今日は画像が多い上に話題が豊富なのであれこれ書かない。
減税日本ナゴヤは市議報酬800万円を超える部分について、それを受け取らないとしている。
その「超過分」の取扱いは平成29年4月より「減税日本ナゴヤ800万円を超える議員報酬の取り扱いに関する規約」によって管理しているそうだ。
西日本豪雨災害により被災された皆様へ義援金を送りました。 | お知らせ | 減税日本ナゴヤ市議団
しかし、減税日本ナゴヤ市議団のサイトのどこを見てもこの「規約」が掲載されていない。減税日本を見てもない。
そこで、私はこの「規約」を見せてもらうために「内容証明&配達通知&公開質問状」を送った。
(画像はすべてクリックすると別窓で見ることができる)
10月2日には届いているそうだ。すると、2週間後の回答期限というのは16日になる。しかし待てど暮らせど回答は来なかった。そこである方に電話を入れてどうなっているのかと内々につついてみた。どうも、市議団で通知を受けたようだが、その後の対応については判らないという事だった。同時に、減税日本ナゴヤ市議団の控え室にも氏名と電話番号を名乗って折り返し連絡をくれと催促をした。(ただし、市議は不在だったので、職員への言伝になる)
ところがこの1週間待っても返答がない。
そこでしびれを切らして、浅井団長、大村副団長の元に電話をしてみた。浅井団長の電話はいくらかけても誰も出ない。大村副団長は留守番の女性が出る、名前と電話番号を伝え、折り返しの電話を要請したが返答はない。(市議として緊急電話とか対応しなくていいんだろうか?)
田山幹事長からは以前携帯電話で連絡をいただいているので、その番号に折り返しかけたところ本人が出てこの「内容証明&配達通知&公開質問状」について確認したところ「専門家に相談しており、専門家の見解が出ないので回答できない。もう少し待ってほしい」との回答を得た。
しかし、社会人としての常識で言うならば、回答期限を決められて問い合わせを受け、期限までに回答できないのであればとりあえずは期限以内に、回答期限の延長を申し入れるべきではないのだろうか?
また、田山幹事長は「専門家にメールで要請している」という事も言っていたので話の中で「そのメールをCCで送ってもらえないか」と要請したところ「メールで話はしていない」という事をいう。
たった3分も前の話と食い違うのだから脳みそが痒くなる。
そこで、こうした「内容証明&配達通知&公開質問状」について、もう公開してしまって皆さんと待つことにする。
自分たちの主要政策(?)である議員報酬800万円に関わる「規則」について、それを公開するかどうかについて、なぜ専門家に聞いたり、3週間もかかったりするんだろうか?
そして、ついでに減税日本ナゴヤに関わる政治資金収支報告書の問題について公表したい。
(自民党も立憲民主党もにぎやかな事なので、地域政党減税日本も参加しないとね!)
さて、では本題の前に「前座」をお願いしましょう。
この3分前に言った事と違う事をおっしゃる田山幹事長だ。
田山幹事長の平成26年の収支報告書の一部がこちら。
田山幹事長の平成27年の収支報告書の一部がこちら。
田山幹事長の平成28年の収支報告書の一部がこちら。
これらの収支報告書は愛知県の選挙管理委員会のサイトに行くとモザイク無しで見ることができる。
田山26年分(PDF)
田山27年分(PDF)
田山28年分(PDF)
角田朝男さんなる方から篤い寄付を受けているのが判る。
26年には12万円(26.1.10)
27年には20万円(27.7.16)
28年にはナント100万円(28.1.5)の寄付を受けている。
なんとも有り難い事ですねぇ。
さて、この角田朝男さんなる人物。ちょっとした有名人でもある。
「ブラック企業大賞2017」を取った「アリさんマークの引越社」の創業者なのだ。
ブラック企業大賞2017 大賞は「アリさんマークの引越社」 | ハフポスト
アリさんマークの引越社が悪あがき
引越社 - Wikipedia
人事委員会の勧告を破って市の職員給与を下げようとしてみたり、市議報酬を下げたり、市長給与を下げたり、「縮小均衡論」というか、誤った経済政策と、こうした「ブラック企業」の在り方は通じるものがある。
「豊かさはお金の形で貯め込めると思っている病(やまい)」(by 「キミのお金はどこに消えるのか」)だ。豊かさとは循環であり、経済の要諦は回転なのに、それを「貯め込む」ことが「豊かさ」と誤認してしまっている。これはまさに、畳の下に大金をため込んで死んでしまう老人の姿に似ている。
- 作者: 井上純一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/08/04
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (7件) を見る
2018-08-20 縮小均衡論の罪
2012-04-19 それは原因ではなく結果である
2012-04-20 預金超過額が多くなる社会を肯定できるのか
ブラック企業と減税日本が親和性が良いという事なんだろう。
さて、田山幹事長の件は違法行為ではない。しかし次はそうはいかない。
減税日本ナゴヤに所属した中区選出の市議、高橋圭三前市議は平成27年10月21日に亡くなっている。
正月の減税日本の街宣。大須から熱田神宮まで雪の中一緒に自転車で走ったのは楽しい思い出だ。
その高橋前市議の名前の政治団体がある。
平成26年分の一部がこれだ。
奇異な事に代表は高橋前市議本人ではなく佐藤敦(当時は県議)になっている。
また、会計責任者になっているのは橋本達郎さん。
このヒトは河村たかし事務所の職員だろ?
