市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

南京事件について議論をしない河村たかし

 今回のエントリーは「南京問題」を扱う。
 この件に付いては完全に腹に据えかねている。

 一言言わせていただこう「河村たかしは卑怯者である!
 あ〜すっきりした。
 これ以降は一応「敬称」を付けるようにしよう。

 当ブログでは過去にもこの問題については掘り下げている。
 南京問題発言の検証(前編) - 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0
 南京問題発言の検証(後編) - 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0

 そして
 自由な議論で南京を語る会? - 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を! Ver.2.0

 河村市長の「南京問題」に関する理解ははなはだいい加減で浅い。
 その論拠となる情報に、学術的に否定されている東中野修道氏を引いてみたり、「南京事件というのは無かったのではないかと。通常の戦闘行為はあるけどね、あって残念だけれど」という問題発言にしても。
 そもそも南京大虐殺」と言われる逸脱行為が発生したのは「南京入城」以降のことであり、その時にはすでに「通常戦闘行為」も終了していた事は周知の前提である。

 さらに「南京大虐殺」に対して否定するだけの根拠を、河村氏は示したことがない。

 それでいて「自由に議論したいだけ」と言いながら、その議論の場にも出てこない。

 卑怯で、適当な放言を言いっ放しにして、人々に迷惑をかけているだけではないか。

 いったいこの問題、発言で、何がどう改善され、将来的にはどうしたいのか。
 河村氏の行動には政治的戦略目標も有る様には見えない。

 9月30日の中日新聞県内版に左に示したような記事が載った。

 池住義憲立教大学教授などが主催する「アジア太平洋・平和文化フォーラム」が29日に南京を訪れ、現地の民間団体らと交流会を開いたという記事だ。

 友好都市提携をしている名古屋市と南京市の間の交流も、河村氏の「南京大虐殺」否定発言で停止している。これを受けて、出席者全員で抗議文を取りまとめたと伝えている。
(画面の左手前の白髪が池住氏だね)


 実は「アジア太平洋・平和文化フォーラム」のアプローチはこの抗議文の前に前段がある。
 9月2日に「名古屋市長 河村たかし様」宛てに「質問書」を送っているのである。

 2012.9.02⇒ - アジア太平洋・平和文化フォーラム

「アジア太平洋・平和文化フォーラム」(以下「フォーラム」)は、2011年7月、文化・芸術交流を通して相互理解と協力関係を深め、アジア太平洋地域の平和に貢献することを目的として設立された市民団体です。

この度私たちフォーラムは、来る9月29日、日中友好条約締結35周年を記念して中国民間アジア平和文化交流会と協働し、『正しい歴史認識は未来を創る出発点!』をテーマとした民間国際フォーラムを南京市内にて開催します。
(略)
◇◇ 質問事項 ◇◇

1.2012年2月20日、南京市から名古屋市を表敬訪問した南京市共産党委員会常任委員らによる公的な訪日代表団に対して行った「南京事件」を否定する発言を撤回する意志はありますか、ありませんか? その理由は何ですか?

2.名古屋・南京両市間の壊れた信頼・友好関係を、今後どのように修復・改善させていこうと考えていますか?

2012.9.02⇒ - アジア太平洋・平和文化フォーラム

 これに対する回答が以下の通りだ。
 2012.9.18⇒ - アジア太平洋・平和文化フォーラム

1について
 2012年2月20日に、南京市からの代表団に対して行った「いわゆる南京事件」に関する発言は、名古屋市としての公式見解ではございませんので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2について
 これまで積上げてきた友好交流を継続していくためにも、名古屋・南京友好都市提携35周年記念事業を実施していきたいと考えております。関係機関と協力・連携し、事業が実施できるよう努力してまいります。

 担当課 名古屋市市長室国際交流課

2012.9.18⇒ - アジア太平洋・平和文化フォーラム

 ふざけるな!

 フォーラムが質問を送った先は「名古屋市長 河村たかし様」なのである。ご本人はマニフェストにも一項目を設けて(中身の記載が一切無いが)「政策8 南京事件 日本国内で自由な議論」と言っているではないか。
 http://genzeinippon.com/manifesto201304explain.pdf

 現地へ行って対話をしてこようという団体に対する質問を、担当部局(?*1)に丸投げするというのは、いったいどういうつもりか。

 議論をする気などないじゃないか。

 なおかつ、名古屋市に対する公式な訪問団に対して、市長が貴賓室で行った発言が、「 名古屋市としての公式見解ではございませんので」云々と逃げるとはどうしたことか。

 ならば、あれは公務ではなかったということなのか。

 そうであるなら、名古屋市は公式に南京市に事情の説明を行い、謝罪すればいいではないか。「公式訪問団がおこしになった際に、手違いから近所の酔っ払いのオヤジが紛れ込んで、適当な放言を行い、真に不愉快な想いをさせて申し訳ない。」とでも。


 更に、2については、半分嘘なんじゃないのか?

 確かに今年は「名古屋・南京友好都市提携35周年」だ。

 しかし、その記念事業がいったい何処で開かれるのだ?
 これの事か?
 名古屋・南京友好都市提携35周年記念 中国茶講座開催 - 新着情報一覧

 これ以上が可能なのか?

 「実施していきたいと考えております」と言ったって、無理だろう。
 「事業が実施できるよう努力してまいります」と言ってみて、実現できるのか?

 それどころか、もうすぐ名古屋祭りだ。名古屋祭りには友好都市から様々な参加がなされる。
 【終了】名古屋まつり イベントのお知らせ - 新着情報一覧

 本当にわだかまりなく、心からの交流が正常化されるのは何時になるのだろうか。

 そして、事がここまでこじれたというのに、無責任にも何も手を打たず、問題を役所に丸投げして議論にも参加しない。卑怯で小心者の愚劣漢が、「名古屋市長 河村たかし様」なのである。


*1:本来そんなものがあるのか