今日は訂正から入ります。
このブログに私は誤りを書きました。
その訂正を行います。
そして、それによって事実誤認をされていた方々には謝罪を行います。
まことに申し訳ございませんでした。
当ブログはこのところ、次のような文章を連続で掲載しております。
しばらく、この記事のこの部分については特に繰り返し掲載しよう。
そしてこうした「ウソ」が正常化されるまでは
河村たかし は呼び捨てで構わないだろう。
として、
平成18年1月27日、衆議院の議院運営委員会において、次のように発言した人物が居た。
私の個人のことは、私の責任で答えさせていただきたいと思います。
私はかねがね、非常に孤独な闘いでしたけれども、議員年金というものは、先がた言いましたように、議員は国民と同じ年金で生活すべきだと言っておりましたから、仮に廃止できなかった場合は全額寄附すると……(鈴木(恒)委員「寄附はできないです」と呼ぶ)いや、退職していますから、当然、議員年金をもらうときには。退職してからのことですから、それは間違いなんです。そう言っておりました。
今回の場合は、まだ私たちの案がかかっておりますので変なことは申し上げられませんが、納付金につきましても、これは先ほど言いましたように全額税金でございますし、加えて、これは既に所得税三〇%それから住民税一三%の社会保険料控除があるのですね。それをもらうということは、私は潔しとはいたしません。
ですから、一円もみずからのものにはいたしません、絶対に。それだけはここで、せっかくのチャンスが与えられましたので約束しておきます。
衆議院会議録情報 第164回国会 議院運営委員会 第4号
この発言について、当ブログは次のように主張していた。
議員年金を一円も受け取らないと国会で述べた人物。その発言がこのように国会における議事録に残っている人物。これは誰あろう、河村たかし(当時は衆議院議員)である。(ちゃんと標準語で話している)
さて、その河村氏、現在は皆さんも御存知のようにこの名古屋市の市長をされており、すでに議員年金を受け取れる年令に達している。
そして、国会議員年金というのは、一括で受け取る方法と、月ごとに分割して受け取る方法があるそうだ。これは手続きをしなければ支給されない。
国会事務局は年金の支給について、個人情報として情報公開してくれない。
しかし、不確かな情報ながら、河村元衆議院議員は年金受給手続きを取っていないということだ。確かに、河村氏が年金を受け取って、それをどこかに寄付したという話は聞かない。
「一円も受け取らない」とするのであれば、受給年齢に達した時点で一括支給を受けて、全額をしかるべきところに寄付してしまえば簡単なのだろうに、その「約束」は果たされていない。
こう述べているように、私はまったく異なる2つのニュースソースより、「河村たかしは国会議員年金の受け取りについて、手続きをしていない」という情報を得ていた。
国会議員年金は、当事者(当事者が亡くなった際には遺族)が手続きをしなければ受給されないそうで、国会議員年金を「議員特権」と批判し、「一円も受け取らない」と言っていたのであれば、一括受取りを行い、すべてをどこかに寄付でもしてしまうのが一番手っ取り早い処分の方法であるし、または、なんらかの法的手続きを行い、自分も遺族も受け取れなくすることも可能だろう。(公正証書などを巻くとか)
こうした疑問を、11月10日(土曜日)に名東区で行われた「次期総合計画タウンミーティング」の席上でぶつけてみた。
そうしたところ、河村たかしの回答は。
「国会議員年金は受け取っている。
すべて通帳に積んである。
記者会見でそれを示している。
おまえさんは、それを知らないからいかんのだわ」と回答した。
この回答を受けて、各所にこうした記者会見の事実を確認してみた。
土曜日なので連絡のつかなかった人も多かったが、一人が数年前に記者会見で受給の公表と、貯金通帳のコピーを示した事を確認した。
まず、私は、私がこれを知らない事がいけないとは思わない。現役市政記者でもこの事実を知らない者もいたぐらいだ。
と言うよりも、私にどうやって知れというのだろうか?