この写真は河村たかし減税日本代表と街宣に向かう橋本達郎さん(左手前)だ。
平成27年分がこれ
浅井なる人物から100万円の寄附を受けている。
(画像をクリックすると別窓で見ることができる)
そして、残念ながら高橋前市議はお亡くなりになり、平成28年に「高橋圭三政策研究会」は解散している。解散は平成28年5月6日、最終的に56万9576円が残り、それは「佐藤あつし政策研究会」に寄付という形で移されている。(平成28年4月23日)
さて、ではその「佐藤あつし政策研究会」の収支報告はどうなっているだろうか?
平成26年にご自分で70万円寄附して設立し、
平成27年には高橋圭三政策研究会に100万円寄付された方と同じ方が150万円(政治資金規正法の個人による寄付の限度額)を寄付されている。ちなみに代表が同一人物であっても、異なる政治団体に対してそれぞれ年150万円までの寄附は合法だそうだ。
平成28年には同じ人物からまた150万円、そして減税日本から16万円が寄付されている。
2ページ目の「収支の状況」を見ると、この2件、合わせて166万円が平成28年における「佐藤あつし政策研究会」の収入となるらしい・・・・・?
えッ?
「高橋圭三政策研究会」解散時に「佐藤あつし政策研究会」に移した56万9576円(平成28年5月6日 平成28年4月23日付け)はどこに消えたの?
故意にやったのなら不実記載ですし、ミスであれば余りに無責任ではないだろうか?(さらに、そうなると、事実上一人の人から150万円を越える寄付を受けたことになるんじゃないのか?)
くどいようだが、こうした情報はすべて愛知県選挙管理委員会の公開している情報であって、オリジナルをご覧になればモザイク無しで全てが見れる。
高橋26年分(PDF)
高橋27年分(PDF)
高橋28年分(PDF)
佐藤26年分(PDF)
佐藤27年分(PDF)
佐藤28年分(PDF)
佐藤28年分-魚拓-(PDF)
「高橋圭三政策研究会」の全財産の所管について、このようなミスをするというのは、それも会計責任者は河村たかし事務所の職員だ。
ずさん
こんな人たちが名古屋市の、決算を確認できるのだろうか。
市議報酬800万円で、市議の椅子を「安売り」して、こんな連中ばかりになったら。
いったい亡くなった高橋圭三前市議にも申し訳ないと思わないのだろうか?名前を汚す行為だろう。
この写真は今年の9月4日佐藤あつし市議が行っているFM放送の模様を 市議本人が facebook に掲載したものだ。
9月4日午後11時17分
「ピカピカゴロゴロ台風直後の不安定な夜空を
背景に今夜もロックな生放送でした。♬
祝!ギターソロ成功(顔文字)」
台風21号:東海3県でも被害 死者2人、133人重軽傷
台風21号は、東海3県でも大きな被害をもたらした。5日午前11時現在、三重県で1人が死亡、1人が行方不明となり、愛知県でも1人が死亡、1人が意識不明の重体になっている。そのほか、3県で133人が重軽傷を負った。
三重県四日市市西坂部町では、70代男性が自宅屋根を修理中に強風にあおられて転倒し死亡した。愛知県愛西市では、無職男性(88)が頭蓋骨(ずがいこつ)を骨折し、意識不明の重体。愛知県警は強風で飛ばされたトタン板が当たり負傷したとみている。名古屋市昭和区では強風で倒れた無職男性(74)が死亡、三重県伊賀市では90代女性が行方不明になっている。そのほか、愛知県で61人、三重県で27人、岐阜県で45人が重軽傷を負った。
https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Fc_co9FFpQ8J:https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20180905k0000e040276000c/+&cd=2&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
