22日02時46分)
何故か日本維新の会の橋下代表と石原代表が、名古屋で会合を持ったそうなのに。
「名古屋維新の会」の山本久樹市議とか、第三極の連携を模索している減税日本の河村代表はお会いにならなかった?
その減税日本が同日、同時刻に車で30分とかからない場所で「総会」を開いているのだから、橋下、石原両代表のお二人かどちらかぐらいはご挨拶があっても良いのではとも思うのだけれど、完全無視だったようですね。
さて、いよいよ本題の「減税日本 総会」。東区のウィル愛知2F 特別会議室(収容人数63人)におよそ30人弱の参加者で開催されたそうです。ほとんどが市議、県議などの公職者という事ですよね。政党の総会なのに。
主な議題は規約で定められた年度の収支報告と、この4月に任期が切れていた代表を含む役員の選出だったようです。*2
この席上、少々波乱もあったようです。
副代表として佐藤夕子前衆議院議員が指名された際に、三宅県議が発言を求め、「公職者でもない佐藤氏を副代表とすることに異議がある」と述べたようです。
しかし、結局「河村代表の選ばれた事ですから」と議論も起きずに、結果的に「シャンシャン」となってしまい。予定通り一時間もかからずに終了したとの事。
また席上、6月までに現職市議、県議と河村代表の面談を設け、地方選挙に備えると発表があったようです。それなら、山本市議と佐藤副代表のやった面談は何だったのか?というような疑問は彼らの中からは起きないのでしょうかね。
その「名古屋維新の会」の山本市議も、あくまで「対等合併」を主張する河村代表の頑迷さに、少々腰が引けているそうです。少なくとも国政政党である「日本維新の会」や「結いの党」と「減税日本」では「対等合併」はあり得ないでしょう。
結局、「日本維新の会」からは上で述べたような扱いを受ける事となってしまいました。
ざまぁみさらせギコギコハΨ(`▽´)Ψ
一部、不適切な表現が紛れ込みましたが。
しかしここでまたもや面白い話が漏れ伝わってきました。
この山本市議に減税日本の冨口さんが(私は彼を「市議」とは認めておりませんので「さん」付けで呼びます)
市民に嘘をつく名古屋市議その2、富口潤之輔 - 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0
この冨口さんが「どの区でも良いので維新から公認をください」と訴えたそうです。
減税日本の事も、守山区の事もどうでも良いんでしょうね。
そもそも公約に掲げた「毎月の市政報告会」も開かれていないようですし。
守山区・富口潤之輔氏について(2) - 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0
勝手に守山区で市政報告会を開催! - 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0
守山区における活動もな〜〜〜んにも見えませんからね。
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