市長記者会見と言うのは、公務部分と政務部分があり、公務、市長としての会見部分については名古屋市のホームページに公表される。しかし、それに続く政務、政治家としての河村たかしの動向については、名古屋市の公式なコンテンツとしては公表されない。情報公開請求しても「市としては与り知らぬ事」とされる。そうした政務部分の記者会見については、掲載価値があると判断されればマスコミは掲載するだろうが、そう判断されなければ掲載もされない。
つまり、記者会見で示したからといって国民、有権者に対する説明責任が果たされたと思うのは大きな間違いだ。
それよりも、自分でも党のホームページやら自身のサイトを展開しているのだから、そこに掲載すればよいのではないのか?
かの、則竹元市議でも、市会における費用弁償については、毎月残高を掲載していた。
それであるなら、河村たかしも、その積み上げてある通帳について、残高の表示ぐらいすべきだろう。
さらに、疑念がある。
減税日本ナゴヤは、各地の災害などに際して、自分たちの「議員報酬預託金分」を寄付している。
西日本豪雨災害により被災された皆様へ義援金を送りました。 | お知らせ | 減税日本ナゴヤ市議団
大阪北部地震により被災された皆様へ義援金を送りました。 | お知らせ | 減税日本ナゴヤ市議団
九州北部豪雨災害により被災された皆様へお見舞いの義援金を送りました。 | お知らせ | 減税日本ナゴヤ市議団
議員報酬増額分および募金活動等による募金を義援金として熊本県に寄付いたしました。 | お知らせ | 減税日本ナゴヤ市議団
こうした際に、この河村たかしの「国会議員年金預託金分」は支出されていない。
減税日本ナゴヤの市議についても、「議員報酬預託金分」が実は、「積立退職金」ではないのかという疑念は拭えない、河村たかしについても、自身が公職を離れた後に、その「国会議員年金預託金分」はどのように処分されるのか不明であり、国会における約束が果たされるのか疑念がある。また、河村たかしが死んだあと、遺族が受け取る事について「自分は一円も受け取らないが、遺族は違う」とでも言うつもりなのだろうか?
河村たかしは国会議員年金が「国会議員の特権である」と批判したわけだ。私は国会議員年金はあってしかるべきだと思うのだが、彼はそれを批判したのであって、自身の年金受け取りは、元よりこうした発言を違える行為となる。遺族年金についても国民年金程度の金額まで受け取るなとは言わない、しかし、遺族が国会議員年金としての遺族年金を受け取ってしまっては、その言葉は嘘になる。
それに対して、法的に有為な措置を講じていないのなら、やはり「嘘」を付いていると断じさせていただく。
繰り返すようだが、説明責任は法を越える主張をする者にあるのであって、河村たかしにある。
そして、当ブログによって「河村たかしは国会議員年金について、受給手続きをしていない」と誤認された方には、訂正をして、お詫びする。申し訳ありませんでした。
こうしたタウンミーティングに参加してみると、色々な意見があって参考になる。
西区のタウンミーティングでは余にバカバカしい事があって、深く考え込んでしまった。
一人の若者が
「外国人労働者を受け入れているが、それだけではなく、国内の、若者の給与水準も上げていかなければならないのでは」と訴えていた。
「誰に?」
「何を?」
だから、若者の給与水準を上げるべきだって。
河村はへらへらと判ったような判らないような事を答えていたが、地域の、例えば愛知県とか名古屋市の、給与水準と言うのは様々な指標から導き出されて、その根拠の一つがその地域の公務員給与水準となる。
つまり、その地域の公務員給与が高ければ、民間給与の水準も高くなり、公務員給与の水準を低く抑えれば、民間給与も低く誘導される。さて、この若者は、若者の給与を高くするべきと主張したわけだが、法に反してまでそれを阻んでいるのは誰だろうか?