伊勢湾台風の直後、肩までつかる水の中を筏を押して避難する人たち=1959年9月29日、名古屋市南区で
伊勢湾台風災害の救援活動をした拓大生 – 拓殖大学学友会
名古屋市、台風21号被害で追加補正
名古屋市は19日、台風21号による被害対策として、約2億1500万円を9月補正予算案に追加計上すると発表した。台風によって故障した街路灯の修理費用などに約1億3600万円、公園で倒れた樹木の撤去に約7900万円を充てる。25日にも市議会に提出する。
名古屋市、台風21号被害で追加補正 :日本経済新聞
佐藤あつし(敬称略)は中川区の住民であるが、中区選出の名古屋市会議員である。
当時は台風21号の警戒で、当たり前の市議なら自宅に待機しているか、消防団に所属している市議であれば団詰め所に控えて万一に備えていた。
皆、市民、区民の身に災害が及ばないように祈っていたのだ。
それを「今夜もロックな生放送でした」?
あ゛〜?
ダッサ
ロックな人間が、県議だの市議だの、権力を求めるのか!バカが!
次の写真はその佐藤あつしの facebook 掲載の写真だ。
このFM放送に、演奏会の写真、市議としての話題は何かのセレモニーへの出席や見学程度。
市政の話題も、区民の陳情や困りごとなど載った試しがない。
こんな者に市議報酬800万円は高すぎないか。
そして、こんな者を補欠選挙で公認する減税日本というのはどういう政党なんだ?
佐藤あつしは、県議の時に、申し合わせであった県議報酬800万円超過分を、申し合わせに反して受け取り、家まで新築してんだぞ。(受け取ったことは私にも直接認めていたからな)
2016-06-26 減税日本と言う政党についての、ちょっと驚くべき事柄。
つまり、県議として議員報酬800万円の方針に反していて、それでも減税日本から公認貰えてんだから、減税日本という政党のいい加減さ、杜撰さが分かろうというものだろう。
もう一度言う、こんな者を市会議員に選んではいけない。
ダサすぎる。
さて、24日は河村城騒動に対する住民監査請求の陳述を行います。
住民監査請求書.pdf - Google ドライブ
止まるか?
河村城騒動!
追記:
小泉&竹中構造改革から始まった「縮小均衡論」はこの日本を決定的にむしばんでいる。
「豊かさはお金の形で貯め込めると思っている病(やまい)」から脱却しなければ、本当にこの国は深刻な状況に陥るだろう。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181023/k10011682391000.html
マカオ転職で給料4倍! このままでは日本の賃金が危ない! (1/3) - ITmedia ビジネスオンライン
追記:
本日(平成30年10月26日)の中日新聞朝刊、第二社会面に佐藤敦市議の政治資金収支報告書の問題が掲載された。
記事よれば「亡くなった市議の団体を解散する際、佐藤氏が代表に就いて政治活動費を整理し、通帳の残額を遺族の同意の上で自らの団体に寄付した」との事だが、佐藤市議は「高橋圭三政策研究会」に平成26年の段階で代表に就いている。この説明はおかしい。代表が佐藤市議であればこの団体の財産は、佐藤市議の管理下にあるのであって、高橋さんの名前を冠していても財産が高橋さんの家族のものとなることは無い。
説明に食い違いが生じている。
また、自らの団体に、平成28年4月に寄付した事を認めるとすると、一人の人からの寄付が事実上年間150万円を越えることになる。
そうした「迂回献金」の疑念を持たれないためには、浅井氏からの平成28年8月24日の寄付を43万円程度にとどめておくべきだったのだが、そもそも高橋さんの名前を冠した団体からの寄付行為自体があったのだろうか。
古い内部情報を聞く機会があったが、それについては稿を改めましょう。