2015-02-03 人事院総裁に対する恥の上塗り
2015-03-05 名古屋市特別職・北角嘉幸市長特別秘書
本日の中日新聞市民版に小さく「統一選向け東京で減税日本が政治塾」という記事が載っていた。
そのテーマが痺れる。
「待たれる、経済学にもとづいた、庶民のための正しい保守政党」ときた。
一つのセンテンスにこれほどツッコミどころを入れられるのは才能だろう。
追記:このテーマを Google で検索してみると、笑えます。
google:待たれる、経済学にもとづいた、庶民のための正しい保守政党
河村は「庶民革命」と語ってきた。事ある毎に現行制度を批判している。どこが「保守」なんだろうか?
保守とは、そこに基盤となる哲学が必要となる筈だ。「俺がそう思うから」では保守の主張は成立しない。
河村たかしはどこをどうひっくり返しても、「保守政治家」ではないし、「革命」を標榜する政党が「保守政党」であるわけがない。ナンチャッテ右翼ではあるし、在特会から熱烈支持を受けているが「保守政党」と言われて、頷ける者は、・・・まあ、その程度と言う事だろう。
そして、最高に震えるのが「経済学にもとづいた」だ。
2011-10-30 リチャード・クーさんの本を読んでみた(前編)
2011-12-19 「正しい経済学」が導く減税の意味(前編)
2015-02-16 減税検証シミュレーションに対する疑惑
2017-11-18 霞と消えた1128億円
この4件と、そこからのリンクで明白だろう。河村流経済論には根拠は無い。
河村たかしの経済論を肯定した人物と言えば、竹中平蔵と吉田寛程度しか知らないし。つまりは、この系列のトンデモ経済学ぐらいでなければ河村経済学を肯定などできないという事だ。
もう、この論点に関しては、ややこしい経済学の議論は必要ないと思う。
河村たかしは喜んで「日本で減税をやっているのは名古屋だけ」と語っているが、日本で唯一地方税減税を実施しているのは、間違いなく名古屋だけになってしまった。その他の地域は独自減税を止めている。それはなぜか。意味が無いからだ。住民に不利益になるからで、経済学的に間違っているからだ。
このように追従者が絶滅した事実を見るだけで、河村流減税、河村流経済学が間違っている事は明白だ。
これほどまでにきれいさっぱり「駆逐」された今となっては、その論理が誤りであったとする以外ない筈だ。
まあ、判らなければ判らないままでも結構だが。
予告:次回は減税日本ナゴヤの団長、浅井市議(名東区選出)についての話題に触れます。お楽しみに!
しばらく連続投降しておこう。
名古屋市 平成28年 6月 定例会 06月14日−11号
木造復元となれば、(略)名古屋市民の皆さんに夢と希望と勇気を与えるものは本物の木造天守閣であり、まさに時代を超えた人々の願いになると私は信じています。
名古屋城を名古屋のシンボル、日本の宝、世界に誇れる宝物として、未来の名古屋の子供たちに残すために大きな一歩をともに踏み出そうではありませんか。どうか議員の皆さんにおかれましても、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。私自身、命がけ、不退転の決意で臨んでまいります。
本当の命までは取らない、しかしここまで言ったのだから、政治生命ぐらいはかけるべきだろう。さあ、いざとなったら潔く、辞めていただこう。
今後、1月に一回程度、
北区にある「北生涯学習センター」で「名古屋城の有形文化財登録を求める会」の月例勉強会を開きます。
名古屋城の有形文化財登録を求める会
生涯学習Webナビなごや 空室情報 北生涯学習センター 施設情報詳細
11月27日(火) 18:30〜21:00 第2集会室
12月15日(土) 13:30〜16:30 視聴覚室
12月23日(日) 13:30〜16:30 第3集会室
1月13日(日) 13:30〜16:30 第6集会室
11月27日(火)は監査請求の結果説明と、住民訴訟移行への説明、及び質疑
12月15日(土)、23日(日)の会合は、住民監査の説明と、住民訴訟の説明になるかと思います。
※どなたでもご参加いただけます。